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芳香族アルデヒドの試薬って、古くなると、みんな、赤っぽい、ひどいときは、褐色瓶のガラスの色よりも濃くなっている事があるんですが、

普通は、空気と触れて、カルボン酸に変化するのが一般的な劣化だと思うんですが、それでは、赤系の色にはならないと思います。
あれは、どんな化学反応で、劣化して居るんでしょう?

A 回答 (4件)

 『みんな』とお書きですので,特定の試薬ではないとして推測いたします。



 「芳香族アルデヒドの試薬」ですから,反応するのはアルデヒド基か芳香環部分ですね。

 アルデヒド基が酸化された場合にできるのはカルボン酸ですが,これはお書きの様に『赤系の色にはならない』と思います。

 となると,反応して赤色を呈するのは芳香環部分と考えられます。芳香環が酸化されて呈色(赤色)と言われて頭に浮かぶのはキノンの生成です。芳香環が空気酸化されてキノンが生じたとは考えられませんか。

この回答への補足

アドバイスありがとうございます。
はい。特定の試薬の話しではありません。

会社で芳香族アルデヒドを扱っているのですが、保存状態によっては、茶褐色に変色してしまうので、いったいどういう変質が進行しているのかな?変色を防止する方法は無いのかなと、悩んでいます。
そういえば、一般的に、アルデヒドの試薬は、オンス瓶など、瓶のネジ口のあたりは、真っ赤になっているなと思い、質問致しました。

キノンの色ですか、、、うーん、芳香環が酸化されるほどの、酸化雰囲気だと、先に、ホルミルが、カルボン酸になってしまいません?

補足日時:2002/09/10 11:06
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rei00 です。

補足拝見しました。

> 芳香環が酸化されるほどの、酸化雰囲気だと、先に、
> ホルミルが、カルボン酸になってしまいません?

 それはあるかもしれません。先の回答で意図したのは「赤色の素はキノンの生成」だけで,アルデヒド基が酸化されるかどうかは問題としていませんでした。

 確かに,アルデヒドの方が酸化されやすいと思いますので,細かく言えば「カルボキシル基を持ったキノン」となるのかもしれませんが・・・。

 あと,先の回答では書くのを躊躇ったんですが,可能性をもう一つ。芳香環の空気酸化過程で生じるラジカルの重合によるポリマーの可能性はいかがでしょうか? 共役が伸びて着色しそうに思いますが・・・。
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アルデヒドがかいかん重合してできたぶしつの色ではないですか。


ちょっと.削って赤外をかけてみてはどうですか
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こんにちは。


シッフ試薬(アルデヒドと反応して紫色に呈色:芳香族では反応が遅い)なら、含まれているフクシンという赤い色素の色です。

フクシンは還元されると無色になります。通常、亜硫酸を加えて還元型の無色の状態で試薬として調整されてますが、含まれている亜硫酸が空気中の酸素で参加されて消耗すると還元型を維持できず、酸素で酸化されて普通の状態(酸化型)になり赤く発色します。
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