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もうすぐ大学の中間発表があるのですが

テーマ・目的・背景・反応経路などを書き、今後の予定を書こうと思っていますが。
今まで行った実験(研究)をどのようにまとめたらよいか解りません。簡単な実験手順を説明する感じでよいのでしょうか?
ちなみに自分の研究室はあまり活発ではないのでまだ数回しか実験を行っていません。
アドバイスお願いします。

A 回答 (1件)

応用化学科(化学工学)の博士後期3年です。



発表をまとめるのは慣れるまでが結構面倒ですよね(なかなかうまく私も発表出来ていませんが・・・。努力あるのみですねofz)。

まず初めに、『自分が行っている研究の何に新規性があるのか』を考えてみてください。
貴方の記述されている内容から一例を挙げてみれば「私の研究で取り扱っている物質は、今回示す反応経路で作成すれば収率や立体選択性が高くて有利」などです。
それが出来たら、次は、今までしてきた実験内容を振り返ってみてください。
その新規性を証明するような研究になってますでしょうか?

 なっていれば、何を中心に発表すればよいのかが見えてきます。
上の例ならば、『反応経路』を中心に据えて、それを証明・強調するために既往法の純度や立体選択性と自分の方法のそれらを対比させ、なぜこうなったのかを考察しつつ結論づければ良いですよね。
 背景や緒言には、事前に知っておいてほしいことや、自分の研究をやる意義を説明すればよいので、上の例ならば、既往法の問題点とその原因、その解決法としての自分の手法を説明すればわかりやすくなるでしょう。
まだ研究を始めたばかりだと思いますので、完全に進んでいない場合がほとんどでしょう。
まず初めにストラテジー(研究戦略:自分の研究をどのように進める予定のこと。ある程度は上手くいくと思える予定を示しましょう)を示し、現状と現状の問題点、今後の展開を示すことにすれば、良いかと思います。
現状までである問題を解決する糸口になるような特筆すべき結果が得られていれば、
   研究テーマ全体の大問題―その中の問題の一つ-その小問題の一つの解消結果・考察-次の全体の解決法へと繋がる次の展開
とすると、しっかりと先を考えて研究出来ているな、とポイントアップするのかな。

 逆に新規性を証明するような実験内容になっていなければ、
残念ながら最終目標を今行っている実験内容に合わせるか、
実験内容を変更するしかありません。
時間の関係上、最終目標を合わせることになるでしょう。
最終目標と実験内容をすり合わせたら、あとは上記のように発表を取りまとめてみましょう。

抽象的で分かりづらいかも知れませんが、
『自分の研究で何をしたいのか』『そのために自分がやってきたことは何か?』をじっくりと考えてみてください。
良くありがちなのが、緒言の方で述べた今回の発表の研究目的と研究結果がリンクしていないということです。
そうなると、この発表は一体何を言いたいの?となってしまうので、発表準備ができたと思ったら、一呼吸置いてからもう一度見直してみてください。

簡単な手順を示すだけでは、自分が苦労したところなどを分かってもらえません。
ちゃんと、理由があってその反応経路を選んだんだと思います。
ならば、しっかりと伝えてあげないと、考えたのが損になっちゃいますよ。

お互い頑張りましょう(・ω^)b
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