
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
このアリとキリギリスについての考察は
鹿島茂さんの本で読んだ記憶があります。
ちょっと手元に見当たりませんが,
論旨は南北の地理的な違いによって
昆虫の分布が異なることによる
単語(昆虫の名詞)の翻訳移入の問題を
論じたものでした。
とりあえずの回答ということで。
私の旅行体験ですが,
南フランスでは蝉がシンボルマークのようになっていて
ポロシャツの刺繍やTシャツのプリントで
土産品として売られていたりしますが,
緯度が北海道より北になる首都パリでは
蝉の鳴き声などまったく聞けません。
こうした事情があって
イソップからラ・フォンテーヌの翻訳に
”アレンジ”が生じたのだと思います。
(鹿島茂さんの説もそんな感じでした。)
あやふやな回答で恐縮です。
どなたか,鹿島茂さんの著作をフォローしてくださると
良いのですが。
No.1
- 回答日時:
以前テレビ番組で解説していたのを聞いたのですが、セミはヨーロッパではなじみの薄い昆虫なのだそうです。
そこで出版時にヨーロッパでよく見られるキリギリスに置き換えたとか。
こちらにも経緯が載せられています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AA% …
http://www.gulf.or.jp/~houki/essay/zatubunn/lion …
http://www.lib.pref.tochigi.jp/reference_ex/allr …
ロシアではトンボになっている、というような情報も目にしたことがあります。
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