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アメリカはなぜ共産主義を嫌うのですか。
また共産主義とは何ですか。
戦後アメリカとロシアの冷戦がありましたが、一体何故そうなったかわかりません。
ベトナム戦争やその他の戦争でもアメリカが介入していました。ベトナム戦争に介入した真の理由についても教えてください。

A 回答 (7件)

共産主義は本来、平等化を目標とした圧制に苦しむ社会的弱者保護というか救済を目標としたものでこのため世界的にインターナショナルに支持者が現れたといえましょう。


後年次第に変質していきましたが・・・
これに対しアメリカは反対極にある資本主義国家で、共産主義が伝播すれば国の根元をゆさぶられると考えたのは無理もありません。 我が国も権力者に刃向かうものとして弾圧しました。
冷戦はこの思想的な敵対意識とお互いの覇権主義から始まったものでお互いに同盟国を囲み込み対抗意識を燃やしたのが原因です。
朝鮮戦争もベトナム戦争もソビエト側は同盟国の拡大、アメリカ側はその阻止という戦略が当事国の都合とも絡み合って起こったものです。
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そりゃ、自由主義と民主主義の国だから、米国民にとって共産主義は親の敵と同じでしょう。


 共産主義の正確な意味はちょっと理解しにくいかもしれませんので、大まかに言えば平等を理想とした思想です。労働者の政党による独裁(民主的独裁)、あらゆる産業を国有化し計画に沿って生産(計画経済)するなどの特徴があります。結局は特権階級による独裁と国家管理社会になりました。スターリンによる何千万人という粛正や、飢餓輸出と呼ばれる、何千万の農民の餓死者を出した農作物の強制的な輸出(ソ連の工業化の資本として必要な外貨獲得のため)は有名です。ソ連以外でも結局は共産主義は時代を逆行した独裁の手段としかなっていません。少なくとも現在に至るまで、国民に幸福を与えた共産主義国家は存在していません。
 細かいことですが、共産主義だとロシアではなくソビエト連邦共和国(ソ連)のほうが良いですね。ロシアはソ連の前と、ソ連崩壊後の国名です(正確には違いますが、その程度に理解してください)。
 冷戦は第二次世界大戦後、朝鮮半島で北朝鮮ができ、韓国が侵略されそうになったときに米国がそれに介入し阻止したときから始まります。朝鮮戦争ですね。それ以前からチャーチルとかはソ連と西ヨーロッパの間には鉄のカーテンが敷かれているとか言って予言されていたのですが、顕在化したのは朝鮮戦争でしょう。
 ソ連、米国はそれ以後、勢力争いを続けます。共産主義の主張は革命により資本主義を共産主義にしなければならない(共産主義によると資本家は全て強盗と同じ、預金の利子とかは資本家の搾取だそうです。結局、高級官僚が搾取する側に回るんですけれどね)、自由主義の主張は民主主義、自由主義を守れです。
 ベトナム戦争もまたその流れで共産主義と自由主義の戦争として発生していますが、現在、軍事政権に対しソ連の後ろ盾を利用したレジスタンスであったとして評価されています。
 まあ、大御所のソ連は自ら崩壊したし、結果的に自由主義・民主主義の圧勝に終わった解決済みの事項です。北朝鮮、中国、キューバとかは残ってますが。
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もしあなたが、日本以外で一生送るとするとどこの国がいいですか?


1、アメリカ
2、中国
3、北朝鮮
4、韓国


おそらく、あなたの選択肢に2,3は入らなかったのでは?
もしそうであれば、その理由と、アメリカが共産主義を嫌う理由は同じなのではないでしょうか?
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「アメリカが」嫌っているんじゃなくて多くのアメリカ人と、アメリカ合衆国政府が、だとおもいます。


