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今日のサウジ戦でも変わりませんでしたね。

オシム監督の構想ではあのメンバーが固まっているのだと思いますが、少し不安です。
というのは、ジーコジャパンのときに同じようなことがありましたよね。
確か、加持選手が試合中に怪我をしてそのとき交代で入ってきた選手(誰か忘れましたが)はほとんど試合に出場してなくて試合勘など忘れてるような選手を出して結果隙をつかれ・・・というシーンが。

1つの形を作るのはいいことだとは思いますし、当たり前に起こることなのでしょうが、やはり不安な部分もあります。

今日のサウジ線でもそうでしたが、選手交代枠で「佐藤」「羽生」「矢野」この3名ばかり使っていますよね。
他の選手はどうしたー!って感じですよね。

スターティングメンバー同じ、変える選手同じなら今日の試合のように対策が施されて当然ですよね。
敗因にはそういったオシム監督の采配ミスもあるのでは?と思います。

みなさんはどうお考えですか?

A 回答 (4件)

サッカーはチームプレーでコンビネーションが重視されるスポーツなので、こういった5,6試合を連続して戦うような比較的大きい大会では、スターティングメンバーを固定すること自体は、世界的にも多く行われています。

たとえば試合前から疲れが見える選手を途中から投入するということはありますし、試合中疲れが見える選手を早めに交代させるということはよくありますが、スタメンを劇的に入れ替えるというのはリスクが大きいことが多いです。
たとえば、FWの選手はMFの選手からコンマ数秒の精度でのタイミングで、相手DFをかわしてオフサイドラインを潜り抜けることにより決定的な仕事をする選手がいます。その場合、ボールを受けたいタイミングの個々人の特長によって、パスを出す側はそのタイミングを調節するなど、非常に微細な修正を、試合前の練習段階や試合中に行う必要性に駆られています。また、チーム内の決まりごと、たとえば、DFの選手が上がったら誰がそのスペースを埋めるのかや、相手FWをどの選手とどの選手で挟み込むかなどの不文律の戦術は、なにぶん感覚的な直感にも左右され、そういった感覚は、度重なる戦術練習で体にしみこませる必要性もあって、コンビネーションの重要性を高めています。いわゆる「あ・うんの呼吸」というようなものが要求されるのです。したがって、ある程度固定したメンバーで戦い続けることは、お互いのコンビネーションを修正し精度を高めていく効果が大きいこともあり、悪い方向性ではないと思われます。

では、スターティングメンバーがなぜこのメンバーなのかについてです。
GKが川口選手なのは、やはりPK職人だからでしょう。特にPKで雌雄を決することもある決勝トーナメントでは、彼の存在は大きいですね。
DFは中澤選手の高さや強さは言うまでもなく不動です。阿部選手はボランチの選手ながらポリバレントな能力をオシム監督が高く評価し起用されており、よく足がつる坪井選手よりも起用のリスクは少ないと判断されていると思われます。駒野選手と加持選手は、運動量やサイドを駆け上がる速さやクロスの精度や大舞台での経験やDFの能力など総合的に評価すると、今野選手や水野選手などに比べ一つ頭が抜けている存在です。
MFは中村選手のFKを含めたテクニックやボールキープ能力、遠藤選手の視野の広さとアシストの正確さやFKの正確さ、鈴木選手の運動量と適切なカバーリング、憲剛選手のボールを散らす能力やバランス感覚は、不動かと考えられます。羽生選手や山岸選手はスタメンで起用しても面白いかと思いますが、あえて途中から投入することで劇的にチームを活性化させることができる能力があり、途中投入が効果的かと考えられます。
FWは高原選手の決定力、巻選手の運動量とポストの能力は、ほかの控え選手よりチームへの貢献度が高いです。佐藤選手はスピードが特徴ですので、途中投入により疲れた相手を翻弄するために効果的で、矢野選手は経験は少々物足りないものの、ゲーム終盤でどうしても点が欲しいときに高さを生かしたパワープレイに適切ですし高原選手との相性のよさも起用時の強みになっています。
このように、スタメンの選手がスタメンに名を連ねるにふさわしい理由付けがあり、控えの選手がそれぞれに独自の存在意義があるということがお分かりいただけると幸いです。

