アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

マクロ経済の一番初めのところなのですが、教科書に「有効需要とは、貨幣支出を伴う需要であり、国民所得は有効需要の大きさで決まる。」とあります。需要の大きさが国民の所得を決めるとはどういうことか?なぜ、所得が需要と関係あるのか?
など、有効需要の定義についてよく理解できません。
初歩的な質問ですいませんが、解説をよろしくお願いします。

A 回答 (2件)

教科書の説明文に論理の飛躍があるから解りづらいですね。




まず、産出量(GDP)は有効需要に等しくなるように決まる、という有効需要の原理があります。式で書くと

GDP=有効需要 …①

次に、GDPと国内所得の以下の関係の話があります。

国内所得=GDP-固定資本減耗-(間接税-補助金)

そして、両者は厳密には異なるけど、分析上は違いを無視して

国内所得=GDP …②

とされます。

さらに、

国民所得=国内所得+外国からの純要素所得

という関係式においても同様の理由で「外国からの純要素所得」を無視して

国民所得=国内所得 …③

と考えることができるとされます。

そうすると①、②、③から

国民所得=有効需要

という関係が得られます。教科書の文の結論が得られたわけです。

この回答への補足

ありがとうございます。後から国民所得という言葉がよく出てくるのですが、これは国民総生産GDPと同じ意味と考えてよいのですか?

補足日時:2008/03/14 11:32
    • good
    • 0

マクロ分析(例えばIS-LM分析)をするにあたって、国民所得と産出量は同義のものとして扱われます。



産出量の指標としてよく用いられるのが国内総生産(GDP)です。(国民総生産はGNPですよ。)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。国内総生産GDPと同じ意味か?の誤りでした。

お礼日時:2008/03/15 00:59

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!