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第二種電気工事士を受験しようと勉強しているのですが、電線の接続の違いがわかりません。
具体的に書きますと

コード相互およびケーブル相互の接続の条件に
(あ)コード相互の接続にはコード接続器を使う
(い)ケーブル相互を接続するには接続箱を使う
となっています。
 しかし、下記の場合、上記の(あ)(い)に該当しないのに、直接接続できるのはなぜか、お教えください。
(1)ビニル絶縁電線とビニルコードを直接接続し、ろう付けした。
(2)絶縁電線とケーブルの直接接続
(3)ビニル外装ケーブル相互をねじり接続し、ろう付けした。
(4)ビニル絶縁電線相互を巻き付け接続し、ろう付けした。

 以上、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

電気書院の設問の趣旨は接続器が必要かどうかです。


この解説にある、直接接続=「接続器を使わない」と考えてよいと思います。(法律用語では直接接続の定義はないので)
接続器を使わなくてもねじり接続等を行って、ロウ付けして絶縁処理すればよいという電線、ケーブルと、必ず接続器を使うコードを特定させる演習と思います。
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この回答へのお礼

数ヶ月前から、悩んでいましたが、やっと、理解できました。このことが気になって前に進まなかったのですが、再び、来年の試験に向けて頑張ります。
 ありがとうございました。

お礼日時:2007/12/13 22:36

質問内容からだけでは回答不能です。


具体的な出題例を正確に書いてください。使用電圧、導体の接続点(電気抵抗)のことなのか、施工方法全体(抵抗、強度、絶縁すべて)のことなのかにより、正解はケースバイケースで変わります。

質問にある4つの選択肢のなかで不適切なものをえらぶのであれば、選択肢(2)は抵抗を増加させないための処置が無いので「不適切な施工」になります。(その他の選択肢はすべて適切)と考えます。

選択肢4つともすべて適切というのであれば、(2)について過去問題では何らかの条件が付いていたはずです。

電技解釈第12条によると、コード相互、キャブタイヤケーブル相互、ケーブル相互又はこれらのもの相互を接続する場合は、コード接続器、接続箱などを使用することただし、断面積8mm2以上のキャブタイヤケーブル相互を接続する場合は、直接接続できる。」とあります。
この意味は、電技に立ち返って「電気抵抗、機械的強度、絶縁抵抗」の3つを兼ね備えた具体的な接続方法として接続器、接続箱を上げています。
接続器の例として差込接続器の場合はVVFケーブル単芯を差込むことで上記3点を同時に確保するものです。
接続箱の例としてアウトレットボックスの場合は、圧着端子で抵抗を確保の上、ビニールテープ巻きすることで絶縁性能を確保し、ボックス内で接続することで機械的強度を確保しています。

(1)の例は接続箱内で行い、接続部をビニールテープ巻きしないと適切な施工でない。もしくは、碍子引き工事とする
(2)の例は直接接続し(ねじり、共まきなど)、接続点をはんだ付けし、接続部を絶縁すれば電線自体の接続としてはOKとなる。
さらに接続した電線は電線管には入れられないので接続箱などの中で行うか、接続点が見えるように碍子引き配線する。
(3)も接続点を接続箱内に設けて接続点を絶縁すればOKとなる。
(4)は接続部をビニールテープ巻きしないと適切な施工でない。電線なので、VVFケーブルのようにころがし露出配線はできない(保護管、ダクト等に入れる)し、接続点は保護管やダクト内には設けていけないから実質的にはジョイントボックス内で行わざるを得ない。もしくは碍子引き配線とする。


過去問例
 電線の接続方法に関する記述として、不適切なものは。
イ.ビニル絶縁電線とビニルコードを直接接続し、ろう付けした。
ロ.電線の引張強さを20[%]以上減少させないように、電線相互を接続した。
ハ.直径2.6[mm]のビニル絶縁電線相互をスリーブで接続した。
ニ.断面積5.5[mm2]のキャブタイヤケーブル相互を直接接続し、ろう付けした。
正解は、 ニ.

