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こんにちは。wani_waniと申します。

知り合いの女性(40代)がものすごく無農薬や自然なものにこだわっていて、例えば体に何かトラブルがあったりするとアドバイス理由として「無農薬じゃないからじゃない?」とか、「精製された白砂糖を使ってるからじゃない?」などと言います。

「じゃあなんでスーパーの野菜や白砂糖が悪いか説明してくほしい」というと「詳しいことはわからないけど、いいものを選んでいくことでその人自身が輝いてくるから」とか言われ、なんともいえませんでした。

もちろんそれはそれで正しいのかもしれません。
しかし、何でも「自然」「無農薬」で片付けてしまえるんだろうか? とふと思います。それでもその人のいい分に賛成できない私は「環境に優しくない愚民」なんだろうか? とも悩みます。

皆さんはどう思いますか?
お時間ある時でいいのでご意見が頂けたらと思います。。

A 回答 (8件)

昔、保健所で食品衛生監視員やってました。

一応、食の安全の専門家です。

職務経験からなのですが、「無農薬」とか「自然なもの」って言葉、ホントに信じます?
販売者の言うことを信じてそればっかり食べてるなんて、正直なところ、幸せというかかわいそうというか、本人は好きでやってるからいいかもしれないけど、一緒に生活する人は大変だろうなぁと思います。

40年50年前の農薬は、確かに発がん性や催奇性があったり、致死性が高いものがあったりしたけど、現在ではほとんど使われてません。

それに無農薬といっても、ダイオキシン系の農薬は土壌に長期間残っていて、40年前に販売中止(もちろん使用も禁止)された農薬が、特定の野菜から、広範囲の農地でしかも高濃度に検出されてる例もあります。

土壌汚染も怖い(カドミウム米とか)し、無農薬有機栽培やってれば寄生虫のリスクが増えるんですけどね。犬回虫が韓国産キムチで騒がれたけど、あんなもの日本で検査してこなかっただけで、おそらく日本産の生野菜にもたくさんついてますよ。周りを犬猫とかタヌキとかキツネとかがうろうろしてれば、絶対出ます。

偽装表示の問題だってありますよね。虫食い一つない、きれいな野菜なのに、なんで、お店に無農薬って書いてたら無農薬だと信じるのか(^_^; 何を根拠に信じてるのか。

本当かだたの都市伝説かは知りませんが、昔の職場ではまことしやかに「産直品販売所では農薬の抜き打ち検査なんかしないから、間違って農薬を多く(出荷直前まで)使ってしまった野菜を「無農薬」と称して売ってる」なんて話がありましたよ。ネット販売もおそらく同じような状況だろうし、農薬がかかった野菜を仕入れてきて「無農薬」って表示して売ったって、普通の人には分からないですよね。

それに最近の農薬は環境に優しくて(?)分解されやすいんです。
育てる時に農薬使ってたって、きちんと出荷前の休薬期間を守ったら、検査しても野菜から農薬は出てこないんです。卸売り市場とかで抜き打ち検査しても、ほとんど農薬が出ることってないですよ。

農薬の問題以外にも、近海ものの魚にはダイオキシン類が蓄積してるし、底モノの魚や沖合いの魚には水銀、海藻には砒素、肉には抗生物質や動物用医薬品、養殖魚には抗菌性物質のリスクがあります。
もちろん加工食品には添加物の心配があるけど、自然の食べ物だって無毒じゃありません。

植物は人間に食べられる宿命にあるなんていうのは人間の勝手な幻想で、消化されにくいように毒やアクを出して、なるべく食べられないように進化してます。
毒がない食べ物は、人間が食べるまえに細菌類がえさにしようと狙ってます。カビ毒に食中毒菌。O157みたいに死人が出る菌も色々あります。麦角アルカロイドなんて昔はかなりの死者出してますし。

100%安全な食べ物なんて幻想です。食べることは、実は常に危険と隣あわせです。近年、添加物やら農薬やら抗菌剤やらでまわりが無菌化されて、寄生虫や食中毒菌やカビの怖さを、みんなが忘れてるだけです。

一方で、日本国民の年配者のほとんどは昭和40年代までに発がん性や催奇性や致死性の高い添加物やら農薬やら使った食べ物食べてるのに、みんな長生きしてます。農薬かかってようが精白してようが、無事に長生きできることは実証済みです。な~んにも心配することないです。

