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隣の部屋かもしくはコアを鉛の箱に入れて小窓をつけて機械的な機構を製作しハンドルをクルクルまわして開閉度を調整すれば良かったのではないでしょうか?
どうして人間が間近へ行ってドライバーでこじるようなバカげた方法で実験したのでしょうか?
それとも臨界なんて大したこと無いと考えていたのでしょうか、科学者って意外とバカだなって思いました。

A 回答 (2件)

実験は「手動」(人間の手で操作)で行っていました。


当然科学者たちは「臨界事故」が起こりやすいことも知っていたし、その9か月前に同じロスアラモス研究所で臨界による死亡事故も起こっていたので、注意深くやっていたのは間違いないでしょう。

ただ、「事故」はちょっとした不注意や手違いで起こります。
車で出かけるときには、誰しも「今日は、自分は事故を起こさないし、事故に巻き込まれることもないだろう」と思って運転するはずです。
近くのスーパーまで出かけるときには、「事故を起こすかもしれないから、自分で運転せずタクシーで行こう」などとは考えないでしょう。ヘルメットをかぶって30分かけて歩いて行こう、などとも考えないでしょう。

それと同じです。
さっさとデータを取りたいので、微小間隔を操作・制御するための治具を2~3日かけて作る、などということはせずに、「マイナスドライバーの回転角で微小間隔を操作する」ことにしたのでしょう。まさかドライバーが外れて落下させてしまうなどとは考えなかったのだと思います。
それまで、同じような実験、データ採取は何回もやっていたのでしょうね。
「慣れ」「油断」「過信」は大敵です。
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もちろん臨界の危険性も知っていましたし、安全な方法も知っていましたが、安全な方法だと手間がかかり、実験の成果を出すのに時間がかかるからです。



科学者としての名聞名利で成果を焦り、注意すれば大丈夫だろうという慢心を呼び起こしたのです。

意外とバカというのはかわいそうではありますが、確かに「頭のいい愚か者」であったことは否定できないかもしれません。
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