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「Jリーグのユース」と「サッカーの強豪高校」とではどちらの選手の方が上手ですか?

宮本恒靖選手は公立高校に通いながら「ガンバ大阪ユース」に所属していたそうなのですがそうゆう選手と全国高校サッカーで活躍する選手ではどちらのほうが将来サッカーで活躍するのでしょうか?

後「ユース」っていうのは強豪高校に入れなかった人が行く所なのでしょうか?それともユースに入れなかった人が強豪高校に行くのでしょうか?

A 回答 (2件)

まずユースといってもピンキリです。


U15ユースですと中学生なので行動範囲が限られています。
ユースのチームも非常にたくさんあります。

高校生になると行動範囲も広くなり、専門性や部活などもあってU18は極端に減ります。
その中でもJリーグの球団所属のユースチームはトップチームのコーチもいますし、
場合によっては選手との交流もできますから環境は全然違います。

森本のようにジュニアでトップチームデビューもあり得ます。
プロになるための要素全てがJユースにあるわけです。
必然的にJユース>サッカー強豪校となります。

Jユースに入れなかったものが高校サッカーの強豪校に流れていく図式です。
ただサッカーが上手な者はJユースに所属して最短でプロを目指すか、
選手権に出て同級生のヒーローになるのかを選択できます。

Jユースに入れなかったものが高校で頑張ってJリーグにデビューすることもあり得ます。
ただし、Jユースに入れなかった時点でフィジカルを中心にプロでの耐性に
不合格通知を言い渡された者が、高校3年間で取り返すのは並大抵でありません。
更に夢を追って大学サッカーに進むものもいますが、時間的損失が大きくてなかなか大成しません。

20年以上昔は企業がユースを運営していました。
ユースに所属すると高校サッカーの監督はいい顔をせず、
ユースに入るのなら高校のサッカー部は退部届けを出せというのが通例でした。
Jリーグができてから環境は色々と変わっています。
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Jリーグ発足当初はまだユース組織そのものが認知されていなかったので、サッカーの強豪校が上でした。

ユースでは高校選手権に出られず聖地・国立競技場でプレーできないので、ジュニアユース(15歳以下)からユースにあえて行かずに強豪校に行って高校選手権を目指す人も多くいました。

今は形勢が逆転しつつありますね。ジュニアユースからユースに昇格できなかった選手が、強豪校に行くケースが目立つようになっています。ここで選手権に出てアピールして一度絶たれたプロへ再度挑戦、という感じです。

現在はユース選手権の決勝も国立で開催され、選手権に出たい気持ちよりも一日も早くプロになっていずれは欧州でプレー、と思う選手が多くなったためです。ここ数年はユースの方がレベル的に上と言われ、今年の選手権は試合によってはジュニアユースよりもレベルが低いとサッカー協会の幹部が漏らすほどのようです。

監督やコーチをする人もライセンスを取得しなければ指導できないほど、サッカー協会も指導者育成に取り組んでいますので、プロ組織の傘下のユースの方が活躍選手は増えるかと思います。ただあの中村俊輔もユースに上がれず高校選手権に出てプロへの道を開いた一人で、こういう例も今後もあるでしょうし、何ともいえない部分もありますね。

いずれにしろユースが充実してきたことはもちろん、選手の意識も国内から海外へ意識が変わって来たのは日本の選手が海外へ行くようになったほどレベルが上がってきたからなのは間違いないと思います。
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