それにしても、「この野菜は無農薬です。これを食べると健康になりますが、そうじゃなければガンになります」って、どっかで聞いたフレーズだと思いませんか?
「この壷には○○様のご利益があります。これを買うと先祖の霊が供養されて幸せになれますが、そうじゃなければガンになります」って、心霊商法の良くある手ですよね。まったく一緒です。

「どちらかというと無農薬を選びたい」ってのなら普通の感覚だと思うけど「何がなんでも無農薬じゃないとダメ」だとこだわってる人、周りが何を言っても受け入れない人ってのは、一種の強迫観念です。

たまたま対象が壷じゃなくて無農薬野菜だっただけで、心に不安のある人が、何かにすがりたくて、安心したくて頼ってるんです。
心に不安があってこだわってる人を、正論で論破するのは無理です。

というわけで、私は「なにがなんでも無農薬」の人の話は、聞き流してます。
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この回答へのお礼

とても詳しいご説明ありがとうございます。無農薬・自然マニアの方々もこのくらい説明してくれたらもっと尊敬するのになぁ、、と思います。(決して私が理論派とかそういう訳じゃなく、そういった方々があまりにも「気持ち」で話をしてくる人たちだから、、です。)聞き流す、、それはあ私にとって新しい手段かも知れません^^
本当にどうもありがとうございました

お礼日時:2007/07/05 20:59

ご質問は、マニアをどう思うか、でよろしいでしょうか?


それとも、「無農薬」「自然」にこだわる意味は何か? でしょうか?

何事もマニアとなりますと病的で、わたしも苦手ですが、
人に信念を押し付けることがなければ、個人的にはどうでもかまいません。
ただ、美食にこだわるならば、素材にはこだわらねばなりませんし、これは健康志向とはあまり関係のない話です。
ときには、それ自体も大量に採れば毒、というものは自然界にいくらでもあります。
新芽のものなどには、旬で美味しくても無農薬でも、食べ過ぎてはいけないものが多々ありますね。
薬効のあるものは過ぎれば必ず毒であるというのが、自然界の鉄則です。

まだほかの回答者から出ていないようなので、付け加えます。
生命力が強いか弱いか、ということが、食物としての良し悪しにつながります。
生き物は無菌環境やノンストレスな環境で生きているわけではありませんから、
体のトラブルはいくらでもあります。抵抗力や回復力が弱いのは現代人の特徴ですね。
これが弱いところに加えて、代謝機能や排泄機能も弱く、そこへ酸化しきった油脂だとか、
玄米ばかりの偏食だとか、薬品漬けの加工肉だとかを、胃に放り込んでいれば、確かに病気を招きます。

もしあなたとご家族が、快眠快食快便で、冷え性もなく、風邪もこじらせず、気分転換が出来、気力が充実して、
それなりに気を配った食事をおいしくいただいているなら、何も神経質になる必要はないと言えますが、
何を食べてわたしたちが生きているか、子孫が何を食べるか、程度のことは注意しておく必要があると思います。

土から育つ食物からこの50年間でみるみる失われたものも、抵抗力や回復力、生命力です。
雑草を抜く手間、不安定な収穫量、遅い成長のケアにかかるコストや労力や時間、休墾、
これらを調整して経済効率を優先した結果、肥沃な土でゆっくり育てられた植物に比べ、
生命力の弱い植物が増え、それが食物連鎖に入ることになりました。

動物のストレスへの抵抗力や、感情をつかさどる脳の機能、愛情の直感力が低下していることに、
少しずつ危惧を抱く時代になりつつあるかと思いますが、
20世紀は、栄養学や経済成長の思想が蔓延しましたので、
食物連鎖を「生命力や気力の連鎖」だとする、医食同源思想が、影を潜めてしまったのは事実ですね。
薬学と同じ流れを持つ、3000年の歴史があったのですが。
九司博士が現代風にアレンジなさったのが、マクロビオティックですね。
無農薬の問題は、生産者と消費者にとっての問題だけではすまない、解決の難しい問題です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。食は確かに命をいただくことだと思います。そのもののエネルギーから命をもらう、、、そう思いながら食べることが大切ではありますよね。いろんな意味で難しい問題ですが、ヒステリックにならないようにいきたいなと私は思っています。すてきなお話をありがとうございました

お礼日時:2007/07/05 20:47

殆どの場合自然食をうったてる人は宗教ですから・・



飲食業界20数年の私も有機農法や安全で美味しい食べ物に興味も有り農家や養殖業者さん蔵元さんなどとも付き合いも有り自然環境などの問題も深刻な問題だと受け止めております 
 また仕事柄色々な催しなどにも参加しますが・・・

