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『酸化作用』と『酸化力』の具体的な違いを教えてください。

A 回答 (3件)

ある反応で、ある物質Aは酸化剤として働く(酸化作用を起こす)ので酸化力がある。


という言い方はできます。

しかし、ある物質Aは酸化力がある、とは言えないです。
例えば、熱濃硫酸は、銅Cuを溶かし、銅を陽イオン化して電子を奪い酸化することがができます。
ですが、金Auに対しては、熱濃硫酸は金を酸化する(電子を奪う)ことができず、金は酸化されません。
金は陽イオンにならないです。

酸化しようとする物質が異なれば、
【酸化作用がある】=【酸化力がある】
ということが言えなくなります。
相手との相性があるので注意しないといけない部分で、過酸化水素辺りが高校で酸化剤と還元剤のどちらとして働いていいるか、を問われることが多いですね。
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この回答へのお礼

分かりました。
ありがとうございます!

お礼日時:2020/12/08 20:54

酸化作用 酸化還元反応で相手が酸化される(電子が奪われる)作用のこと。


酸化という反応のことを指します。

酸化力 酸化還元反応で相手を酸化する(電子を奪う)力(能力)のこと。
酸化反応を起こす能力のことを指します。

中高辺りの化学でよく出てくる酸化剤に過酸化水素があります。
過酸化水素は相手の物質を酸化する酸化剤にもなりますが、過マンガン酸カリウム+硫酸酸性では過酸化水素等は還元剤として働きます。

相手の他に違う要素が絡んでくると、酸化剤の酸化力も変化し、過酸化水素のように還元剤として働くこともあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
では、
【酸化作用がある】=【酸化力がある】という言い方は正しいですか?

お礼日時:2020/12/08 18:07

「酸化作用」って言葉がそもそもないみたいです。



抗酸化作用と混同したのかな?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
セミナー化学の解説に『酸化作用』と書いてあったんです…

お礼日時:2020/12/08 17:43

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