プロが教えるわが家の防犯対策術!

大学生の息子の髪の事で質問します。
数年前に初めて茶髪にする為、自分でヘアカラーをしましたがうまく染まらず、その後ブリーチをして茶髪には染まりました。が、それから髪の毛が細くなり、抜け毛も多く、全く艶のないパサパサした髪質になってしまいました。白髪も多くなり、来月、就職を控えているので、白髪だけでも染めたいらしいのですが、細く弱った髪に白髪染めってどうなんでしょうか?ヘアマニキュアの方がいいのでしょうが、確実に白髪が目立たなくなるものなのか、色落ちは早いのか・・・本人は理、美容室で白髪染めするのはいやだと言うので聞けません。私本人はヘナで染めていますが息子には薦められません。ヘアカラーやヘアマニキュア以外に何か方法があるでしょうか?宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

まず,ヘアマニキュアをしても髪の毛の色を変えることは出来ません。


箱書きに「ヘアマニキュア」と書かれていて,かつ,髪の毛の胃を替えることが出来るものがありますが,これは,白髪染め剤やヘアカラー剤に無色透明のヘアマニキュア成分を含ませてあるもので,けっして,ヘアマニキュアではありませんから,髪の毛は傷みますよ。

カラー(染毛)をした際,髪の毛が傷む原因は,染毛剤に含まれているブリーチ成分によってキューティクルが開いてしまうことと,同じくブリーチ成分によって髪の毛内部のタンパク質(アミノ酸)が流出してしまうことです。
もちろん,ブリーチ剤を使用した場合も同じように髪の毛は傷みます。
そのため,染毛やブリーチの前とあとに,しっかりヘアケアをしませんと,髪の毛が痩せ細ってしまい,場合によっては,切れ毛や枝毛になってしまうことがあります。
ですから,抜け毛が多くなったと書かれていますが,これは,切れ毛だと思いますよ。

一番良いのは,繊毛をしてくれる理容店か美容店に行き,白髪染めをしてもらうことです。
ただし,この場合でも,最低2週間以上は,自分でもしっかりトリートメントやリンス(コンディショニング)などのヘアケアをしなければいけません。
もし,どうしても自分でしたいのであれば,白髪染め剤はクリームタイプを用意してください。(色は好みの色で構いませんが,ブラックは不自然ですので,避けた方が無難だと思います)
そして,

1.
シャンプー剤を使用する直前に,シャワーを使い,1~2分間程度を目安に,頭皮全体をすすぎます。
なお,アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は,その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに追加します。
2.
500円玉1枚程度の量(ポンプ式ボトル入りの場合は,ポンプ1回押しの量)までのシャンプー剤を手に取り,必ず,5~6滴から最大で手にしたシャンプー剤の2倍までの水分を加えてよく馴染ませ,両手で出来るだけ細かい泡になるように泡立たせてから,その泡を頭皮と髪の毛に移してシャンプーします。
なお,アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は,1円玉1枚程度の量のシャンプー剤を追加しても構いません。
3.
シャンプーやすすぎの最中は,絶対に,爪が頭皮に触れないようにします。
指先と指の腹の中間部分(指を軽く曲げた状態で,パソコンのキートップに触れる部分)を使ってシャンプーするのがベストなのですが,その部分でも爪が頭皮に触れてしまう場合は,仕方がありませんので,指の腹を使うようにします。
4.
シャンプー剤のすすぎは,シャワーを使い,2~3分間程度を目安に,頭皮全体をすすぎます。
なお,アゴのラインよりも長い髪の毛の場合は,その部分の髪の毛をすすぐ時間をこれに追加します。
また,すすぎに自信が持てない場合は,仕方がありませんので,シャンプー剤の泡が消えるまで流してから,必ず,息継ぎをしながら,(息継ぎの時間を除いて)1~2分間程度を目安に,お風呂に潜って頭皮全体をすすぎます。(お風呂に潜ってすすぐ場合は,どんなに長い髪の毛でも,あえて髪の毛をすすぐ必要はありません)

すすぎについて
すすぐ際,ただ単に,シャワーでお湯をかけただけでは,お湯が(全体としての)髪の表面を流れてしまい,髪の毛同士の間や頭皮にはお湯が流れないため,髪の毛や頭皮に汚れやホコリ,そして,洗浄成分までもが残留してしまうため,とてもすすいだとは言えません。
そこで,シャワーなどのお湯がかかっている部分を,手透きの手の掌を窪ませてお湯を受け止めながら,優しく髪の毛や頭皮をさすったり,受け止めたお湯を頭皮に押しつけたり弱く叩きつけたり,また,場所によっては,シャワーヘッドを頭皮に触れるか触れないかくらいの距離に保ち,頭皮に直接お湯が届くようにするなど,いろいろと工夫をしながらすすぐ必要があります。

