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経済学の最初に出てくる需要供給曲線のグラフで
説明上独立変数的な価格がY軸(縦軸)で従属変数てきな数量が
X軸なのはどういう経緯があるのでしょうか?
 算数/数学では通常Y=F(X)のように
 横軸(X)が独立変数,縦軸(Y)が従属変数になるのは
 授業でよく見たと思います.
 なのに需要供給曲線のグラフではなんか逆に見えます.
 過去の経緯(慣習)なだけなのか,あとになるとわかるすばらしい
 理由があるのか,なぜなんでしょうか?

 普通の需要供給曲線で価格と数量を入れ替えても
 需要曲線は右下がりで,供給曲線は右上がりなので
 なぜなんか逆に見える書き方をするのか不思議です.

A 回答 (7件)

理論的な根拠はないようです。


マーシャルだったか名前は失念しましたが、最初にグラフを描いた学者が縦軸に価格を描いたからと聞いたことがあります。
初めて経済学を学ぶものにとって、頭を混乱させる迷惑な話です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます.
やっぱり慣習ということですか.
まぎらわしいですね
  (#教科書を書く人はコメントしてほしいです)

お礼日時:2008/01/08 00:35

僕も最初同じ戸惑いをしました。


xを弄くって、yを動かすのをずっとやってきたのに、いきなり縦横反転させるのは酷いですよね。
しかしまあそっちの結論は出ているようですね。


ですから需要供給曲線の説明をさせてもらいます。本当はNo5さんのレスで十分なのですが少し補足をします。
No5さんの言うとおり需給曲線は2通りの動き方をします。
1.同じ条件の下での需給の関係を見るときは線上の点を見るわけです。

同じ条件の下での需給の関係例
需要側
1個200円なら10個買う
1個150円なら15個買う
1個100円なら20個買う

供給側
1個200円なら20個作る
1個150円なら15個作る
1個100円なら10個作る

2.その条件が変わったときは需給曲線はシフトします。

条件が変わった例
新技術の誕生で生産性アップ→供給曲線右にシフト
地震の影響で生産力ダウン→供給曲線左にシフト
狂牛病で牛不人気→牛肉の需要曲線左にシフト
狂牛病で魚大人気→魚の需要曲線右にシフト


それらを踏まえて説明。
・供給曲線
>供給曲線は ”供給が多いと価格があがる”

供給曲線が示しているのは『生産量と一個辺りの生産コスト』の問題です。
つまり、右上がりの供給曲線が示しているのは『沢山作ると一つあたりのコストが上がる』ということです。
ですから、沢山作ってもらうには『高い価格を出して作ってもらわないといけない』わけです。

したがって、↓で正しいです。

>本当は価格があがるから,供給が増えるでは?


・需要曲線
>需要曲線は ”供給が多いから価格が下がる”
>本当は価格が下がるからたくさん買う=需要が増えるでは?

これはどちらも正しいです。
『価格が下がるからたくさん買う』と言うのは正しいです。
しかし、そもそも沢山売るには沢山作らなければいけませんよね。

つまり、供給が多く売れ残った時。供給者は『価格が下がればたくさん買う』ことを知っているので価格を下げることで、無駄な在庫を処分しようとします。
その結果、『価格は下がり』、『価格の低下が需要を刺激』し沢山売れます。ですから『供給が多ければ価格が下がる』のです。

ちなみにこの動きは、『供給量の増加』による『価格の下落』と『需給量の増加』であり、需給曲線で言えば、『供給曲線の右シフト』による『交点の右下(量増価格減)への移動』を示しています。
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この回答へのお礼

解説ありがとうございます.
同じ戸惑いをする人がいると知ってなんか安心しました.

