準・究極の選択

(1)Today computer games are a huge industry, having global sales of $28 billion in 2004.
havingはどうしてing形なんでしょうか。そして、haveは持つでいいのでしょうか?

(2)The first computer games had two goals: to help develop artificial intelligence(AI), and to reveal how humans think.

(3)The modern form of international chess has a rigid set og rules, which means that there are a limited number of possibilities at any given time.

(4)By contrast, GO(碁)has fewer rules and consequently is much more flexible-far too flexible for any of today's computers to find a winning strategy.

(5)These differences indicate that different kinds of games require us to think, plan and act in different ways-something easy for us, but difficult for computers.

それぞれの訳をお願いします。一つだけでもいいです。(全部、きちんとした日本語には出来ませんが)特にわからないのは(4)と(5)です。

A 回答 (4件)

(1)今日、コンピュータゲームは巨大産業であり、2004 年には世界で280億ドルの売り上げがある。



「(……の売り上げを)持っている」have の意味は、お考えの通りです。
訳語としては、「売り上げがある・売り上げている」など、いろいろです。

having... は、分詞構文です。having の主語は、computer games です。
付帯状況、理由などに考えられます。
... and they have ... for they have ....
など考えられますが、もし、この文が2004年に書かれたなら、
... and they are having .../ for they are having ...
と考えることもできます。状態動詞のまれな進行形ですが、「持ちつつある」という意味で可能です。
時制の一致を考えるとこの形も自然です。 例 : They are having/expecting a baby.

2004年より後に書かれたとすると、and they had... では、時制の一致が崩れます。
having... に過去のイメージを持たせるには、having had... になります。
... and they have the record of ... と考えると、現在でも変わらず、その売り上げ記録を持っているイメージになります。
つまり、「過去に売り上げたが、その記録を(過去の物としてではあるが)今も持っている(そして変わらず持ち続ける)」という、現在形の「普遍性」にぴったり当てはまるので、having had にならなくてもいいのです。

(2)初期のコンピュータゲームには2つの目標があった。人工知能(AI)の開発援助、そして人間の思考方法の解明である。

to help... と to reveal... が、two goals の言い換えです。
how humans think は、本来名詞節「人間がどういうふうに考えるか」ですが、意訳して、名詞の訳にしました。

(3)The modern form of international chess has a rigid set og rules, which means that there are a limited number of possibilities at any given time.

(3)国際チェスの現在の形は、厳格に決められた(オリジナル)ルールがあり、各局面(手番)においての可能な手は限られた数が存在する。

og は、「オリジナル」? または、of の typo (タイプミス)だと思います(f と g は、キーボード上で隣同士)。a rigid set of rules なら簡単なのですが……。
which は、関係代名詞主格で、非制限用法です。
that 以下は、means 他 の目的語(名詞)節です。後ろに there are ... 構文が続いています。
at any given time は、「どんな与えられた回にも」が直訳です。つまり、交互に1手、1手を打つ、その1回(手番)のことです。
there are ... 以後を直訳すると、
「どんな与えられた回(手番)でも、限られた数の可能性がある」

(4)対照的に碁にはほとんどルールがなく、必然的に、よりはるかに広がる柔軟性は、今日のどんなコンピュータでも必勝戦略を見つけることが不可能なほど(の柔軟性がある状態)である。