「佐藤」「羽生」「矢野」ばかり使っているのは、途中出場で状況を打開できる他の選手は水野選手と山岸選手ですが共に、運動量や左右のパスやシュートの精度、視野の広さなどが羽生選手に劣ると考えられあまり使われないのだと思います。残りの背番号20番代中盤・後半の選手は、経験のために帯同させている意味が大きく、1次リーグの消化試合ならともかく、大事な決勝トーナメントで途中投入するというのはあまり現実的ではないです。
ただし、「佐藤」「羽生」「矢野」の投入がすべてうまく言ったかといえばそうともいえません。

豪州戦では、怪我をした加持選手に変わり今野選手を投入したのは避けられず、巻選手に変えて佐藤選手を投入するのもよかったと思います。相手DFを引き出す動きが効果的に作用し、相手陣内の左右の深い位置にスペースがあったので、そのスペースを突いて低くて速いセンタリングをニアに中央に上げれば、もっと決定的なチャンスを構成できたはずで、そのスペースで速さを生かす佐藤選手の起用は正しいと思います。しかし、その後、後半残り5分で矢野選手を投入したのはいただけません。残り5分で矢野選手を投入するのであれば、佐藤選手を投入したタイミングと同時に、もしくは2,3分後に「羽生選手」を投入するべきでした。前述のスペースをつくのに最も効果的なのが羽生選手であるからです。逆に矢野選手は、豪州DFが皆長身のことを考えると、矢野選手の長身という利点は無に帰してしまっていて、結局ほとんど仕事ができませんでした。この選手交代は明らかに監督の采配ミスです。監督はおそらくピッチレベルの視点で見ているので、その空いていたスペースを認識できていなかったのだと思います。たとえばラグビーの監督は試合で、観客席にて俯瞰的に観戦しており、無線でベンチに指示を出しています。このように、より高い目線で全体を俯瞰するというのは重要で、ピッチレベルではどうしても限界がある。現状のレギュレーションでは、サッカーでは監督はベンチに入ることが義務付けられているため、観客席で観戦することは許されない以上、今後はTVをベンチ内に持ち込んで、横目で俯瞰的視点を確認しながら支持を出すということが恒常化するかもしれません。結局このミスが尾を引き、相手の退場により一人ピッチ上の選手が多いにもかかわず、結局その優位性を生かせず延長戦に突入せざるを得なくなり、30分余計に選手に負荷をかける結果となり、サウジ戦のパフォーマンスの悪さに直結してしまい、敗退の一つの大きな要因となりました。

サウジ戦では、佐藤選手、羽生選手、矢野選手を後半20分過ぎてから順次投入しました。この采配は、豪州戦より酷いものだったと考えています。サウジ戦では、豪州戦であった相手陣内の左右の深い位置のスペースがまったくなかったため、スペースを有効に使うことにより真価を発揮する佐藤選手や羽生選手の特徴は、まったく生かせませんでした。この試合では、3点目を取られた時点で、選手のほぼ全員が疲弊しグロッキーな状態になっており、高原選手はあまりに不自然にボールを失ってクリアされ、中村選手は著しく動けないなど、チーム全体の動きが著しく悪かった。このスタミナの消耗は、一つには、前述した豪州戦での延長戦が尾を引いていたことがあります。またさらに、サウジは9番、18番、20番以外の選手は自陣から出ずに守備に専念して体力を温存し、逆にサウジの前述のFW3人は守備にはまったく関与せず、ここぞという時のカウンターに体力を集中させ得点機に効果的に体力と集中力を集中させた相手の戦術が効果的でした。それに対して、日本は全員で守り、全員で攻めることを強いられ、中澤選手が高い位置で相手ボールを奪いカウンターを遅くすることができたことが数回あったものの、全員が体力を消耗してしまいました。これは相手の監督の術中にはまった上、オシム監督もこの相手の戦術に対する解決策を見出せなかったということで、完全な作戦負けともいえます。こういった状況を打開するには、途中交代選手は佐藤選手や羽生選手では駄目で、前線に背の高い選手を並べて遠方から単純に多数ボールを放り込み、ヘディングでシュートを狙ったり、こぼれ球を高原選手などが拾ってシュートしたりする戦術が最も効果的でした。この戦術は、2006年のワールドカップで名将ヒディンク監督が日本に対して使い、豪州が体力を使うことなく大勝した、優れた戦術です。日本とサウジアラビアDFの身長差を調査した結果、19番のアブドラビ選手は不明で、3番のオサマ選手が185cmなものの、7番のアルムーサ選手は176cm、15番のアルバフリ選手が178cm、25番のトゥカル選手が179cmで、185cmの矢野選手や184cmの巻選手や187cmの中澤選手が十分競り勝てる相手でした。したがって、憲剛選手や疲れが著しい俊輔選手を下げ、矢野選手と坪井選手を投入し、坪井選手を中澤選手の位置に入れて中澤選手をFWとして使い、さらに加持選手に替えてフレッシュな水野選手を入れてサイドを打開するなどをすれば、3点目を返せる可能性は高かったはずです。

