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レシプロエンジンの場合、焼き付きなど場合はシリンダーを研磨しボアを少しアップして修理しますが、ロータリーエンジンの場合の焼き付きはアペックスシール等の交換でOKなのでしょうか。また、ロータリーエンジンは排気量を変えることは可能なのでしょうか。

A 回答 (3件)

REはレシプロで言うボアアップ的な考えは基本的にないです



>REの排気量を上げるには大きく分けて三つ
1.ローターを増やす
2.ローターを厚くする
3.トロコイドを大きくする

1.は基本の2ローターを3ローター(コスモ用)、4ローター(レース専用)と増やした例があります
2.は市販REが10A→12A→13Bと徐々に排気量アップしましたが、これはトロコイド(ハウジングの形、径)は同じながら厚みを増やす事で排気量アップを成し遂げています
3.は径そのものを大きくした13Aってのが唯一ありました

で、チューナーなりプライベーターが排気量アップを目論むと…
まず3番。これはありえない。
設計から部品生産まで全部やらなきゃいけないのでチューニングの範疇を超えて開発・設計レベル
次、2番。これもまずありえない。
ローターを厚くするってったって、ハウジングも厚くせにゃいけない
それに例えば1mmやそこらの厚みアップじゃ気のせいレベル
10A/12A/13Bの場合で、10mmアップしてようやく1ローターあたり80ccほどアップ
これだけ厚くしたらやっぱり新設計レベルだ
最後、1番。これが一番現実的で実現している人もいるけど…
これじゃ4気筒を6気筒に増やして排気量上がった!!と言うようなもんだ

って言う事で結論としては部外者レベルじゃ排気量は上げられない

また補修の際は、ローターとハウジングそれぞれ1ローターづつ別個に分解できるので研磨・洗浄等をすれば使える物はそのまま使い、使えない物は交換です
レシプロの場合だとブロックやヘッドは大きな1つの部品で1ヵ所ダメになれば全部ダメ的な感じですがREは小さい部品がいくつか集まってできているので一部の部品が壊れたのであればソコだけ交換と言う手が使えます
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この回答へのお礼

よくわかりました。ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/25 17:44

>レシプロエンジンの場合、焼き付きなど場合はシリンダーを研磨しボアを少しアップして修理しますが、


焼きついた場合は、コンロッド,クランク等ダメージを受けている場合があるのでそう簡単にシリンダのボーリングだけではすみません。通常はリビルト用にピストンが用意されている場合で、寿命がきたエンジンの再生方法として行います。最近のエンジンは寿命も長くなったので短期間で長距離を走る商用車以外のエンジンでは、純正のピストンが入手できないので非常に割高になります。
流用可能なピストンを使う場合もありますが技術情報を把握してないと出来ないし、ボーリングして鋳造欠陥が出てくると使用できない、費用も高い、1ヶ月以上かかるなど、まず普通の場合は行わない。

>ロータリーエンジンは排気量を変えることは可能なのでしょうか。
レシプロエンジンはボーリングマシンのある町工場でもできますが、ロータリーはNC加工機、しかもうまく使いこなす技術が必要なのでどこでもできません。ましてやレシプロは切削加工ですみますが、ロータリーは加工後にクロムメッキ(?)やテフロン加工が必要で普通ではまずできません。どう考えても、加工できる工場はないでしょう。
もちろん、エンジンの製作工程にばらつきはあるし、不良品も発生する。不良品を再度大きめに加工して救済する処置も行なわれていると思うが、それ専用のローターを入手できても先にあげたようにハウジングの加工を引き受けてくれるところはまず見つからないと思う。
従って、ロータリーエンジンの高出力化はハウジングの燃焼室(レシプロのシリンダヘッド)を削って拡大し、圧縮率の下がった分加給圧を上げる手法が一般的。
とりあえずはモーターファン(廃刊)86年4月号「究極のエンジンを求めて」を読むべし。
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確かじゃないけど、参考程度に聞いてください。



焼きつきは、アペックスシールの交換では出来なかったんじゃないかな?^^;
ロータリーエンジンがブローしてアペックスを壊すって事は、確かハウジングの中でローターが暴れて、ものすごい傷(通称:悪魔の爪)が付いて終了・・・・
だったはず

排気量を変える一番簡単な事は海外からローターを輸入したら良いんじゃないかな?
確か少し・・・・細かい事は忘れたけど、排気量アップだったはず^^;

噂程度に参考に。

ではでは
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