 教科書にひとこと書いてくれるとうれしいですね>経済学者様
 まあ 算数/数学にも無言の約束が多いですけどね.
 例 普通は a,bは定数 x,yは変数をあらわすなんて
   まじめに書いている本はすくない
   

お礼日時:2008/01/11 02:45

質問者の方が曲線上の話をしているのは、質問文を見れば明らかです。


#1,3さんは、曲線のシフトを原因と言ってますが、#5さんの(2)に当たる別の話をしております。
それはともかくとして、本が手元にないので、記憶を頼りに書きますが、
A.Marshallの「経済学原理」(1890)にすでにそうしたグラフは描かれていたと思います。他のあまり知られていない経済学者が同様のグラフを書いていたとしても遡れるのは、たぶん100年程度でしょう。詳細は経済学史の専門家に譲ります。
そのご時世に、数学において「横軸(X)が独立変数,縦軸(Y)が従属変数になる」というのが確立していなければ、価格の高い低いは英語でも普通の表現なので、A.Marshallが、現在の数学教育の観点から、おかしく見えても責任はないと私は思います。仮に確立していても、そうした数学のルールを熟知した者に対して、経済学を広めようとしていたのでなければ、やはり責があると思えない。
教科書で指摘したものがあるのか覚えていないですが、講義でそうした内容を指摘する方は結構います。でも生徒により言及するかどうか変えている気もします。
この件について詳細に調べた事はないので、参考程度に。
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この回答へのお礼

解説ありがとうございます.

お礼日時:2008/01/11 02:39

(1)「価格が上がれば需要量は減る。


 これは需要曲線は右下がりであり、需要曲線上の移動をいっております。
(2)「需要が増えれば価格は上がる。」
 これは需要曲線が上方へシフトすることをいっております。
(1)と(2)は別のことを言っているのに、これを混同する人がいます。
例で説明します。
 (1)コムギの価格が上がれば需要量は減ります。パンやうどんを控えてご飯を食べるようになるから。
 (2)世界の人口が増え、所得が増えるとパンやうどんの需要が増え、コムギの価格は上がります。

この回答への補足

解説ありがとうごいざいます.
 話がかみ合わない理由がわかりました.
 自分は1)の議論で 2)の話はまだしてないつもりでした

補足日時:2008/01/11 02:37
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#2さんの仰るように特別の理由はありません。



>   (本当は価格があがるから,供給が増えるでは?)
>   (本当は価格が下がるからたくさん買う=需要が増えるでは?)
その通りです。

>いま見ている本では価格変動を原因,結果として需要供給が
変動するような説明がされています.

需要曲線では、価格が高いと需要者が減り、安いと増える。右下がり。
供給曲線では、価格が高いと供給者が増え、安いと減る。右上がり。
となります。普通の教科書的な説明です。

あえて言えば、市場の均衡価格を知る際に、
価格が上下する方が(高い低いのイメージに合っていて)分かりやすい、ということくらいです。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます.
 特別な理由はないということで了解しました.
 経済学の世界では無言の約束ってところですかね?

お礼日時:2008/01/08 00:41

需要供給が原因とすると


1.供給曲線は ”供給が多いと価格があがる”
   (本当は価格があがるから,供給が増えるでは?)
2.需要曲線は ”供給が多いから価格が下がる”
   (本当は価格が下がるからたくさん買う=需要が増えるでは?)
  となってなんかおかしくないでしょうか?

上の考え方少し変ですよ。
供給曲線で、供給が多いと値段が下がります。
 昔、イワシ、サンマは大漁の為安魚でしたが、サンマが取れなくなる
 と(供給が減ると)値段が上がります。

需要曲線で、需要が多いと値段が上がります(供給が追いつかないからです)

価格が下がるから需要が増えるというのは、一見当たっていますが偽相関と思われます。
物によってはこれで説明できるものがあるとは思いますが、全てではないでしょう。
幾ら安くても不要な物は誰も買いません。

 

この回答への補足

>上の考え方少し変ですよ。
>供給曲線で、供給が多いと値段が下がります。
  供給曲線が右下がり?
>需要曲線で、需要が多いと値段が上がります
  需要曲線が右上がり?

 教科書の説明と逆ですね?

補足日時:2008/01/08 00:48
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この様な図を一般に相関図と言われます。


横軸には「原因」縦軸には「結果」を表すのが一般です。
原因(需要供給)が変動させたときに結果「価格」がどうなるかを表示します。

この回答への補足

回答ありがとうございます.
でも いま見ている本では価格変動を原因,結果として需要供給が
変動するような説明がされています.

 需要供給が原因とすると
  供給曲線は ”供給が多いと価格があがる”
   (本当は価格があがるから,供給が増えるでは?)
  需要曲線は ”供給が多いから価格が下がる”
   (本当は価格が下がるからたくさん買う=需要が増えるでは?)
  となってなんかおかしくないでしょうか?

補足日時:2008/01/06 22:21
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