fewer ... には、a がないので準否定です。
much more は、チェスに比べてです。more を much が強調しているので、「よりはるかに広がる」としました。
 この後、too .A. (for .B.) to .C. 構文です。拙訳のカッコ内は、flexible を無理に訳出した部分です。日本語では省略した方が分かりやすいと思います。「B にとって、C するには、あまりにも A である(だからできない)」の意味です。
winning は、動名詞です。 
and の後が難しいですね。2種類の並び方を感じるのですが……。どちらも決定打がないんです。
意味は分かるが、文型が……。という感じです。
A. is の前に Go (S)を補って考えると、much more flexible-far が C で、too ... が前と同格の C になる。
B. much more flexible-far を主語に考えると、too ... が C。「倒置」(こちらが第一印象でした。)
consequently を読んだ瞬間、文が切れたと思いました。つまり、次に、Go を補えなかったんです。it があれば迷わないのに……。-far がなければ形容詞だから、そう迷わないのに……。
============
なぜ、迷ったかといいますと、B なら、the/its があってもいいかもしれない。と思ったからです。不安材料はこれだけです。
consequentlly の位置は,A ではないという証拠にはなりません。consequently は、おそらく文修飾だから、be の後ろに来る副詞というイメージではありません。
とにかく、いわゆる「倒置」に考えたというより、そう感じてしまったんです。
結論として、B で考えました。
おそらく、flexible-far は、flexible-far-reaching-length (名的)の省略か、flexible-far-from-chess (形的)か……。
形的でも主語になれると思っています(the があれば……)。
名的にとると、A ではなくなると思います。
難しいと思われる much more flexible-far-reaching-length (than chess has)で考えることにしました。
far のイメージは「遠く離れて」、as far as は「行き着くところ、限度」のイメージがあります。
名詞的に訳して、「柔軟性/融通性の行き着く長さ」から、「柔軟度」、「融通度」などが考えられます。
============
とりあえず、私自身もまだ、決定打を持っていない状態ですが……。
間違っているかもしれませんが、いい機会ですので……。こんな考え方もあるということで……。
以下、much more flexible-far を主語に考えた理由です。
文語ではたまにある特殊な形です。時々、副詞など主語には使われない語句が、主語になります。
例: Through the woods is his new house where we visited and had a good time last summer.
  「この林を抜けたところが、この(最後の)夏私たちが訪れて、楽しい時を過ごした彼の新しい家です。」
The place (through... ) is.... と考えると分かります。
これは、「副詞の強調倒置」にも考えられます。副詞が文頭に出て、次に動詞という語順です。be の文ではよく見かけます。
別に強調というほどでもないとは思います。これは、文の構成要素のせいで、こう並ぶのが自然なんです。
英語では、5文型を考えれば分かりますが、最大4つの要素を並べて文を作ります。「長いものは後ろ」が基本です。
短い要素から並べれば、文が仕上がっていきます。そして、相手の知らない情報は、詳しくするために語句が増えます。必然的に新情報が後ろに来て、最後に重要情報が来るというわけです。
このとき、be は主語パートと述部パートをつなぐ連結動詞です。つまり、第1要素と第2要素の間に来る。つまり、前から2番目の要素になるのが肯定文です。
例文は、His house where... is through.... と並べれば、文型通りですが、主語が重くなります。
His house is through ... where.... と並べることは、可能ですが、where の先行詞が、house か、woods か、不確定になります。
よって、この並びしかなくなるわけです。
 本文で考えると、
consequently
much more flexible-far
too flexible for any of today's computer
to find a winning strategy.
前から、短い順です。to find ... 以下は準動詞句なので最後です。準動詞句/節は、動詞を含むので、短くても重くなります。だから「前+名」よりなんかより後ろに来ます。

==========
(5)この違いは次のことを指摘している。異なる種類のゲームによって私たちが要求されるのは、コンピュータにとって困難でも、私たちにとって簡単な、別の方法かなにかで考え、計画し、行動することである。

各部分が分かりやすい様に、なるべく英語の語順通りに訳しました。
These ... 主語 indicate  他動詞   that ... computers は、indicate の目的語節。
that 節内は、
different ... games 主語  recuire 他動詞  us 目的語  to ... 不定詞で、補語に考えられる(us が、think などの意味上の主語)。
think, plan, act 自動詞の3連。
different ways-something ways-something は、ways か、something。
easy ..., と difficult... は、どちらも different ways-something を後置修飾。
ways-something (which are) easy for us ... と考えると分かりやすい。

以上、自信のないままの回答でした。どなたか専門家の方の回答があればいいですね。お疲れさまでした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。

一つ一つの丁寧な解説、本当にありがとうございます!まさかここまで細かく解説をしていただけるとは思っていませんでした(むしろ自分でやれよとか言われるんじゃないかとびくびくでした…)ので、嬉しかったです!
しかも、分解して解説してくださったので、自分でもう一度訳をし直してみても「…あ、なるほど、だからこうなるのか!」と納得することが出来ました。おかげで、ぼんやりしていて全く理解できなかった内容が、何となく輪郭だけでも掴む事が出来たと思います。

本当にありがとうございました!

