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アメリカは移民の国みたいですが今いるアメリカの白人は移民ヨーロッパ人とアメリカ先住民(インディアン)の子孫なのか移民のヨーロッパ人同士からなる子孫なのでしょうか?例えば移民のイギリス人とポルトガル人の子孫ならアメリカ人というよりヨーロッパ人って感じが個人的にします。

A 回答 (6件)

アメリカに住んで40年目になりました。

 私なりに書いてみますね。

今まであった日本での「民族意識」はあと10年もすればかなり違ってくると思いますよ。 日本人の中でいわゆる大和民族だけ後を持った人が何パーセントいると思いますか? 限りなくゼロに近いはずです。 いわゆる混血はもう既に江戸時代にはかなりの数になっていたわけですが、近年、明治以降、そして平成以降で更なる混血がなされていています。 ただ、それを普通に見なかっただけなのです。

「外国人」と結婚した人で子供が生まれている日本人の数はもう無視できないほどになっているのは感じますよね。 そして、今では、「混血児」と言う馬鹿じみた考え方は少なくなってきていますね。 

これがアメリカの100年前なのです。

いわゆる生粋のヨーロッパ諸国人のちだけを持っている日はまず1世2世を除いてまず見つけることは出来ないでしょう。 移民はヨーロッパからだけではありません。 アジア(日本、中国、ベトナム、そして韓国とインド・フィリピン)と時代の流れで移民を目的にしてきた人以上にいろいろな理由で統計的「移民」がなされてきています。

メキシコ人や中南米人、数え切れないほどのインディアン民族、黒人、そしてアジア人とヨーロッパ、中近東、オセアニアとすべての国の人たちがここには入り混じって生活を営んでいます。 1世2世がそれらのグループとして固まるのは高校生までです。 大学に行けばすべての民俗の人とそれらの「混血」されてきた人に接触し、恋愛し、子孫を作ってきたのがこの100年なのですね。

つまり、2世以上はまず混血と言っていいわけですし、それを意識している人は若い人の中にはまず少数と言えるでしょう。

つまり、ヨーロッパ人の混血がアジア人と結婚しその子供が黒人なり他の民俗の人たちと結婚しているのですね。

黒人ですら100%アフリカ人と言う人はまずいないのをご存知ですか? 確かに、見た目からすると各民族の特徴を持っているように見える人たちが多いわけですが、その人たちのほとんどが何らかの違った民族のちを受け継いでいるのです。

それが今日本でも起きようとして20年ほどになりましたね。 あと20年ほどすれば、日本人に見える(ハーフに見える人も)また他の民族の血を受け継いでいく事に違和感を感じなくなるでしょう。 そして、人によってはもうそれが起きている人もたくさんいると思います。

つまり、昔あった、お前は朝鮮人の子供だ!!と言えなくなった訳です。 なぜなら自分だって平安時代の頃の抽選半島や中国からの人たちの血を受け継いでいるのかもしれないし、今その「混血」が多く起きている事を考えれば、自分もその混血であったことを知らなかったと言うことすらありえるわけです。

差別があった頃のアメリカでも実は差別されていたインディアンや黒人の間でも彼らなりの混血差別があったのはご存知ですか?

20年前までは公表しなかった自分の「混血度」を今ではほとんど問題なく、黒人でも白人でもまたアジア人でも「差別されてきた」血を持っていっていることを恥じることなく公表します。 自分はアメリカ人だという誇りであり、民族としての誇りはその後なのですね。 つまり、自分は12.5%ドイツ人、25%日本人、12.5%黒人、12.5%ギリシャ人、、12.5%分からない、と言う風に自分の背景を言うわけです。

今日本で注目を浴びている、まったくの黒人に見えるジェロ君だって25%日本人ですね。 そして、後の75%はなんなのか分からなくたって良いわけです。 おばあちゃんが生粋の日本人だったと言う理由からそれが分かるからですね。 そして、ジェロ君はアフリカ人にはまったく見えないのはお分かりですね。 なぜなら彼らももう既に1世2世の世代ではないからなのですね。

そして、ヨーロッパからの各国からの人たちは私から見ると、今のアメリカ人ではないな、と言うことをすぐ分かります。 混血が始まれば当然混血は始まる前のその国のDNAは変わっていくわけですから、5世代目が既に始まっている今ではアメリカ人のほとんどがアメリカ人と言う人種を作ってきていると言うことなのです。

ここの変わりつつある日本での「人種」と「国籍」との意識が薄れているのがアメリカと言う事なのですね。

国境の境目だけに起きた混血はヨーロッパでは既に国内で起こっていますね。 国境を感じさせない世界になりもう既に「アメリカだけが移民の国」と言うことにはならなくなってきたわけです。

参考になりましたでしょうか。 分かりにくいところがありましたら締め切る前にまた書いてくださいね。
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 国の成り立ち、国民の構成は、人種と国籍によりますが、アメリカ人人種上の主流は、WASPといわれる White Anglo-Saxon Protestant  で、イギリス唐の移住者をメインとするヨーロッパ系の白人種です。

