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欠損金は税法上の用語で、「税務上の赤字」というのはわかりますが、なぜ貸借対照表の資産のマイナスに計上されるのですか?
負債に計上されないのですか?
赤字すなわち借金なのですから負債に計上しているのにさらに資産の部をマイナスするのですか?
単純に、こういう考えではないのですか?

A 回答 (3件)

貸借対照表は税法とは関係ありません。

会社法・証券取引法上のものです。税法の話と会計の話とを混同しています。
法人税法にも「欠損金」の用語がありますが、会計上も「欠損」という概念はあります。純資産が資本金を下回る場合を欠損といいます。赤字というのは損益の概念ですが、欠損とは貸借上の概念であり、貸借対照表に示されるのは欠損です。
欠損は本来、純資産の部(=資本の部)にマイナス表示されるものです。負債でも資産でもありません。仮に報告式ではなく勘定式でB/Sを作成しているとしても、欠損は総資産が負債資本合計を下回る状態ですから、欠損状態であれば資産に欠損をプラスする形で表示します。マイナス計上ではありません。資産をマイナスして負債資本合計と一致するなら、そのマイナス分は利益ということです。
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>赤字すなわち借金なのですから



赤字は借金ではありませんよ。
各事業年度の所得の計算において、当該事業年度の損金の額が益金の額を超える場合に、その超えた分が当該事業年度の欠損金額となるように、仰るように赤字のことを表します。
しかしこれは、営業活動を行った結果の経営成績であって、負債のような返済義務を有するものではありませんから。

B/Sの場合、負債及び資本から調達した資産を運用して営業活動を行いますが、欠損が生じたとは結果的にその自己資本を食いつぶしたとは考えられませんか
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※欠損金・・・・純生産と資本金・法定準備金とを比較して、純資産の方が小さい場合に欠損と呼ぶ。

剰余金に対するものである。
欠損金を生じたようになった事情は、決算で損失金を計上し、しかも、それが多額で任意積立金などをっ食ってしまうことによる。
欠損金を計上した場合は、貸借対照表の資本の部の表示方法は「商法」による際には、(1)資本金、(2)法定準備金、(3)欠損金ーーとなる。
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