お礼日時:2007/10/25 01:16

#2です。


#3さんのご回答を読んで……
#3さんに1票。ぜひ、調べて頂きたいです。
クリーンヒット。決定打です。
私もどうしてこんなに無理な解釈をしなくてはいけないんだろうと、悩んでいました。
絶対ダッシュであってほしいです。お粗末ながら、ハイフンにしか想いが及びませんでした。コンピュータ的発想でした。私自身は、将棋、チェスより、囲碁の方が好きなんですが……。(だから、弱いのか。(ひとりごと))今回の英文、身にしみます。
そうですね。ダッシュですよ。その前後に完全に「言い換え」が成り立ちます。
og も of であってほしいです。それなら……。
rigid に「固定」のイメージを感じ、set に「ひとまとまり」、「きちっとはまる」というイメージから、「詳細まで決められたルール」『多くのことを決めたルール」というような訳でもいいと思います。

4)対照的に碁にはほとんどルールがなく、必然的に碁は、よりはるかに柔軟性があり、今日のどんなコンピュータでも必勝戦略の発見には遠く、手が届かないほど柔軟なのである。

far は、単なる強調だと思いますが、らしさを出してみました。
ふー、これでよく眠れます。おやすみなさい。
ほっ。
    • good
    • 0

#2さんの回答を読んで、ちょっと明らかにしておくべきことがあると思ったのですが、


(4)と(5)のflexible-farと、ways-somethingについては、これは語と語を繋ぐハイフンではなく、言い換えなどを意味するダッシュではないかと判断したので拙訳のようにしたのですが、
原文では「――」のようになっていましたでしょうか。ハイフンだとするとちょっと訳せないと思うのですが。
ダッシュだとすると、much more flexible――far too flexibleで、flexibleを言い換えているだけですし、ダッシュ以下が無視できるので、andで並列しているのはhasとisで、isの前にGoが省略されている重文だと判断できます。
後者のほうは、ways――somethingということは、何か、つまり種々の方法ということで言い換えになります。

また、(3)のogについては、#2さんの解釈でわかりました。a rigid set of rulesでOKでしょうか?>質問者さま

この回答への補足

(3)のogはofでした。すみませんでした!
a rigid set of rulesでOKです。申し訳ありません。

それから(4)と(5)なのですが、ダッシュにしてはずいぶん短いのでずっとハイフンだと思っていました。でも、私がそう思ってるだけという気がするので、たぶんダッシュなんだと思います…。
曖昧で申し訳ありません。

補足日時:2007/10/21 16:16
    • good
    • 0

(1)2004年には280億ドルの世界的セールスを記録し、今日コンピュータゲームは巨大な産業となっている。


(ここではhavingは分詞構文です。実質的な意味は薄く、salesの方を動詞的に訳出すればいいのではないでしょうか。)

(2)最初のコンピュータゲームには二つの目的があった。つまり、人工知能(AI)の発達を促すことと、人間の思考の仕方を明らかにすることであった。

(3)国際的なチェスの近代的な形態は、厳格なセットやルールを持っており、これはいつでも(手の)可能性が限られていることを意味する。
(setが上手く訳せませんでした。rulesのようなものだとは思うのですが。)

(4)対照的に、碁は将棋よりもルールが少なく、従って将棋よりフレキシブルである(融通が利く)。それは、今日のどんなコンピュータでも勝利戦術を見つけるのにはフレキシブルすぎることを意味する。

(5)これらの相違は、種々のゲームが様々な方法、つまり、我々にとってはたやすいが、コンピュータにとっては難しいやりかたで考え、計画を立て、実行することを我々に要求する、ということを示している。

拙劣な訳で申し訳ないです。訳文の瑕疵や文法的な説明は識者のかたに任せたいと思います。
ご参考に資すれば幸いです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

お礼が遅くなって申し訳ありません。

五つすべてに解答をいただき、本当に感謝しています。「なにがなんやらわからない…」という状態だったので、訳をしてもらって本当にありがたかったです。とても参考になりました。

ありがとうございました!

お礼日時:2007/10/25 01:11

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!


おすすめ情報