前者については何も言いますまい。
あの国の一般的な知的水準はそもそも理性的に他の思想や宗教を考えるレベルじゃありません。かなりキリスト教原理主義な国家になっちゃってます。
もともとマルクスの共産主義はキリスト教から派生したものです。まあキリスト教から観れば異端みたいなもの、同族嫌悪こそこの世で一番激しいものなのでしょう。
アメリカ合衆国政府は世界最大の資本主義の政府です。資本主義を乗り越えようという意図をもつ共産主義は、その内実がどうであれ許せるものではありません。いわゆるソ連の腐った実態はここでは関係ありません。だってソ連が成立した直後も、さらに「冷戦」以前もアメリカじゃ共産主義弾圧してましたし。
サッコ・ヴァンゼッティ事件って知ってます?
共産主義とは、というのは一言で答えようとするのは傲慢というものでしょう。独裁的な共産主義国家もあれば、そうでない共産主義を目指す共産主義者もいるわけで、一種の独裁だという見方そのものがひとつの政治的立場になってしまう。少なくとも立場の違いがそのまま「共産主義とは」という問いの答えに影響してきますし、それくらい答えがちがってきてしまいますから。
冷戦ですか?それは思想の問題ではなく勢力争いだと思うのですが。
ベトナムについては、ドミノ理論というものです。
つまり、1950年代から60年代にかけて、民族独立がすすむなか、そのいくつかの国が社会主義をめざそうという主張をかかげたとき、こういうのをほっておくと「ドミノ倒し」みたいに次々に「社会主義国」ができてしまう。アメリカの見方ではそれはソ連の勢力圏にはいってしまうのでけしからん、という話のようです。
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アメリカは自由主義、民主主義が国是(よくアメリカの映画とかで主人公とかがやたら口にするあれ)なので、自由な言論を封殺したり、異なる意見を言う機会を奪われている体制(ファシズム、共産主義)はアメリカの国の存立基盤に反するからだと思います。


ナチスドイツなどは戦争でその勢力圏を広げて全世界をナチズムの下に置くのを目標でしたし、ソ連は革命輸出で全世界をソ連を頂点とする共産体制化するのが目標だったので、自然、アメリカとぶつかります。
第二次大戦後、戦場となったヨーロッパは疲弊して、超大国でソ連に対抗しうるのがアメリカしかいなかったという事情もあると思います。(中国は国共内戦でした)
ベトナム戦争は朝鮮戦争と同じ、米ソの代理戦争です。北ベトナムは共産主義だったので、自然、北ベトナムによるインドシナ統一を阻止するため(ベトナムの周囲への革命波及を恐れ)、アメリカは非共産主義の南ベトナムを支援しましたが、結局、アメリカは介入に失敗し、ベトナムは共産主義政権で統一されました。
共産主義は私有財産を認めない、党の指導が個人の意向に優先する、などなどといったもので、産業革命の劣悪な労働環境がここかしこにあった頃はそれなりに意味のある思想でしたが、マルクス主義はもともと工場労働者と工場経営者の対立、といった構図しか頭になかった(時代がそうだったから無理もなし)ので、サービス業の増大、工場のオートメーション化、中産階級の激増などの時代の流れに適応しなくなり、自然、共産主義はガチガチの官僚主義で生産停滞、腐敗、恐怖政治を招き、ソ連はじめ自壊していきました。
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>アメリカはなぜ共産主義を嫌うのですか。



アメリカはキリスト教徒(それも敬虔なプロテスタント)が
作った国なんです。
移民もずいぶんいますが、政治の中枢はWASPと呼ばれる
人たちがずっと占めています。
(W:ホワイト、AS:アングロサクソン、P:プロテスタント)

そういう敬虔なクリスチャンが、神と宗教を正面から否定
する共産主義者を快く思わないのは、当然といえます。


>また共産主義とは何ですか。

共産主義については、語ることが多すぎるので、ここでは
触れません。


>戦後アメリカとロシアの冷戦がありましたが、一体何故
>そうなったかわかりません。

第二次世界大戦後、世界赤化(すべての国で共産主義革命を
起こすこと)を狙ったソ連を中心とする共産主義陣営と、
それを阻止しようとするアメリカを中心とする自由主義陣営
が対立しました。これが冷戦で、共産主義陣営の中心である
ソ連が崩壊するまで継続します。


>ベトナム戦争に介入した真の理由についても教えてください。

共産主義陣営の尖兵として、ベトナム全土を制圧しようと
していた北ベトナムの伸張を防ぐためです。
もっとも、支援していた南ベトナム政府が腐敗しきっていた
ため、結局は負け戦となりましたが。
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共産主義になると大金持ちの資本家が困るから。

アメリカを動かしているのは資本家です。
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