今大会での失点を分析すると、阿部選手のところから失点することが非常に多くみうけられる結果となっています。阿部選手は本来ボランチの選手で、ボランチとしての能力は非常に優れておりますが、DFとしての経験はあまり多くなく、また、ボランチとしては十分である177cmという身長がセンターバックとしてはやはり物足りないなど、オシム監督のDFへのコンバート自体に問題があったといえるでしょう。トゥーリオ選手が怪我で離脱を余儀なくされた時点で、182cmの中田浩二選手を招集すべきでした。坪井選手は2006年のワールドカップと、オシム監督が日本代表監督に就任した直後の初戦で、ともに足がつり自ら交代を申し入れて、監督のゲームプランを壊してしまいましたので、監督としては、途中交代ならまだしも特に先発としては非常に使いづらい選手であるといえ、坪井選手を先発で使うのであれば阿部選手のほうが信頼性はあるため、坪井選手の選択はありませんでした。サウジ戦の2失点目は、あと数センチ阿部選手に身長があればクリアできたし、サウジ戦の3失点目やカタール戦の失点はDFのレギュラー経験があれば普通に防げたイージーミス(縦を切るのはDFの基本)であって、本職で経験が豊富で背の高い中田浩二選手を招集しなかった(あるいはできなかったのかもしれませんが)オシム監督の責任であるといえるでしょう。
もう一つ敗退の原因として大きいのは、「リモチベーション」に失敗したこともいえるでしょう。ディフェンディングチャンピオンを倒すという、高いモチベーションを持ったサウジアラビアに対し、日本代表は適切にモチベーションを保てなかったことが言えます。モチベーションを保つため、疲れなどで暗くなった雰囲気を明るくする、またチームの結束感を高める、また控え組みと主力組みの精神的一体感を演出するなどといった役割も一つに重要です。2002年のワールドカップでは、その役割を担うためだけに、中山選手と秋田選手を招集し、チームの意気高揚に多大な貢献をしたことは、DVD「六月の勝利の歌を忘れない」を見れば一目瞭然です。その役割を播戸選手が担うはずでしたが、故障で離脱してしまいました。しかし、播戸選手は帰国1週間後くらいにナビスコ杯に出て復調をアピールしていますし、こんなに早くに回復するのであればチームに帯同させておけばよかったのではないかと考えられます。特に、サウジ戦で敗退するまで3人の若手フィールドプレイヤーが試合に出ていない状況なので、彼らのうちの1人を日本に残して、たとえ試合に出なくても播戸選手を同行させるべきだったと考えます。オシム監督は播戸選手の離脱を発表する際、「彼に代わるムードメーカーが出てくることを期待する」とおっしゃっていましたが、あのキャラクターはそうそう出てくるものではありません。
また、「家族を現地に呼んで、家族と会うための中間日を設ける」ことにより、リモチベーションを喚起するなど、方法論はいろいろあるはずです。

