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北京や広州などの中国の大気汚染はすごいらしいですが、
昔の日本と同じような感じだった、と言う人は多いです。

しかし中国で走っているクルマも、技術的には新しいはずなのに
なぜ昔の日本のような大気汚染が起きているのでしょうか?

やはり工場でしょうか?

工場内のクリーン技術も70年代より飛躍的に向上しているはずですが・・・

逆に言えば、なぜクルマの数が増えているのに、現在の日本の大気が改善されているのかも気になります。

A 回答 (7件)

確かに面白い質問だと思います。

私もそれなりに勉強しています。中国の汚染というのは悪質な工場が車より問題です。もちろん、日本は車の規制を行っています。たとえば、日本は2005年までに白灯油と茶灯油が存在していましたが、それ以降が白灯油しかありません。これらだけでも結構な改善だと思います。

一方、日本で大気汚染測定が非常に広く行われていますが、行政の測定方法を勉強してみてはいかがでしょうか。行政が測定している箇所には確かに改善されたと思います。測定しない場所は知りません。明確にいいますと、工場、工業全般が悪質ではなく、悪質な工場が住居地域であろうが工業地域であろうが、出現すれば、その地域の環境がもちろん大幅悪化します。
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新車の自動車の排出するNOXは、25年前に比べて1/50になりました。

(添付URL)

車の排気は
 1台あたりの出す排出量 X 走行距離 X 台数 によって決まります。
 
古い車が多く走っていれば、空気はきれいになりません。(ロサンゼルス)
又、車をきちんと車検などでメインテナンスしていなければ、最新の車を持っていってもきれいになりません。(発展途上国)

参考URL:http://www.epcc.pref.osaka.jp/books/hakusho/h18/ …
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第二次大戦後の経済発展により発生した大気汚染は、当初は石油中の硫黄分の排出によるスモッグ・酸化雨として現れました。

その結果ドイツの森が立ち枯れしたり、光化学スモッグによる人的損害が発生し、燃料中の硫黄分削減が叫ばれました。
石油製品の硫黄分の規制は、例えば軽油については 1.2% 、0.5%、0.005%(500ppm)、50ppm、10ppmと下がっていきましたが、500ppm以降の低減は触媒に対する影響を考慮したもので、排気中の硫黄分に関しては自然由来(火山等)のものの方が多くなりました。
軽油と同様に工場で燃やされる重油や灯油中の硫黄分も削減されたので、その時点から硫黄分の汚染は向上されて来ました。
現在の日本における大気汚染は、NOx等の違ったものが問題となっていますが、中国やインドなどでは未だ昔の問題が解決されていない様です。
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こんにちは。


他の方もおっしゃるように主に工場によります。
七色の川の話は有名ですが、行政が業者を把握しきれていないので、無法がまかり通っています。
先日も凄まじい労働環境のレンガ工場が摘発されたばかりです。
http://www.recordchina.co.jp/group/g8693.html

人間の扱いでさえこれですから、空気や水、環境などは無視に等しいでしょう。

日本の大気汚染は改善されているのではなくて、汚染の種類が変わってきたのです。
石炭産業が主役だった当事の四日市喘息などは工場の排煙中の亜硫酸ガスが原因でしたが、現在は工場の排煙処理技術は非常に進み、自動車のエンジンによる窒素酸化物と微粒子汚染物質が主なものです。

更にあまり注目されませんが、大都市でのクーラーと自動車の集中、一面の舗装による熱蓄積などで起きるヒートアイランド現象や熱帯夜も熱汚染という汚染の一形態です。
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 中国の大気汚染の原因の大半は、火力発電所で焚く低質な(硫黄分の多い)燃料と(電力需要が逼迫しています)、工場(いまや中国は世界の工場といわれています)から噴出す排ガスの影響です。

車の排気ガスは主原因ではないと考えられます(ネパールでは質の悪い燃料を使い、燃費の悪い古い車の排気ガスの影響が大きいようです)。工場内をクリーンにするのも、環境対策をするのも、コストがかかります。中国の工場(とくに地方)では、そういうことに費用をかける意識がありません。工場排水などは、多くは無処理のまま河川に垂れ流しです。
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トータル的に大気汚染の原因があるのと、空気の浄化を考えていないというのがあるのでないでしょうか。


車にしても、日本のように車検などという制度は無いでしょうし排ガスを検査したりすることも無いでしょう。
そうなってくると新しい技術で作られた車が果たして中国全土で走っている車の何%でしょうか。
日本ですら排ガス規制をクリアしていない車もまだ走っているわけですからそれを考えると車が原因の大気汚染が減っているとはいいがたいような気がします。工場にしても昔の日本がそうであったように排ガス廃液垂れ流し状態に近いのでしょう。
日本程度の小さい国が出す程度の大気汚染はなんとか自然の力で目立たなくなっていただけで、日本の何倍の人口を抱える国から出る大気汚染は自然の力では太刀打ちできなくなったということでしょうね。
何かの本で読んだのですが、日本の大気汚染はよくはなっていないはずです。車が増えた分の大気汚染と工場から出る大気汚染(減少しているとの事)をトータルで見るとただ横這い状態だと書いてあったような気がします。
ですから、決して日本の大気汚染も安心できるものではないはずですよ。
それ以上に中国の大気汚染がひどく周辺(太平洋の真ん中でもかんそくされるほど)にも影響が出ているということなんでしょうね。
いくら規制しても、海賊版のDVDなど当たり前の国ですから工場の利益の方が優先になってししまうのでしょうね。出来れば早いうちに環境にも目を向けてくれるとうれしいんですがね。
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仰るとおり、工場が一番大きな理由です。


こちらを参考に。
http://www.erca.go.jp/taiki/history/

1962年のばい煙の排出の規制等に関する法律、1967年の公害対策基本法、1968年の大気汚染防止法あたりから40年かけて少しづつまだマシな状態に改善してきたのです。

ついでに。
中国は砂漠化も進んでおり、黄砂も大気汚染の原因のひとつとなっています。
また、技術や車の新しい技術を導入しても、どこまで遵守して物を作っているかわからないという技術以前の問題もあります。何らかの監査の入る大工場はともかく、下請けになればなるほど何もかも垂れ流しだと思いますから。。
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