使用電圧が100[V]の屋内配線において、電線(銅導体)の接続方法で不適切なものは。
イ.ビニルコード相互をねじり接続し、ろう付けした。
ロ.ビニル絶縁電線とビニル外装ケーブルを圧着接続し、ろう付けしなかった。
ハ.ビニル外装ケーブル相互をねじり接続し、ろう付けした。
ニ.ビニル絶縁電線相互を巻き付け接続し、ろう付けした。
解 答 イ. ビニルコード相互は、巻き付け接続はできません
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この回答へのお礼

早々にご助言ありがとうございます。

 中途半端な質問で申し訳ありません。わからない部分だけを取り出しましたので。

今回、さらに詳しい説明をして頂き、ほぼ、理解できました。

わからないのは1つだけになりました。
それは、
  電気書院の「第2種電気工事士筆記試験受験テキスト」の中のP85の5番の問題です。<すべて書かせて頂きます>

問。電線を接続するとき、接続器具を使用しなければならないものは
 イ;コード相互
 ロ;断面積8mm2のキャブタイヤケーブル相互
 ハ;絶縁電線とケーブル
 ニ;絶縁電線とコード
答は(イ)です。これは理解できます。

  ただ、解説にある、断面積8mm2のキャブタイヤケーブル相互、絶縁電線とケーブル、絶縁電線とコードを接続する場合、直接接続しても良い。

となっています。
 この直接接続しても良い。のが、理解できないのです。

 たびたび、お聞きして申し訳ありません。

お礼日時:2007/12/13 15:54

コード(電線)とは導体(銅線)の周りにビニール絶縁物があるものをいいます。

絶縁物ですから、機械的な保護はありません。

ケーブルは絶縁物の上をさらにシースという外装(これもビニール)で外力から保護しています。
電線とケーブルの違いをまず覚えてください

電線同士の接続は「電気設備技術基準第七条  電線を接続する場合は、接続部分において電線の電気抵抗を増加させないように接続するほか、絶縁性能の低下(裸電線を除く。)及び通常の使用状態において断線のおそれがないようにしなければならない」となっています。
つまり、「絶縁性能の確保」「通電抵抗の確保」「機械的強度の確保」です

通電抵抗を増やさない接続方法は、コネクタ、ねじ止め、リングスリーブ圧着です。ねじり止めの場合は半田付けしないと抵抗が増えます。

また「接続部は同等の絶縁性能を有する」ためには電線の場合は圧着後に絶縁テープ(ビニールテープ)巻きするか絶縁性能のあるコネクタ(差し込み接続器など)を使用します。

ケーブルの場合は外装があります。ケーブル同士を接続したばあいに機械的強度を保つ外装がなくなるので、接続部分を保護するために接続箱を使用します。たとえ接続部分をビニールテープ巻きをしても駄目です。ビニールテープは絶縁テープなので(機械的強度は巻き方により保てるかもしれませんが)外装の役割とはみなされません。(高圧ケーブルなどは専用の接続材料を使い、同等の機械的強度を確保しているので接続箱を用いませんが)

ケーブル同士や、ケーブルと電線との接続はジョイントボックス内で行う必要があります。(電線管の中や接続部が造営材(建造物)に接触するような施工方法は駄目です)

電線を配線に使用する場合には碍子引きか配線ダクトや電線管に入れない限り造営材に接触させた施工はできません。したがって一般家庭の屋内配線ではVVFケーブルが使用されるわけです。

参考URL:http://oshiete1.goo.ne.jp/qa1854444.html
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この回答へのお礼

GTAC様
詳しく、説明して頂き、ありがとうございます。
かなり理解できました。
ただ、具体的な過去問を解いていますと、
質問にも書かせて頂きました
  (2)絶縁電線とケーブルの直接接続
 が正解となっています。
この理由がまだわからないのです。
 
 できれば、これについて説明して頂けませんでしょうか。
 よろしくお願いします。

お礼日時:2007/12/13 10:54

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