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勉強中で本、ネットなどで調べてみたのですが、分からなかったので3点程、質問させて頂きます。

1、仕入れ注文し、代金後支払いの場合、注文してから受取るまでは買掛帳に記入して、物が届いたら仕訳帳に記入したら良いのでしょうか?(違う気がするのですが…)

2、もしそうだった場合、受け取りがまだの商品と、すでに受取った商品はどう区別したらよいのでしょうか?

3、会計ソフトを使っているのですが、買掛帳ページの差引残高というのは、残りの資金という意味だと思うのですが、
摘要欄に繰越残高とあるのですが、これは何の繰越残高なのでしょうか・・・?

初歩的な質問ですいません。宜しくお願い致します。

A 回答 (2件)

私の職場では日頃、御社の会計ソフトとは異なるソフトと、異なる仕入形態を用いている可能性が高いため、


大変失礼ではありますが、ソフトの表記・仕入の認識については、
あくまで「参考意見」ということでお願いします。(本日、公休)

1、仕入れ注文し、代金後支払いの場合、
 注文してから受取るまでは買掛帳に記入、物が届いたら仕訳帳に記入?

注文してから受取るまでの期間は、何も処理を行ないません。

●注文したその日ではなく、現物が手許に到着した日(原則)

 或いは、タバコや飲食品のように、多種多品目の商品を
 頻繁に大量仕入する必要がある場合は、
 商品到着日の判別処理が煩雑になるため、
●商品到着後、業者から発送される後払い一括請求書が手許に到着した日

このいずれかを仕入日とみなし、
仕入勘定を借方に、買掛金勘定を貸方に発生させます。
(会社によっては、仕入勘定ではなく、『商品』等の資産勘定を借方に用いる場合もあります。)
つまり、実際に注文した日付と、『仕入/買掛金』が発生する日付には、何日か、ずれが生じます。

注文商品or請求書が届いたその日に、
仕入(費用勘定)あるいは商品(資産勘定)を発生させます。

【買掛帳の表記】(参考意見)
 (借方)      (貸方)
        / 仕入(商品) ×××

【仕訳帳の表記】
 (借方)      (貸方)
 仕入(商品) / 買掛金 ×××

代金を支払ったその日に、注文商品に係わる買掛金を取り消します。

【買掛帳の表記】(参考意見)
 (借方)      (貸方)
 現金預金etc /     ×××

【仕訳帳の表記】
 (借方)      (貸方)
 買掛金     / 現金預金etc ×××

2、受取りがまだの商品と、すでに受取った商品はどう区別したらよいか?

注文してから、まだ手許に届かない商品がある場合、
簿記上では、まだ仕入取引が発生していないと考えます。
注文して、受け取りが完了した商品については、1.で仕訳が発生しています。

ちなみに、注文してから、まだ手許に届かない商品があるが、
代金は既に支払っている状態の場合。
これは、商品受取りの前に、代金を支払う前払い制度をとったことになります。
商品の代金を支払う当日に、
前払金(資産勘定)を発生させておかなくてはなりません。

【前払金元帳の表記】(参考意見)
 (借方)       (貸方)
 現金預金etc  /     ×××

【仕訳帳の表記】
 (借方)       (貸方)
 前払金     / 現金預金etc ×××

商品が手許に届いた日に、仕入取引が発生したことになり、
同時に前払金勘定を取り消します。

【前払金元帳の表記】(参考意見)
 (借方)       (貸方)
         / 仕入(商品) ×××

【仕訳帳の表記】
 (借方)       (貸方)
 仕入(商品) / 前払金 ×××

代金前払い・後払いに関わらず、
質問者さまに確認しておいて頂きたいのは、
御社の「資産・負債・純資産(資本)」に増減が発生した時に、
(請求書が届いた日であっても、「買掛金」という名の負債を、
 仕入先業者に対して背負うことになりますよね?)
初めて、必要な仕訳取引が認識されるのが、簿記の考え方であるという点です。
注文に際してインターネット料金・電話料・FAX料金が掛かる場合は、
『通信費etc / 現金預金etc ×××』 と別の仕訳処理を行ないます。
フリーダイヤルの場合は、注文した事実は発生しても、御社への通信料金は発生しませんので、
仕訳なし(会計ソフトには、何も入力しなくてよい)です。

3、会計ソフトで買掛帳ページの差引残高というのは、残りの資金という意味だと思うのですが、
  摘要欄の繰越残高は何の繰越残高なのでしょうか・・・?

(参考意見)
“買掛金ページ”とは、1.にある買掛帳の表記ページということでよろしいでしょうか。
それでしたら、差引残高とは、その時点での買掛金残高を表示しています。
買掛金を発生させたまま、代金を支払っていない残高が、
現在、いくら在るか判るようになっているのです。
「繰越残高」は最終行に表記されてあるはずですが、
今までの個々の取引を累計し、最終的な残高を示すのが「繰越残高」です。
月の終わりにある「繰越残高」は、
翌月の買掛金ページに先頭表記される「前月より繰越」欄の数字に反映されていきます。
そして、その「繰越残高」がゼロになった時に初めて、
御社は仕入業者への買掛金支払いを、全て完了させたことになります。
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この回答へのお礼

ご丁寧なご回答ありがとうございます!参考にさせて頂き解決致しました!ありがとうございました。

お礼日時:2007/07/10 22:33

買掛金が発生するのは納品時、もしくは請求書が届いた時点です。


バラバラで届くような物は一括請求があったときと考えていいでしょう。

仕入  /  買掛金


支払時には

買掛金 /  現金又は預金

となります。

買掛金の繰越残高は、支払を済ませず次月(又は次期)に繰越された額です。
補助元帳があり、どの取引先の分かが確認できるはずです。
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この回答へのお礼

有難うございます!解決致しました!

お礼日時:2007/07/10 22:32

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