 つまり、人種的にはヨーロッパ人が主流ということになります。
 原住のインデアンやアフリカ系黒人、ヒスパニック、アジア系も国籍上はアメリカ人ですが主流をなすまでにはいたっていません。  
 これらのアメリカは、人種構成が大きく変化して、もはや従来の歴史的な分類や定義では説明きなくなってくるでしょう。
 
 島国日本では、古墳時代までは多方面からの複雑雑多な人口流入があり、多様な人種構成を呈していたはずですが、同じアジア系であったことと、その後の平安後期以降、流入はストップし、一部の例外を除いてほとんど均一化出来たことが幸いしたか、人種の違いを意識する必要のない構成が出来上がりました。日本人といえば途中「独自単一種」となったのでしょう。
 地域によって、この辺の事情は大いに違っていました。これからも、ほんの少しづつ変わっていっても、そんなに簡単にアメリカなどと同一の方向に進むことはなく、「日本は日本人(種)の国」であり続けることでしょう。 
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「アメリカ人」というのは、基本的にアメリカ国籍を持つアメリカ合衆国市民、「アメリカ国民」のことです。

アメリカ大陸土着の民族である「インディアン」などを指して言う場合(言わば「アメリカ民族」)には「ネイティブ・アメリカン」と言います(ネイティブ=土着)。

つまり、「…人」と言う場合には、国籍を持っている「国民」を意味する場合と、文化(言語)や出自(血統、人種)を享有する「民族」を意味する場合の2つがあるわけです。

日本の場合、日本列島に土着の民族(ヤマト/日本民族)と、今日の日本国という近代国家において多数派を形成する人々が同じだから、日本民族=日本国民になっています。無論、日本にはヤマト民族以外にも、アイヌなどの土着の民族がいますし、朝鮮民族など後に外国から日本に来て国籍を取得し日本国民になった人たちが少数ながら存在します。そうした非ヤマト民族系の日本国民も、「日本人」ではあります。

アメリカの場合、土着の民族が少数派だから、この図式が成立しないわけです…まぁアメリカの場合、国名はアメリカ大陸を発見したイタリア人探検家の名前から来ていて、民族名とは関係ありませんが。アメリカ原住民自身は、元々、自分たちのことを「インディアン」とも「ネイティブ・アメリカン」とも呼んではいません。(当たり前ですが。彼らは自分たちを「ナバホ」だとか部族名で呼びます。)
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質問の背景には、アメリカ人=アメリカ人の子供、という無意識の前提があるように感じます。

だからアメリカの白人のルーツに先住民との混血を想定したり、移民同士の子孫をアメリカ人ではなくヨーロッパ人と感じているのだと思います。これは、日本国民=日本人の子供という図式を当然視する日本人の意識の反映です。しかし、移民の国にはこのような図式は通用しません。

移民の国は、外国からの移民を自国民として受入れることで発展していく国です。受入れた以上、その故郷がどこであれ、その国の国民として認知されるのです。しかし、移民の国といえども、人種・国籍の如何を問わず、全く無制限の受入れをしているわけではありません。既存のコミュニティー(当然、出身地域の風俗・習慣を継承している)との親和性が高い移民がより望ましいものとして歓迎されるのは当然でしょう。

アメリカは、元々は、入植したヨーロッパ人が築いた国です。ヨーロッパ人の大部分は白人ですから、アメリカは白人の国としてスタートしたわけです。現在のアメリカの白人は、移民した白人同士の子孫、大雑把にいえば、ヨーロッパ系アメリカ人ということになります。
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第二次世界大戦後のアメリカの国勢調査での自己申告では


ドイツ系
これが比率的には一番大きかった。
→ 二三年前の高校の地図帳、帝国書院版でのデータです。
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アメリカには複雑な事情があります。



我々日本人はあの地にはアメリカ合衆国という国があるという認識で且つ唯一の承認国ですが、北東部にはイロコイ連邦という未承認の国が存在しています。イロコイ連邦が先住民の国です。

移民は独立までに数回行われました。
ヴァージニア・コロニー(最初の白人殖民)
ホーランド・コロニー(現・ニューヨーク一帯にオランダ人が移住)
ピューリタン・コロニー(北東部に移住)
アーミッシュ・コロニー(ペンシルヴェニア・オハイオ一帯に移住)
ケルティック・コロニー(南部アメリカに移住)

 この内、ピューリタンが最深部、最深部へと侵入していき、先住民と衝突していきます。それと同時に先住民との混血となっていきました。
 ヴァージニアとケルティックは新天地を求めた移住で、労働者として移住を希望する最下層の白人(プア・ホワイト)を連れた移住でした。このプア・ホワイトが後に黒人奴隷に取って代わられます。
 ピューリタンとアーミッシュは迫害から逃れるための移住です。
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