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需要曲線は右下がりの曲線というようになっていますが,どうして曲線になるのか分かりません。
1次関数のような直線にはならず,どうしてあのようなグラフになるのか検討がつかないので,素人でもわかるように教えてください。
どうかよろしくお願いします。

A 回答 (4件)

需要曲線は別に直線になってもいいのです。


しかし、必ず直線になるわけではく、曲線にもなりますね。
この様なとき、数学などでは言葉の使い方としてより一般的な「曲線」という言い方をするのです。
要するに直線にも曲線にもなるとき、両方を含むより一般的な記述方法として「曲線」を使います。
というわけなので、難しく考えなくても大丈夫です。
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この回答へのお礼

なるほど!そうなんですか。
とっても分かりやすく,腑に落ちました。
ありがとうございます。

お礼日時:2003/11/23 11:17

難しくしか答えられないのですが、ごめんなさい。

一般的に、効用関数がU=X^α・Y^β (^の記号は指数(べき乗)また、α+β=1)のとき、各財XとYの需要曲線(マーシャル型需要曲線といいます)は、各財に対して一定の支出額となるように需要を決定します。ところで、需要曲線とは縦軸に価格、横軸に需要量を測るわけですから、その曲線上のある点と原点で囲まれる四角形は価格×需要量=支出額となるわけですから、いわゆる直角双曲線(右下がりの曲線で、数学的には囲まれる面積(支出額)は常に一定)になります。
供給曲線のほうは、総費用関数から導かれるわけですが、都合上、三次関数の形をとります。それを微分したものが限界費用曲線となり、利潤最大化の条件よりP=限界費用(MC・・・ただしMC曲線の一部だけが供給曲線となりすべてが供給曲線に採用されるわけではありません・・・)となります。3次関数の微分は言うまでもなく二次関数ですね。つまり右上がりの曲線になるのです。
 とか、いいながら、教科書の後のほうでは、需要曲線も供給曲線も直線になってしまうことが多いですね。僕も大学生のころ悩んだものですが、そういうものだ、とあきらめました。(今大学でミクロ・マクロを教えていますが、そこんとこは、質問されないよう、こっそり取り急ぎやってます(爆))ただし、上で言いましたマーシャル型需要曲線とP=MCの意味はしっかり理解しておいてもらいたいものです。どんなミクロ経済学のテキストにも載っています。ぜひこれを機会に勉強なさってください。
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こんにちは。

次の例で考えてみてください。

(例)リンゴ1個の価格が
  (1)1,000円(超高額!)のとき10円だけ下がって990円
   (これでもまだ超高額!)となった。
   →需要は多少は増えるかもしれないが(超高額であ
    ることに変りはないため)大して変化しない。
    (価格の高いときには傾きが大きくなる。)
  (2)50円(安い!)のとき10円((1)と同額)だけ下がっ
   て40円(えっ~、更に安くなるの!)となった。
   →需要の増加は(1)の場合に比べて大きい。(価格の
    低いときには傾きが小さくなる。)

 価格が高いときの減額(増額)と低いときの減額(増額)とでは買い手の心理的なインパクトに違いがあるのです。
 この「価格の高いときには傾きが大きく」なり「価格の低いときには傾きが小さく」なる、というのをグラフにすると、原点に対して凸型の曲線になります。

※逆に、もし直線になるとすれば、価格が高いときでも安いときでも同額の減額に対して同量の需要の増減となる(先のリンゴの例でいえば、1000円→990円でも、50円→40円でも需要の増加は同じとなる)ことになり、不合理なので、これは特殊な財しかあてはまらないのです。
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この回答へのお礼

具体的に考えることができて,大変よく分かりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2003/11/25 22:49

価格を基準にして考えて見ましょう。


どんなに高くても買うという人とどんなに安くても買わないという人がいるので、直線にはなりません。
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