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イラストのお仕事をされている方、或いは依頼される側の方に質問です。

ワタクシは、素人に毛が生えた、程度の技量三流以下イラストレーターです。
モチロン、イラストだけで生活は成り立ちませんのでハケンで働いています。

で、本日その派遣先の会社から、会社発行小冊子のカットの依頼を頂きました。「1カット千円×数点・原稿買い取り」の小さなお仕事です。
一応お引き受けし、早速ラフ作成にかかっていますが(締切が来週頭なので・・・)こういった場合簡単にでも契約書を交わすべきでしょうか?
特に、流用・二次使用が心配です。一応口頭では「今回の原稿料は小冊子のみに使用という条件で」と確認はしたんですけど・・・。

巷ではこの程度の小さなお仕事にいちいち契約書なんて作っちゃいないですよね。実は、他にもこういった規模の仕事はしていますが、どれも依頼者が信頼出来る方だったので今までは書類無し、口約束で済んでいました。
しかし、この会社には割と長く居るので会社の体質を知っており、契約・支払いその他諸々にルーズな内情を知っているだけに全く信頼出来ません。そもそも受けるべきじゃなかったとも思いますが・・・駆け出しイラストレーターとしては仕事を断るなんてのも恐れ多いです。

皆様はこういった「問題のありそうな」お仕事を引き受ける際、どうしていますか?また、もし無断流用などが発覚した際に参考になるサイトがあれば知りたいです。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

信用の有無によって対応を変えています。


信用のおけない、特に初めての相手と取引きする時は法的効力のある
契約書をつくりますね。
相手が契約書への署名捺印を拒んだ場合は取引きをしません。

>仕事を断るなんてのも恐れ多いです。

気持ちは解りますが、制作の仕事を続けていかれるのであれば最低限
“著作者人格権”“著作財産権”の2点はおさえておいてください。
これは制作者としてプロとしての責任です。描くことだけが
イラストレーターの責務ではありません。責任を果たさずして権利を
語ることはできませんよ。争いはなんの得にもなりません。争いの種は
事前に摘んでおくべきです。

[著作権情報センター]
http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime2.html

私の場合、継続して取引きのある相手でも、少なくとも見積り、納品書の
段階で前述についての詳細を記入することにしています。
これは法的効力云々ではなく相手に権利の所在を知らしめるためです。
争いで被る被害は金銭だけではありませんよ。時間を浪費し、信用すら
失ってしまいます。

基本、契約が結ばれていない場合は‘著作財産権’の譲渡は行われて
いないので、著作者であるあなたが権利を有する(当然“著作者人格権”
も)ことになりますが、
発注者側は金銭を支払った(支払う)ことを前提に

‘契約していない’→‘使用に制限がない’→‘自由に使える’

という解釈をすることが多いです。あなたが心配されていることは
かなり高い確立でトラブルになると思います。
(契約書がない場合でも支払われた金銭が大きい場合は‘著作財産権’の
譲渡が行われたと判断されることもあります)

以上をふまえ、経験上の一言。
問題のありそうな発注者とは原則、仕事をしない。それでも諸事情により
仕事をする場合は事前にかっちりとした契約を結ぶ。

トラブルに関してのサイトですが、その詳細によって解決策は異なる
ので、やることはやったが、どうしても争うことになった場合は、
やはり専門家に相談するのが一番です。私自身、利用したことがない
ものを教えてしまうのはどうかなぁと思うのですが一応。
行政書士会で無料の知的財産相談会を開いているようです(どこまでの
相談にのってくれるかはわかりません)。例として東京都と大阪府の
URLを貼っておきます。

[東京都行政書士会]
http://www.tokyo-gyosei.or.jp/

[東京都行政書士会 著作権相談センター](著作権判例あり)
http://chosakukenforum.tokyo-gyosei.or.jp/cgi-bi …

[大阪府行政書士会](多少のQ&Aあり)
http://www.osaka-gyoseishoshi.or.jp/copyright/

厳しい意見だとは思いますが、あなたの財産を守るためにも参考にして
いただければと思います。
最後で恐縮ですが、私は法律に明るいわけではありません。
表現、言い回し等に不備不足があった場合は許してくださいね。
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この回答へのお礼

大変丁寧に教えて頂き有難うございました。

「イラストでお金をもらう」という現象が始まったのがつい最近の事で
まだ右も左も判らない状況でした。
こういった事をじっくり検討する時間もなく、描く方だけで精一杯です。
が、やはり今後きちんと仕事として成り立つ様にするには
契約方面の勉強も必要だと再認識致しました。

今から、なんとか出来る範囲内で書類を作成してみようと思います。
あたたかいご意見に心から感謝致します。

お礼日時:2007/07/04 18:25

イラストレーターをしています。



私は小さなお仕事でも、簡単な発注書を先方に書いてもらってます。
内容は連絡先・原稿料・締め切り・その他条件についてです。
こちらで記入用紙を用意しています。
そういうものを、作られてはいかがでしょうか?

両者に悪意はなくても、記憶違いや解釈の違いによってのトラブルは
起きることがあります。私も以前、原稿料の相違がありました。
こういった書面を用意して、双方確認することで不安は解消されますよ。
万が一何かあったときも、書面での証拠が残ってると後々便利だと思います。
(直接法的効力があるわけでは無いので、そこら辺は専門家に要確認ですが)

書面記入にあたって嫌な顔をされたことはありませんが、
もしも気後れするようでしたら、「事務管理に必要なので」とか
「皆さんに書いてもらっているんです」など、
ひと言添えると良いかもしれません。
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この回答へのお礼

ご回答、有難うございました。

契約には「契約書」なのかと思っていましたが「発注書」というのもあるんですね!ごく当たり前の事なのかも知れませんが目からウロコです。

何もしないで後で嫌な思いをするよりは、面倒でも今のうちに
出来る事はしておいた方が良いですね。
(まぁ、私みたいに怠惰な者は一度痛い目にあってみるのも勉強になるかも知れませんが・・・)
早速、「発注書」を作成してみようと思います。大変参考になるご意見、心から感謝致します。

お礼日時:2007/07/04 18:33

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