プロが教えるわが家の防犯対策術!

日本のサッカー選手って、観衆に対してすごく冷たいですよね。声援を受けても手も振らないし。しかも雑誌の取材で、独自のサッカー理論を展開したりする選手もいますけど、日本のサッカーってまだワールドカップに出場しただけで大騒ぎしているレベルですよね?って言いたくなります。
 海外の選手はもっと愛想よく接しているイメージがありますけど、なぜなんでしょう。

A 回答 (5件)

ファンサービスの歴史の差だと思いますよ。

この辺は、国民的スポーツとしての比較で野球とサッカー、大相撲とプロレスで比較すると分かりやすいかも。

まず野球とサッカーですが、これは「メディア対応の浸透度」に大きな差があります。ご存知だとは思いますが、プロ野球は黎明期からとにかくメディア関連企業が球団保有を続けていた影響で、選手職員教育の中に「メディア・ファン対応」が歴然と存在します。これが現在の某巨大球団だけでなく(ちなみにこの対メディア・ファン教育の集大成が、昨季限りで現役を引退した元メジャーリーガー松井秀喜氏。あれほど日米のメディアに敵意をもたれなかった選手はアメリカ的にも珍しい)、中京地区の球団も親会社は新聞社。さらに昔は映画会社(東映・松竹・大映)なども積極的に球団を持っていたため、ファン対応が直接経営に影響する企業の球団が多数を占めていた時代に、球界全体としてメディア対応への意識が高まっていった。それが現在も残っているものと見られます。あとは、野球独特ですが「ファンに贈呈・進呈出来る物品が多い」のもファン対応のしやすさの理由かもしれません。それこそホームランやファールボールを進呈したり、入場者にレプリカユニフォームやバブル人形を無料で配布したりと。サッカーではそうは行きません。

一方Jリーグ。元をたどればメディア関連企業が母体なのは東京Vの前身読売クラブくらい。しかもプロ野球ほど積極的な参画もしていなかったため(プロ野球には「○○軍選手は紳士たれ」なる遺訓まであるくらい)、それほどメディア向け・ファン向けの意識が高まることはなかったわけで。おまけに他のチームの前身はだいたいが製造業の実業団チームか、市民単位の草サッカーから移行したチーム。一時の盛り上がりでファン・サポーターは増えましたが、その増えたサポーターへの対応が形式的に出来るほどの時間はまだ経過していない。まして、これだけ海外サッカーの情報が簡単に入る環境下で、プロ野球と違いプロサッカーは比較的簡易に海外移籍が出来る時代です。海外にいける可能性が高くなれば、当然自分たちと海外の距離は実態以上に縮まったと勘違いするのは当然の話。ただ、そういう勘違い日本人が海外に出て、ミジンコのクソほども役に立てずに日本に逃げ帰るってのはお約束ですが。もっとも、そこから先はプロ野球もサッカーも同じなのですが、上位リーグを経験しただけで「元○○」と箔がつき、国内リーグに戻ってもまるで助っ人扱いを求めるなどの痛い勘違い選手が増えてきたのは困ったものですが。

で、大相撲とプロレスです。これはむしろ、選手より組織的な差だと思われます。

「チケットを売らなくても買ってもらえる大相撲、営業努力で売ることに奔走するプロレス。」

大相撲が昨今売り上げで苦戦しているのは、チケットを「売る」経験がこれまでなかったから。売る気がなくても勝手に売れてしまう。コネ・伝を基本にして、高価なチケットは一般売りなどしなくても勝手に裁ける。だから大相撲にこれまで「接客」の概念はなかった。かつてはそれでも大相撲・力士自体に存在価値があったのでよかったのですが、現状の大相撲や力士に「ありがたみ」はほとんどありません。でも、チケットを売る経験がないため、また接客の概念そのものが欠落しているため、現在ファンサービスといって行われる内容は稚拙そのもの。浴衣で入場すると割引とか…これはまだいいのですが、引退した力士の親方に入場口でハイタッチって…喜びはするでしょうが、営業努力にはまったく当たりませんよね。

一方のプロレス。こちらはただ座って超満員札止めになるような団体は世界中に存在しません。そして長い間、メジャー団体からどインディーの泡沫団体まで、とにかくチケット売り上げが経営に直接影響するため、スタッフだけでなく選手までが必死に売りさばくなど、とにかく「客を呼ぶ」努力を長年続けてきて、そのノウハウを持っています。よって、どの団体も基本的には入場者に対して不遜な対応はしません。しようものなら翌月には団体は消えてなくなっている、そういう業界です。

何を書きたいかというと、今の日本のプロサッカー選手に限れば、技術や戦略戦術を覚えるのが先で、プロスポーツ=興行という概念を体に叩き込む前にプロ契約を結んでしまっているために、選手個々で「自分は客を呼べる選手」だと勝手に勘違いしてしまう傾向があるということ。あれだけの数の客寄せ選手がいて、収容率2割そこそこ…プロリーグとしては、日本のJリーグの客の少なさは異常ともいえるものです。球団のキャパシティにあわないスタジアムを建設した影響もあるでしょうが、選手個人の1人1人のサポーターへの謝意は、他のプロスポーツに比べると相当低いというしかありません。勝っても負けても応援したサポーター席の前で整列して頭下げて両手挙げて、ハイおしまい。こんな簡素な観客対応では、いつまでたっても世界に注目されるプロリーグにはなりえないでしょうね、Jリーグは。