以上のことに注意しながら1シャンプーし,

洗い流すタイプのトリートメント法
1.
シャンプー剤をすすいで髪の毛に残っている水分を,手で軽く飛ばすか,または,お湯に浸して固く絞ったタオルで吸収してください。
2.
トリートメント剤は,毛穴に詰まってしまわないように,髪の毛の根本1cmくらいを空けて,そこから毛先まで塗るようにします。
3.
温室効果を得るために,通気性のないシャワーキャップ(100円ショップで購入可能)か,または,お湯にしたして固く絞ったタオル(ホットタオル)で,髪の毛全体を包みます。
ホットタオルで髪の毛を包む方法は,質問QNo.973230「入浴時に頭にタオルを巻く方法」(http://okwave.jp/qa973230.html)の回答No.1(回答者:adole_scenceさん)の方法を参考にしてください。
4.
トリートメントの成分は,髪の毛に浸透するのにかなり時間がかかりますので,約10分間は放置します。
また,より多くの成分が髪の毛に浸透させるためには熱が必要になりますので,放置時間が過ぎるまでの間,お風呂につかって,体を充分温め,温度を確保してください。(体を温めた熱が,髪の毛を温めます)
ただし,のぼせる前に,必ず,足湯(湯船の縁に座り,足だけをお湯に入れること)に切り替えてください。
5.
トリートメント剤が髪の毛に残っていますと,髪の毛に負担をかけてしまいますので,放置時間が過ぎましたら,トリートメント剤は,完全にすすぎ落としてください。

以上の方法を参考にトリートメントをして,

1.
お湯に浸して固く絞ったタオルを用意し,まず,頭皮の水分を吸収します。
このとき,頭皮や髪の毛を出来るだけ擦らないように注意してください。
2.
1だけでは水分が残っているところがある場合のみ,同じタオルをもう一度固く絞り直して水分を切り,適当な大きさに広げてから髪の毛を優しく包み,軽く押さえるようにして髪の毛の水分を吸収します。
なお,このときは,絶対に叩いたり擦ったりしてはいけません。
3.
(脱衣所などで)乾燥タオルを用意し,まず,頭皮の水分を吸収します。
このときも1と同じで,頭皮や髪の毛を出来るだけ擦らないように注意してください。
4.
3だけでは水分が残っているところがある場合のみ,同じタオルか別の乾燥タオルで,髪の毛を優しく包み,軽く押さえるようにして髪の毛の水分を吸収します。
このときも2と同じで,絶対に叩いたり擦ったりしてはいけません。
5.
ドライヤーのノズルをはずすか,または,スライドさせて,ドライヤーの風の出口を見た目大きくします。(ドライヤーによる乾燥が終わりましたら,ノズルを元の位置に戻してください)
ドライヤーのスイッチを温風が強くなる方に入れ,ドライヤーを持つ腕を軽く伸ばして,必ず遠目(15~20cmくらい離します)から,ドライヤーの温風を髪の毛の中に送り込み,まず先に頭皮から乾燥させます。
なお,後頭部などのようにドライヤーと頭皮の距離が保てない場所を乾燥する場合は,ドライヤーのスイッチを温風が弱くなる方に入れ直してから乾燥するようにしてください。
また,ドライヤーで乾燥している部分をドライヤーを持っていない方の手で,髪の毛を掻き分けたり,髪の毛を1本1本バラバラにする感じにしますと,頭皮や髪の毛が乾燥しやすく,かつ,髪の毛を焼くなどのトラブルを防ぎやすいです。(火傷には充分注意してくださいね)
6.
5だけでは水分が残っているところがある場合のみ,5と同じ要領で,その部分の髪の毛をドライヤーで乾燥します。

ドライヤー乾燥のポイント
髪の毛の乾燥具合は,「髪の毛にドライヤーの熱が残っている間は,完璧に乾燥したように感じるが,その熱が冷めると髪の毛が冷たくて気持ち湿っているような感じに戻るところまで乾燥」することを目安としてみてください。
また,頭皮の乾燥具合は,髪の毛の根本で判断するようにしてください。

といった方法を参考に乾燥したあと,髪の毛の根本から1cmほどあけて毛先まで白髪染め剤を塗るようにしてください。
ただし,鏡に映りやすいなど目立ちやすい場所に関しては,皮膚に付着しないように心懸けながら,髪の毛の根本ギリギリまで塗ると良いでしょう。(ただし,数mmくらいでしたら,遠目では気づかれませんので,無理はしないようにしてくださいね)
なお,白髪染め剤を塗り始める前に,肌が露出している場所にコールドクリームやシーブリーズなどを塗って皮膚をコーティングし,万が一,白髪染め剤が付着しても肌が染まりにくいようにしておくと良いでしょう。

なお,白髪染めやヘアカラーをする上で,絶対にしてはいけないことは,よく染まるようにと説明書に書かれている放置時間を数分以上超えて放置してしまうことです。
放置時間が長すぎますと,一度染まった色素が再度破壊されて色落ちしやすい状態になってしまうからです。
ですから,放置時間は絶対に守ってください。

もうひとつ,大切にして欲しいことは,放置中の温度です。
説明書に指定温度が書かれていない場合は,必ず,髪の毛についている薬剤に40度以上という温度を与え続けるようにしてください。
一番良い方法は,通気性のないシャワーキャップ(100円ショップなど手も購入可能です)で髪の毛全体を包み,その状態のまま,湯槽に張ったお湯(40~42度)に使って身体を温め,暖まったところで足湯に切り替えるなどしますと,温度を保ちやすいですよ。

染め終わりましたら,やはり,最低2週間以上のヘアケアをするようにしてくださいね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

髪の洗い方から乾燥の仕方まで、とても丁寧に教えていただき有難うございました。うちの息子がやってる事はまったく違うようです。
白髪染めやヘアカラーはダメージが大きいとばかり思っていたのですが
ヘアケアが大事だったのですね。自分でするようですが、教えていただいたとおりにアドヴァイスしてみます。

お礼日時:2008/02/12 14:03

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!