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ヘレンケラーについて、第一言語習得という観点から興味が湧き、『ヘレンケラーはどう教育されたか』という本を読んでいます。そこで、"Cat does drink milk"(サリヴァン女史が教えた文)とか、"much (many) teeth do make Nancy sick"(ヘレンケラーの産出した文)があります。
このdoesやdoは、訳文からは強調の意味はなさそうなのですが、
1、ネイティブが英語を習得する過程にこういう段階があるのでしょうか?
2、盲聾者用の言語の教え方なのでしょうか?
というのが疑問です。どなたか教えてください。

A 回答 (2件)

1、ネイティブが英語を習得する過程にこういう段階があるのでしょうか?



あるようです。あいまいな答え方になりますが、一般動詞のとき、do,does,did をいっしょにして発話することは良くあるようです。
多分、日本語においても、ほぼ同様な現象が観察されているはずです。

2、盲聾者用の言語の教え方なのでしょうか?

基本的に、手話であろうと指文字であろうと、その国の言語を、その言語の文法にそった形で教えているはずです。ただ、時制とか三単元のSとかを、動詞本来のものと分離して教える過程が、盲聾者用の第一言語(母国語)の教え方としてあるかどうは分かりません。
多分、盲聾者用の言語(母国語)の教え方として確立された技術のようなものはまだないのではないでしょうか。少なくとも、へレンケラーのように、ほとんど言語としての下地がない状態からの言語習得は、世界的に見て非常に例が少ないので。
なお、幼児期を過ぎてからの盲聾者は、実際には、母国語としての文法は身についているので、単に、手話とか指文字の表現の仕方をどう理解していくかと言うものになります。これは、言語自体を学ぶこととは異なります。

また、第二言語習得に際しては、いろいろなやり方が工夫されていますから、おっしゃるようなやり方もあると思います。
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この回答へのお礼

>do, does, didをいっしょにして発話・・
そうですか。
確かに過去形や3人称単数を学ぶ前にありそうですね
さらに興味が湧きました

>基本的に、手話であろうと指文字であろうと、その国の言語を、その言語の文法にそった形で教えているはずです。

そうですか・・やはり習得過程の一段階なのでしょうか。。

>ただ、時制とか三単元のSとかを、動詞本来のものと分離して教える過程が、盲聾者用の第一言語(母国語)の教え方としてあるかどうは分かりません。

これに関してはこのカテゴリーで質問するべきではないとちょっと思いながらも質問してみました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/05 16:14

ソースと実際の例文が思い出せないのですが、以前ここでどなたかが紹介していた現在の文法解釈に疑問を投げかける著者の本に、次のようなものがあったとおもいます(立ち読みなので例文は思い出せないので、あくまで例です)。



do/doesなどの文中での出現を、現在強調のような教え方というか説明で終わってしまっていますが、もともと

I do have a pen.
This is a pen.
のような文は同じ構造をもっていて、疑問文で
Do you have a pen.
Is this a pen.
になる理由(理屈)としてもおかしくないようです。

また英国で
I have got a pen. (私はペンを持っている)

Have you got a pen. となるのも、同じことのようです。

問題なのは、is などを be動詞、動詞の1つとして日本人が固定的に理解してしまうことや、haveは動詞だという概念があるようです。(ここでのhaveの扱いがどう書かれていたのかが、思い出せないのですが)。
いずれにせよ、do/doesがはいることに、もともとの不自然さはないようでした。


実際下記のように他の人でも(この人は私が呼んだ本の著者ではありません)、似た疑問を呈しています。
http://homepage1.nifty.com/goto/ftc/data2000/200 …

この方は「英文の8割は、文型にあてはまらない。あれは、だいたい、100年前に出てきた話しでしょう。100年前のことを教えているんだもん。まともな文法書では、5文型なんか入れてませんよ。でも、あれを入れないと、参考書が売れないんでしょう。」
と述べています。
私が呼んだ本の著者でも、同じく100年前に日本が取り入れたものが現在の原型にはなっているが、世界は変化している。5文型以外のメソッドがないため(というか学校では勝手なことはできない?)、現在も当たり前のように信奉されてしまっていることが述べられていました。
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなり、大変失礼いたしました。
参考webを訪れて、そこでまた少し考え込んでしまって・・・。
すっかり忘れてしまっていました。すいません。

まずは一番引っかかったことからですが、

>5文型以外のメソッドがないため(というか学校では勝手なことはできない?)
というjayoosanさんの意見と「まともな文法書では、5文型なんか入れてませんよ」という参考web先の若林俊輔さん(先生?)の意見が食い違っているような・・・気がしましたが。


>もともと
I do have a pen.
This is a pen.
のような文は同じ構造をもっていて、疑問文で
Do you have a pen.
Is this a pen.
>になる理由(理屈)としてもおかしくないようです。

これはそうですね。納得です。

>また英国で
>I have got a pen. (私はペンを持っている)
>が
>Have you got a pen. となるのも、同じことのようです。

そうなんですね・・。

>いずれにせよ、do/doesがはいることに、もともとの不自然さはないようでした。

そうですか。。
そうすると、ヘレンケラーの場合は・・なんだったのでしょうか?
なんとなく、でしょうか?(笑)

いずれ原典を読んで、それでも理解できなければ
また質問させていただくかもしれません。
ありがとうございました。

お礼日時:2007/10/14 16:36

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