この人頭いいなと思ったエピソード

 住み替えについて、過去の投稿等を読ませて頂いているのですが、自分のケースにあてはめきれなくて、教えて頂きたいのです。長文になります。
 現在、大阪の堺市に2年前に建てた注文住宅(4000万円くらい)に住み、残債が3500万円ほどあります。ですが、主人の会社が急に神戸の兵庫区に移転し、毎日の通勤が大変なうえ、残業が多いので、兵庫県に転居しようかと悩んでいます。 
 近所の不動産会社1社に現在の家の査定をお願いしたら、2500万円前後との事でした。 仮にその金額で売れるとすれば、1000万円の売却損になるので、単純な話(こんなに単純ではないと思いますが)、諸費用を現金で用意できれば、新しい家を2500万円ほどで見つけて買い替えローンで残債の1000万円を組み合わせたら、新しい家のローンは3500万円という事になりますよね?(金利は変わりますが)
 現在のローンはみずほ銀行なので、銀行に問い合わせたら、主人の年収は700万円弱ですが、買い替えローンとして4000万円くらいのローンは組めるとの事でした。後は、新しい物件の担保価値次第ということです。
 そこで、新しい物件の選択なんですが、「建売」「土地+注文住宅」「中古物件+リフォーム」で迷っています。 これら3パターンの物件をそれぞれ2500万円以内で(厳しいですが)用意できても、やはり立地やパターン(狭小な土地、中古)によっては全額ローンを組むことは難しいのでしょうか。 諸費用はともかく、2度目の家なので、資金に余裕がありません。予算が少ないので家のランクもかなり落とすことになりますが・・。 ちなみに現在の家を売却する前に新しい家の購入し、転居までに売れなかったら買取も検討しています。
 また、「土地+注文住宅」や「中古+リフォーム」の際、先に土地代や中古物件の支払いをせず金利のみ支払って、家が出来上がってから1本のローンにすることは可能でしょうか。
 勉強不足で質問内容に不明な点があるかも知れませんが、よきアドバイスをお願い致します。

A 回答 (3件)

一般的に旧ローンの残債務付での買替案件自体が厳しいことはご承知な様ですので、以下局面ごとに具体的に。



(1)単純に売却を先行させると、残債務1000万円が宙に浮くことになる。銀行側は物件時価以上の担保設定(2500万円物件へ3500万円の担保設定)は許容できても、1000万円の無担保融資存在は認めない可能性が高いので、売り先行自体が微妙。

(2)仮に売却のみを先行できても、賃貸居住期間が長くなって費用の持ち出しの意味では負担が大きい。(自宅売りという不確定要素が無くなる・自宅売却損の税金上メリットは有る)

(3)買替物件を「土地+注文住宅」としてしまうと、土地代全額+建物建築当初資金が先行するが、建物建築前に土地だけを担保に「旧残債務+土地代+建築資金の一部」が融資される、というのは難しい。

(4)住宅ローンの二本建てがまず異例で、売却までの間は銀行のつなぎ融資の形にならざるを得ないが、銀行融資は銀行が担保設定、ローンは保証会社が担保設定するのでこの辺りの経費も二重に発生する。(質問にあるつなぎ融資の間は金利のみ、は十分可能)

(5)残債務が残る以上新規ローン取扱銀行が限定される。通常は現行のローン銀行・勤務先会社の取引銀行・購入物件建築や仲介業者に絡んだ銀行といった所ですが、所謂「金利優遇」が受けられにくい。(貸す側の立場が強い)

(6)「中古物件+リフォーム」というのは、銀行からすると中古物件価格が不動産価格でありローン額判断の基準となるが、追加リフォーム分については趣味・趣向の問題であって不動産の担保価格には加味させない(そこまでの金額は融資できない)、と通常考える。又、リフォームの間はどこに住むのか? という点も出てくる。

(7)新築物件の場合には、一応購入価格=物件価格という評価は受け安い。中古マンションについても価格が客観化しやすいので、契約価格がベースになり得る。中古一戸建の場合はやはり銀行独自判断で評価が厳しくなる(傾向)と考えられる。

(8)売り物権について仲介業者による「買取保証」の保証額は、びっくりする位低い金額(おそらくは2500万円評価なら2000万円程度)に押さえられ、資金計画面での修正も発生する。

ということで、直接責任の無い立場からの回答としては、
(1)購入物件としては、建売・新築マンション・中古物件でもそのまま居住できるコンディションの物件という、事前手付金10%・残金90%は引渡し時一括という条件で即刻入居できる物件の方が良さそう。

(2)売り物件について売却を先行させながら、実際の売却額と売却時期の見極めを行う必要がある。同時に買い物件についても話を進めて、売り買いの各部を整合させる必要がでてくる。