 生産者さん等では真面目にやっておられる方も多いのですが(勿論偏屈な変り種の方もいます^^;)

 消費者団体で キッチッと取り組んでおられる方は殆どいませんね^^; 正に宗教!ヒステリックになってこれじゃなければ駄目なんだ~~といっておられる方が多いのは事実だと思います(また削除対象だ(>_<))

 以前驚いたのは主婦団体で水も総て水道水は使わないという御宅での会合に御呼ばれした時です 語っている事はもっともらしいのですが出された お茶請けは雛あられのような着色料一杯のお菓子・・・
 しかも「これが美味しいのよ」との弁 びっくりしました^^;せめて今日が何の集まりかぐらい考えたら??という感じで早々においとましました^^
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この回答へのお礼

消費者団体できちっと取り組まれている方が余りいないのは意外でした! 確かに主婦の片で「これじゃなきゃ!」って人いますよね。でも、そのお子様が「う○こ」とか言いながらまわりで騒いでたとき、私も心の中で「(食よりも子供なんとかしましょうね)」ってつっこんでましたけど^^; いろんな意味で愉快なのは逆に笑えない世の中ですよね^^;
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/05 20:52

 法律上は野菜等に「無農薬」という表示をすることは禁じられていますし、白砂糖がどうのこうのというのは、砂糖の精製工程をご存知ないのではないかと思います。

おそらくは、もう何十年も前に書かれたその手の本から知識を得ているか、真面目な人を騙して怪しいものを売ろうとしている方に騙されているかのどちらかだと思います。

>「詳しいことはわからないけど、いいものを選んでいくことでその人自身が輝いてくるから」
 もう、宗教の範疇です。お友達には悪いですが、まともな方は詳しいことがわからないのに人に何か言うことはしないもんです。
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この回答へのお礼

詳しいことがわからないのに人に何か言う人はたしかに説得力に欠けるし、本人がそれを自覚してないだけに厄介ですよね^^;
砂糖の精製行程私も知らないのでちょっと勉強してみようと思いました。
どうもありがとうございました

お礼日時:2007/07/05 20:55

何でも「鰯の頭も信心から」。

言葉一つで人生ばら色になるならそれはそれですばらしいことです。

ただし、勝手にやっている分には。

適正に使われている範囲において、農薬は人体にはかなり安全な部類です。
(1)現代でも多くの人は農薬を使用した慣行農法の野菜を消費しているというのは厳然たる事実です。そして日本は長寿命の健康大国です。
(2)少なくとも、今現在農薬による、広範な公害問題、健康被害問題は発生していないといえます。
(3)現代農薬は分解性が高く、適正使用において消費者の健康に影響を与えるとすれば、それは「思い込み」によるものだ、と考えるのが最も妥当でしょう。

根拠も無く何かを「悪い」というのは誰しもあるのですが、それが多方面に影響を与える場合、より慎重になるのが理性的な人間としての判断です。多くの場合、無農薬推奨者にはそういった配慮が欠けている場合が多く、個人的に関わるのは避けたいところです。
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この回答へのお礼

そうなんです。根拠もないのに気持ちでいわれてしまうから、困っちゃうんですよね。言葉一つでバラ色になっているならそこで終わりにしておいてほしい、、、私もそう思います。
貴重なご意見ありがとうございました

お礼日時:2007/07/05 21:30

農学部学生です。

学はまだまだ浅いですが、コメントさせていただきます。
否定はしませんが、そういう人の多くを見ていてちょっと「ん?」と思うことはありますね。
「無農薬」に関してはまあ農薬使うよりは体に良いかもね…と思いますが、「自然」「天然」という言葉を安直に「安全」と結び付けないほうがいいと思いますし、理由も知らずに良いものだと信じ切るのはいかがなものかと思います。

ボツリヌス毒素は天然ですが微量で致死量になります。ほうれん草ですら硝酸含有量がけっこう多いので食べすぎはあまり体に良くありません。怪しげな健康食品などがやれ天然だ自然だと叫んでいますが、正直「アホらしい」と思えるものも少なくありません。

確かに人工物で体に悪いものはたくさんありますが、変な宣伝や誤った情報にまどわされないためにも、ある程度の勉強をしたうえで自分で見極め、判断する必要はあると思います。人に勧めるならなおさらです。

