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今実用化されているCO2の分離膜は殆どが高分子膜です。
しかしイマイチどうして高分子内部をCO2が選択的に通るのか分かりません。
高分子結晶がCO2の選択性を持たせているのでしょうか?
そもそもどうやって透過しているのでしょうか。
それとCO2より小さい分子径のN2とかH2はやっぱり透過してしまうのでしょうか?
そうするとこれは分子ふるいみたいなものなのでしょうか?
教えて下さい。

A 回答 (1件)

あまり詳しくは無いのですが、CO2/N2分離係数という数値があるのを見る限りN2なども通るみたいですよ。



どうも気体が高分子膜を通るとき、分子の大きさ、分子と膜の相互作用、などにより透過速度が異なるため、この差を利用してふるい分けているようです。
一種のガスクロマトグラフィーと言ってもよいのでしょうか。

更なる分離能向上、耐久性などを目指して盛んな研究が進められているようです。
この温暖化のご時世、非常に興味深い研究ですね。。

少し古い記事ですが↓
ttp://www.aist.go.jp/NIMC/publication/news97/23-2.html
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この回答へのお礼

この炭素膜非常に気になっています・・・
高分子膜ってのは、何処の文献でも、溶解拡散っていうだけで、詳細が分からないのです。ガラス転移点とか関係があるみたいなんですが・・
どうにもわかりません。
そうなんですよね、分子との相互作用だそうで、最近水素と非常に相性がいい膜が開発されたとか。水素を選択的に通すらしいです。
でもガスクロだと思うと、結局時間をかければN2とかも出てくるわけで、単にCO2が多く回収できるだけ純度が高いというわけではないのでしょうね・・
ありがとうございます。

お礼日時:2007/07/14 19:02

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