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先日大学の授業で、回折格子を用いて水銀灯のスペクトルを観察し、波長を計算しました。その時に文献を見ていて思ったのですが、文献にはいくつもの波長が載っているのに、実際に見えたのは4本(4色)程度でした。どうしてその他のスペクトルは観察できないのでしょうか?

物理は素人ですm(_ _)mでもレポートをかかなければなりません、よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

NISTの原子スペクトルデータベース、↓


http://physics.nist.gov/PhysRefData/ASD/lines_fo …
元素名、波長範囲、波長単位、を入れて「Retrieve」をクリックして下さい。(オプションも沢山あるので飽きない)
どの準位からどの準位への励起、または発光か分ります。
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この回答へのお礼

こんなサイトがあったとは…!
ありがとうございます、参考にさせていただきますm(_ _)m

お礼日時:2008/02/23 13:53

回折格子の格子定数の違い,ブレージングの角度,センサの感度によっては,


とりわけ明るいスペクトルだけしか見えないことがあります.
つまり,「暗い光学系」を用いたため,少数のみが見えたのだと思われます.

同じ原子・分子から出るスペクトル線の明るさは,
上準位のポピュレーションや自然放出確率(A係数)に依存します.

ポピュレーションの分布は,熱平衡が成立すれば温度の関数になります.
また,お近くに文献がありましたら,同じ原子でも遷移ごとのA係数の大きさを比較してみるとも面白いと思います.

因みにナトリウムランプを暗い光学系で見ますと,いわゆるD線のみしか見えないことがあります.
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この回答へのお礼

なるほど。スペクトルの明るさはA係数とやらによるのですねw
早速今から図書館で調べてきたいと思います。ありがとうございます!

お礼日時:2008/02/23 13:56

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