(3)売り物件で候補者が複数存在するなら、契約において契約(手付金受取)と資金決済(残金受取)、現実の立退きについて条件交渉をして極力資金決済・立退きのタイミングと新規購入物件の買い決済のタイミングを一致させる。(金額よりも決済条件を重視)
・・・同日のAMに売り決済、PMに買い決済、引越しが翌日といった形が理想的
注文住宅が難しいのはこのタイミングの設定にブレが生じる為

(4)仲介不動産業者を同一業者として、自身の売り契約の解約条件にも、買い物件の融資承認が取れない場合という項目を設定する・売り契約で手付金を小額とする等、買い案件での融資不成立の場合の、売り契約の解約ペナルティにも押さえをつけておく。

(5)これに、手付金・費用を自己資金で充当できる・できないといった要素が重なりそうですが、全部を同時並行で進めるのはかなりの気力が必要になります。自宅の第三者宛賃貸(一応金融機関へ報告必要)+賃貸物件へ一旦避難して、相応の自己資金をストックしてから再検討する方が精神的には楽かもしれません。
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この回答へのお礼

専門的なアドバイス有難うございます。
基本的に「住み替え先の購入を先行」にと考えております。
詳細はNo.1様への補足に記載しております。

住み替えは売り買いのタイミングが難しいと聞いています。 色々考えるとぞっとしますね(笑) ただ、主人の体調もよくないので、話を進展させなければいけません。
あれから気になって銀行へ再度問い合わせたら、今は大抵の物件には全額ローンが下りること、そして物件価格以上の融資も可能(保証料や引越し代まで(領収書は要提出))との事でした。使途さえ明確にすれば融資は出来るけど、要は返すのは本人だから、一番大事なのは担保価値よりも借りる人間の返済能力、審査次第ということのようです・・・。

売る件については、来年の春に向けて、今年の11月頃から売り出すのが時期的に妥当のようですが、すべてスムーズにいくのは夢に近いでしょうね(笑)
ありがとうございました。

お礼日時:2007/08/30 16:04

質問項目にはないですが、売却損がでる場合、確定申告すれば、戻ってきますよ。

質問者様の場合だと、たしか5年間繰り越して、申告できるはずです。1000万円の売却損(建物の償却分は差し引いて)ですから年収から考えると5年間所得税なしってあり得るのでは?。
いろいろな条件がありますので、必ず税理士さん等に確認してください。これを使わない手はないかと。確か年収と、住宅ローン(10年以上)を組むことが前提になると思います。
 加えて、住宅取得控除もあわせることができます。
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この回答へのお礼

ご回答有難うございます。
確定申告ですか。 そこまで視野に入れてませんでした(笑)
そうですね、実際に住み替えする時には、忘れてはいけない事ですね。
これは、現在の家に5年以上住まないと対象にならないとかではなかったでしたっけ?(違うのかな?)
この辺りは、ネット等で調べられそうなので、勉強してみます。
アドバイス、有難うございました。

お礼日時:2007/08/30 22:41

住み替え経験者です(分譲マンションですが)。



>現在の家を売却する前に新しい家の購入

これが前提だと、資金繰りも綱渡りとなりますし、時間的余裕がないために選択の幅が狭まり、買ってから後悔することにもなりかねないと思います。私もマンションの買い換えをしたとき、不動産会社の担当者から「売却を先行した方がいいですよ」というアドバイスを受けました。

したがって、
1.現在の物件の売却を先行させる。
2.住み替え候補地に賃貸マンションなり貸家を借りて仮住まいする。
3.売却が済んで現金を手にしてから、じっくりと新しい家探しをする。
という手順を検討されてはいかがでしょうか。賃貸に住んでいる間に住み替え候補地の事情もいろいろとわかってきて、後悔のない選択ができるのではないかと愚考します。

この回答への補足

 早速のご回答、ありがとうございます。
 質問に記載しておりませんでしたが、子供が2人おりまして、上が来年小4、下が小1になりますので、住み替え候補の場所に賃貸してもその学区内で家が購入できるか分からないのと(便利な所では地価も高く、いつまでも購入が難しいので、あらかじめ不便(?)なところで賃貸する覚悟も必要ですが)、賃貸に引っ越すには、現在の残債を一括で返済しなければ今の家を出られないのです。
 お安い家賃の賃貸で資金を貯めながらじっくり検討したいのはやまやまなのですが、新しい家を購入してそれを担保に残債と新しい家のローンを一本に(買い替えローンです)しないといけなくて・・・。
 現在の家を賃貸にして、住み替え先でも賃貸という場合も、現在の場所柄、ワンルームなら借り手がつくけど3LDKの戸建になかなかつきにくいのと、途中で空家になったときのローンと家賃の2重払いの心配と、何より会社が大阪に戻る可能性もないので、賃貸にしたところで今の家に帰ってくることもないのですから、それならば築浅のうちに売却した方が、との考えもあります。 なので、売却がうまくいかなくても、値段は下がりますが不動産の買取額も考慮のうえで、来年の春に買主に仲介もしくは不動産に買取という形で住み替えようかと検討しております。。。
 長くなりましたが、補足です。

補足日時:2007/08/30 11:06
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