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曽国藩は汗奸だといわれたのはどうしてですか?

A 回答 (2件)

「実は昨夜読書していて、出てたので、質問をしました。

『中国近代史』という本です。はんぶんらん著です。日本語訳です。」

支那の現代の学者が書いた本ということなら、そういう評価が有り得ます。

曽国藩が生きた時代の支那は満洲族による清王朝の支配下にありました。圧倒的少数の満洲族が、圧倒的多数の漢族その他を飼い慣らしていた、という構造です。満洲族は、圧倒的な武力で漢民族の明を滅ぼして「大清国」を建国した訳ですが、19世紀になると満洲族の武力はかなり形式的なものになっていました。それでも漢民族が清王朝を打倒して支那を漢民族の手に取り戻そうとする動きはほぼ皆無で20世紀を迎えました。支那人としては「屈辱の歴史」だったでしょうね。

これは「日本が17世紀から20世紀までアイヌ族に支配されていたら」と仮定すればお分かり頂けると思います。

そうした清王朝による支配の中で、ご質問の曽国藩は、漢民族出身の官吏として史上最高の位に就いた人です。シナの現代の学者の立場によれば「異民族の清に魂を売った『漢奸』の筆頭」ということになるのでしょう。なお、中華人民共和国には、我々が空気のように気づかずに教授している「学問の自由」は存在しませんので留意してください。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

大変勉強になりました。よく分かりました。

お礼日時:2008/02/16 20:44

「漢奸」じゃないんですか?


曽国藩が「漢奸」と言われたと言う話は記憶しませんので、質問者様の勘違いではないでしょうか。

この回答への補足

漢奸」
>>>>>>そうです。漢奸です。ありがとう、
変換が可笑しかったです。

実は昨夜読書していて、出てたので、質問をしました。『中国近代史』という本です。はんぶんらん著です。日本語訳です。

補足日時:2008/02/15 23:31
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