オシム監督もご高齢ですし、持病も抱えていますし、欧州生まれ欧州育ちの体には東南アジアの高温多湿は、日本人以上に体調や頭脳やモチベーションの維持に苦心されていることと思います。優秀なオシム監督も人間ですから、一般の監督さんに比べれば低い確率だとしても、ミスを犯すこともあるでしょう。今後も、引き続いて日本サッカーを魅力あるものにすべく、尽力されることを期待しています。
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 W杯への一里塚のような大会ですし、監督の契約期間を考えるとこの大会を目安にチームを作ってきたという面もあると思います。

勿論暫定的なチームですが、仮にも公式戦で実験的な采配を振るう事は有り得ません。計算できない布陣よりも計算できる方が監督としても対応しやすかったでしょう。
 今後の強化試合でまだまだ選手は変えると思います。
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負ければメンバーに関係なく、監督の責任、采配ミスになりますよ。

勝負は紙一重です。たら、れば、は禁句ですが、もし日本がチャンスを決めていれば、ミスをしてなければ勝っていたでしょうし、今のメンバーで正解と言えますしね。
ひとつ言えるのは1次リーグ2戦目以降はずっとこのメンバーで結果を出してきたわけですから、無理に変える理由はなく、このメンバーでよかったかと思います。日韓W杯のときも、トルコ戦ではいきなりシステムとメンバーを変えて負けた例がありますから。控えのメンバーにしても点を取らなくてはならない状況ですから、得点力のある佐藤、疲れている相手に対してかき回す上でスピードのある羽生、中盤の選手を減らして前線の人間を増やすため高さのあるFW矢野を起用したのは間違いではなかったかと思います。しいていうならもう少し早く選手交代をと言いたいところですが、延長や怪我人のことを考えるとなかなか3人目の交代枠を使えなかったのは仕方ない部分もあります(高温多湿でしかも阿部が怪我しましたし)。他の控えはやはり怪我人が多くベストの布陣が組めなかった(播戸や田中達也など)こともあり、残ってるメンバーでは若い水野や経験のない太田ぐらいしかスピードでかき回す選手はいなかったですからね・・・
まぁ、仕方ないばかりでは済まないですが、一番の要因は準備が不足してたかと思います。他の国は開幕前は1ヶ月間準備してきたのに対し、日本は直前までリーグ戦を行ってました。これについてはオシム監督も再三サッカー協会にクレームを付けてましたし、このおかげでトゥーリオなどが怪我してしまいましたから。W杯ではしっかり準備期間を取っていたのにアジアカップではそうしなかった、ある意味日本サッカー協会はアジアレベルの大会は軽視していたことが言えますね。軽視した中で結果を求められても困りますからね。まぁ今回がいい教訓になってほしいものです。
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極論で申し訳ないですが、試合に負ければ常に「監督の采配ミス」も一因として考えるしかないです。


負けたけど「監督の采配ミスは一切無かった」という事は有り得ませんので・・。
負けるという事はそういうことです。

試合に関しては非常に残念でしたね。勝ちたい内容でした。
個人的には監督の人選云々というよりも「シュートで終わる」というサッカーの初歩的な意識が不足している様に感じました。羽生選手のミドルは惜しかったですね。先発メンバーが最初からああいうシュートをガンガン放つべきだったと思います。全体的に形勢は優勢だったと思いますが、シュートを打たなければ点は入らないし、GKが弾く等でチャンスが生まれますからね。更に「遠目からでも打ってくる」となれば、相手DFも前に出てきますからスペースが生まれることもあります。

スペースが無ければ遠目からでもシュートを狙う、そうでないならシンプルに中に放り込む(最後の最後にコレでした)、中盤のパスワークは決して悪くなかったですが、もう一歩上のレベルに行く為には、フィニッシュへ向けたイマジネーションという部分が日本の課題だと感じます。
試合は日本ペースでしたが、決定機でシンプルにゴールを狙う意識は、残念ながらサウジの方が上だったと思います。
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