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モサデク政権が石油会社を買って国交断絶したのはなぜですか?

1953年国王派クーデタが起こったのはなぜですか?

簡単でいいので返信お願いします。

A 回答 (2件)

国を豊かにしようとしたから。


当時のイランの石油資源等の利権は外国(主に英国)に握られており、せっかく石油が出るにも関わらずその恩恵はたいして受けられず、国は豊かとは言えませんでした。
その状況を打破しようと石油会社を国有化し国交を断絶しました。

国王はモサデクの政策と対立していました。特に、石油会社を国有化し外国と対立する事については危機感を持っていたと言われます。
実際、モサデクの政策に怒った英国は他国を巻き込んで、イランに経済圧力をかけます。この結果、イランは打撃を受け経済は非常に悪化しました。
こうした状況に危機感を抱いた国王派の軍人がクーデターを起こしました。
このクーデターの裏には、モサデクによって利益を失った外国、またはこれから利益を得ようとした外国が糸をひいていたとも言われています。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!!

お礼日時:2007/12/30 10:20

第二次大戦中、英ソ両軍に占領されたイランが、主権を回復するために頼った相手がアメリカでした。


その結果、石油利権はイギリス政府所有のアングロ・イラニアン社(現ブリティッシュ・ペトロリアム)が握り、ソ連からの侵攻を防ぐのに充分な軍事支援をアメリカが行なう態勢ができあがります。
そんな中で首相に就任した右派の民族主義者モハマド・モサデグは、アングロ・イラニアン社の国有化(イランの会社として、です)を宣言した後、親米派の国王に対し王室予算削減などのプレッシャーをかけて国外逃亡へ追い込みました。
モサデグがソ連と通じているのではないかと懸念するCIAはクーデター計画を立案。イランの石油利権をイギリスから分け前としてもらうのを主目的に、アメリカ主導のクーデターが実行されました。
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この回答へのお礼

ありがとうございました!!

お礼日時:2007/12/30 10:20

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