代表戦にしても、日本はあくまでアジアAFC傘下だからこそまるで強豪のように扱われますが、申し訳ないですが実際世界のトップ数カ国からみれば、日本代表など試合前の練習試合の2部3部リーグと同等程度しか見られてはいませんよ。日本が世界に誇るサッカー強国だと思っているのは、日本人のJリーグ狂信者と勘違いした代表選手だけ。Jリーグの盛り上がりのなさは、実は日本人自体この「勘違い」を十分に理解している結果だと見ます。可能性は0ではないでしょうが、日本がW杯で優勝する~なんて、正直本気で思っている人数は日本人全体から見れば一つまみ、耳カス程度の矮小な人数だと思いますよ。

海外サッカーはその試合自体のメディア放映が日本に比べてはるかに頻繁なので(地方都市で地元チームが下部リーグでも実況中継するテレビ・ラジオ放送局は普通にあるくらいですし)、その分「見られる意識」が高いのでしょう。確かに愛想もいいですし、逆に不祥事や不遜な対応は即座に己の悪評価として帰ってきます。日本の試合中継が誰でも見られるメディアはほとんどないのも、選手が小生意気な原因かもしれませんね。
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この回答へのお礼

なるほど。そういう事情があったんですね。わかりました。

お礼日時:2013/07/27 10:52

若いスポーツ選手は挨拶の仕方が分からないだけです、悪意はありません。

気になるようでしたら試合後すぐにスイッチを切るとか、見ないようにされてはどうでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど。サッカー選手は挨拶の仕方を知らないんですね。

お礼日時:2013/07/27 10:52

同感です。



Jのチームの練習見学行っても、義務的にサインしてる感が
アリアリですし、A代表にも呼ばれていな選手すら外車を多く
乗っていますね。(皆が皆とは当然いいませんが)


少し古い話しなんですが、親友が彼女と中田がいるASローマ
の練習見学をイタリア旅行中に行って、カッぺロ、トッティ、
モンテッラ、監督や選手を含め気軽にサインをしてくれた
そうですが、中田だけ無視で断られ、なんで同じ日本人
なのにと憤慨してました。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。なるほど。やはり日本のサッカー選手はプライドが高いんでしょうか。

お礼日時:2013/07/25 06:24

プロ意識が低いからだと思いますね。


慣れてくるとファンへのサービスが面倒に感じたりするのでは?
(エリカ様化と言うべきか中田化していくと言うべきか、、、)

後は、マスコミに対する怒りや不信感がそのような態度に
させる時もあるかと。

まあ、そういった選手は本物の一流にはなれないと思うので
ほっとけばいいと思いますね。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。プロ意識が低いからなんですね。ありがとうございます。

お礼日時:2013/07/25 06:23

 >海外の選手はもっと愛想よく接しているイメージがありますけど、なぜなんでしょう。


まずこれが大きな勘違いだと思います。ヨーロッパのスポーツ選手というのは、日本のスポーツ選手ほど愛想良くはありません。というか、これはヨーロッパの有名人全体に言えることなのですが。米国の有名偉人みたいなノリを期待していると、ショック受けると思います。
確かにアメリカの有名人のようにお調子者で受け狙い好きな人が多い国もありますが、世界的に見るとむしろそういう国は少数派。それをヨーロッパにも当てはめるのは的外れだと思います。

日本人サッカー選手は、少なくともヨーロッパのサッカー選手よりもはるかに、みんな上品で紳士的ですよ。(勿論ヨーロッパ選手がみんな粗野だと言いたい訳ではないのですが、いかにも「日本の昔の体育会系」的なノリの選手は、少なくとも今の日本の選手よりははるかに多いということです。)日本選手が「愛想悪く」見えるのは、おそらくその世界的なサッカー界のノリを踏襲しているのだと思います。「郷に入れば」です。


 >海外の選手はもっと愛想よく接しているイメージがありますけど、なぜなんでしょう。
日本のメディアで取り上げられるのが、そういったシチュエーションだけだからだと思います。「声援もスルーする欧米有名人」なんて、少なくとも日本の大衆に受けないでしょう? 「感じ悪く報道している」なんて批判が出たりする恐れもある。(本人も了解のありのままを映しているというだけで、決してそんなことはないはずなのですが。)受けを狙って媚びている米国ミュージャン・俳優なんかの方が、テレビの絵になり易いはずです。それだけだと思います。

この回答への補足

御回答ありがとうございます。いろいろ持論を展開なさってますが、何に基づいておっしゃってるのかが分かりません。すべてあなたの所感のように感じられますが。

補足日時:2013/07/25 06:22
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