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代表のボランチの新旧ゲームメーカーは名波と中村憲剛だと思うんですけど。
全盛期の名波と現在の中村憲剛ではどちらが上ですか?
全盛期の名波というと2000年アジアカップにMVP取ってるからその時ですかね。

A 回答 (1件)

名波は当時の代表の中では非常に視野が広く、精度の高い長短のパスを駆使してゲームを組み立てていく選手、という印象がありました。


対する中村憲剛ですが、長短のパスの精度が高いことやシステムの中での配置は確かに名波と同じです。
ですが、フリーキックだけみれば中村の方がいい気もするし、視野の広さを見れば名波の方が上かも知れない。中村はドリブル技術もそこそこあるので頻繁に前線まで切り込んで行きますが、名波はそこまでではない分守備面での貢献度は中村に勝っていたかも知れません。

上記のように少しずつスタイルが違うので、単純に両者を比較することはとても難しいです。
ご自分の好きなスタイルや技術の能力値が高い方を「上」としてとらえるしかないと思いますが、あくまで主観的な意見であることをお忘れなく。

個人的な意見を言わせてもらえば、時代が異なる選手を比較することはナンセンスだと考えています。
理由としては、戦術は時代と共に常に変化していくもので、同ポジションだとしても求められる役割が違ってきていること。
二つ目に、その選手がサッカーをしてきた広義での環境は時代によって異なるということ。例えば、名波の少年時代は日本サッカーの冬の時代です。対する中村が中学・高校の時代には、すでに日本サッカーにプロ意識が定着し、海外のハイレベルなサッカーも手軽に見ることができるようになっていたと思われます。
年齢としては8歳しか(?)違わないのですが、日本サッカーの遍歴をみれば8年の変化量というのは膨大です。
当然、中村の方が吸収するものが多かったはずですが、もし名波が同じような社会環境でサッカーを始めていたらどうだったろう…という考え方もあるわけです。

昔、バレージが、同僚のマルディーニを以前の偉大なプレーヤーと比較されたことに対して憤慨したことがあるそうです。理由は上に書いたとおり。
記憶がおぼろで文面は正確ではありませんが、ある雑誌インタビューで彼はこうも言っています。
「偉大な選手はどの時代でプレーしても、どのポジションでサッカーを始めても偉大な選手になるはず。それだけの才能をもって生まれてきたのだ。」
「才能」が天性のものか努力の賜かという議論はさておき、私もバレージの意見に大いに賛成なのです。
どうかご参考までに。

 
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/02 00:11

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