また、その行為が環境に本当にやさしいのか判断するのは難しいところです。無農薬野菜を作るのに使った合成肥料は、自然派商品を製造する工場は、果たして環境にやさしいのでしょうか。環境問題は目の前のことだけでなく、広い視野で考えなければならないことですから、簡単に答えはでません。だれも胸をはって「私は環境に優しい」とはいえないし、「環境にやさしくない愚民だ」と他人を非難することもできないのではないかと思います。

あと農業関係者のいいわけかもしれませんが、安定的に食料を生産しようと思うと農薬と肥料なしでは難しいのが現実です。使いすぎはよくありませんが、ちゃんと考えて使えばそれほど悪いものでもないと思いますよ。
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この回答へのお礼

そうなんです。調べもしないで気持ちだけをごり押ししているから困っちゃうんですよね。。。私も勉強はしなきゃなんですが、いろんなことを自分も実践してみようと思っています。
いいご意見をありがとうございました

お礼日時:2007/07/05 21:02

私も「無農薬」や「自然な○○」にこだわる人が苦手です。


一口に農薬といっても、いろいろありますしねぇ。(主に殺虫剤と除草剤を指すようですが)
虫食い穴がなく、ある程度の保存に耐える野菜や果物を安価で入手できるのは農薬のおかげです。
砂糖が精製されてきたのは、夾雑物を取り除くことで少量でも甘みが強く感じられるようになり、また、上品な甘みに感じられるからだと思います。
(よりよいものにしよう、という生産者の苦労の歴史が偲ばれます)

そういうこだわりを持つ人自身が「無農薬」や「自然な○○」がいい、と思う分には勝手でしょうが、その価値観を人に押しつけないで欲しいものです。
まして「詳しいことがわからない」(=知る気がない)のなら、「自分はいいことをしている」感覚に酔っているだけだと思います。
「環境に優しく」して「人が辛い」なら、それは本末転倒だと思います。
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この回答へのお礼

piyottyさんありがとうございます。
たしかにこだわりを持つなら、自分だけでやっててくださいですよね。。。いいことをしている感覚に酔っている、、、きつい言葉ですがあたってるかもです。。。

お礼日時:2007/07/05 12:56

わしのカミサンの母親が健康オタクです。



白い砂糖は使わない主義だそうで自分ひとり勝手にやってる分には構いませんがウチにまで影響してくるのはなんとも敵いません。
上白糖、ザラメ、黒砂糖、三温糖、グラニュー糖など等それぞれ持ち味がある訳でまあ肉じゃが程度ならザラメを使っても多少くどめの味になる程度でしょうけどウチの場合ケーキを焼いたりマリネドレッシングを作ったりしますのでどれか一種類常備するとなるとやはり上白糖が一番使い勝手が宜しい訳です。

そもそもその手の「お袋の味」派健康オタクなおば様連中はわしから言わせるとおおよそ味音痴です。先日も「我が家のカレー」とやらをご披露していただきましたが具が大きいとか言って早い話が包丁使いが不器用なだけともとれる具の形状の適当さ、インスタントのカレールーをこれまた適当にぶち込んだだけなのに我が家の隠し味とか言って醤油かなんかたらしてさも特別の味になったかのような振る舞い。ハウスなりSB食品なりで散々いろんなもの混ぜていい加減濃い味がついてるんだからいまさら醤油など足したってそんなものプラシーボだろう!って感じです。

そう言えばその昔以前の会社の上司の奥様も健康オタクな上に料理好きでたまに泊めていただいたとき二日酔いで何も食べたくないのに自家製味噌(滅茶減塩)の味噌汁だの小魚の干し物(煮干の小さいの)だのを勧められ挙句の果てにはお土産にどうぞとこれまた味のない(減塩だから)ポテトサラダと件の超減塩自家製味噌を持たされた時も閉口しました。

おおよそ身体に良い悪いなんてのはわしの感覚では美味しくいただくものが栄養で不味いものは毒であると言う認識です、また無農薬の野菜は旨いですけど高いですから精神的経済的に毒です。
なんでも満遍なく好き嫌いせずにその時期旬の安い食材を上手く工夫して調理し残したりせずに食することが自然の摂理だと、わしは思っています。
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この回答へのお礼

tarsan0013さまありがとうございます。最後のお言葉、まさにそのとおりだと思います。「昔ながらの」ものが今では昔には買えないような値段ですもんね。いろんなこと含めてなんかおかしいなあと思う毎日ですが、こうしてありがたい意見をいただけて本当何よりです。

お礼日時:2007/07/05 12:53

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