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ヘビー・メタル。このサイトでも以前「ヘビメタとパパンクの違い」を質問されている方がいましたが、それでもまだ疑問が残るところがあるので、質問させていただきます。

まず、Kissはヘビメタなのか。
私はそうだと思っていたのですが、ヘビメタで検索してもKissはでてきませんでした。実際ジャンルは何?
ヘビメタは、みんな歌舞伎みたいなメイクをしてるイメージがあるんですが、そうとは限らない?全員じゃなくても、中にはメイクしてる人もいますよね?あれはなぜですか?歴史的な背景とかないですか?
「ヘビメタ」で検索かけて出てきたアーティストのHPを無作為に見たのですが、多くのサイトが、バックが黒くて、悪魔っぽい挿絵が入っていました。あれが、ヘビメタのイメージなんですか?このサイトで他の方の質問に対する回答で、「悪魔や黒魔術っぽさをうりにしてる」という記述がありましたが、それはなぜ?

卒論のために調べているので、できれば歴史的な背景などを教えていただければ幸いです。もちろん、どんな情報でもいいので少しでもご存知の方がいらっしゃいましたらお願いいたします。

A 回答 (9件)

KISSはヘビメタなのか?


難しいところですが「違う」と考えるべきです。
KISSはハードロックです。
どちらかといえばアート志向の強かった当時のハードロックを
徹底的にエンターテインメントに昇華したところが
KISSのオリジナリティとしての評価です。

ハードロックとヘビメタの違いは?
これが難しい。おそらくこれが卒論?の検証すべき
基本課題となるでしょう。

ハードロックという言葉は、おそらく70年代前半に
定着した言葉ですが
その代表としてイメージされるバンドが
レッドツェッペリンとディープパープルであることに
異論はないと思います。

ところがレッドツェッペリンとディープパープルでは
ファンに言わせれば正反対の音楽です。
でも、ファンじゃない人から見れば「同じような」音楽です。
ココが難しいトコロです。

その答えを出すために
レッドツェッペリンとディープパープルの違いを
是非とも研究してみて下さい。
私の意見が欲しければ補足要求をして下さい。
長くなると思うので、今の時間はちょっと勘弁。

ということで、ここでは簡単に。
ヘビメタというのは様式化されたハードロックです。
ハードロック系には黒魔術を信奉していたバンドが多く
それを様式化したため「バックが黒くて、悪魔っぽい挿絵」
で、統一されているんです。
この言葉が定着したのは70年代後半かな?
元祖はブラック・サバスだと言われますが
これには異論も多いことかと思います。
が、ブラック・サバスとレインボーが
ヘビーメタル黎明期の代表的なバンドであるのは
間違いのないところでしょう。
レインボーとは、リッチー・ブラックモアが
ディープ・パープル解散後に結成したバンド。
ブラック・サバスは黒魔術を
ライブパフォーマンスとして活かしたあたりが
オリジナリティとしての評価です。
ヘビメタ・メイクの立役者は、恐らく
ブラックサバスのオジー・オズボーンでしょう。

同じく黒魔術に傾倒していても
レッドツェペリンのジミー・ペイジの場合は
4th アルバムの通称「フォア・シンボルス」のように
全く独創的な方向に向かうところが
レッドツェペリンとヘビメタを分かつトコロでしょう。
あと、ヒントはリズムとリフを重視するところ
レゲエやダブの造詣が深いこと
キーボーディストがいないこと、です。

パンクは基本的に
ディープパープルはヘイトしますが
レッドツェペリンはレスペクトします。
この理由は、パンク以前やパンクのその後を調べると
見えてくると思います。
とはいうものの、パンクも結局様式化して衰退し
その一部はハードコアと呼ばれるようになりますが
ハードコアとアイアンメイデンは結構近しかったりします。

かえって分からなくなったかな?
なお私はパンクでしたので、ヘビメタの知識は
あまり正確ではありません。
あらかじめ了承願います。
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ふたたびコンニチハ。


KISSはなぜヘビメタではなくハードロックなのか?の定義は出来ませんが、なぜそう思うに至ったのか?は体験談で説明できます。それが意外と参考になるんじゃないか?と思ったので、またカキコみます。

KISS全盛期の70年代中半、私は中学生でした。当時は今みたいに外資系CDショップもありませんし、ですから当然、外資系CDショップのヒットチャートを紹介する番組もありませんでした。

よって洋楽ヒットチャート情報というのは、アメリカンTOP40というアメリカの音楽業界誌ビルボードのヒットチャートを紹介するラジオ番組が、まあ全てでした。80年代に入るとテレビでベストヒットUSAというのが一躍人気を博しますが、いずれにせよアメリカのチャートが中心でした。

で、当時ビルボードのヒットチャートに激しいロック曲のスマッシュヒットを送り続けていたのが、KISSとQUEENでした。で、同級生のギターキッズ達に「KISSとQUEENって、イイね」とか言うと、彼らは「そんなのダセーぜ。これからはメタルだぜ」とか言うんです。メタルって何だろう?と思って質問すると、レインボー、ホワイトスネイク、ブラックサバス、モーターヘッドなどというバンドの曲を聴かせてくれた訳です。ところが、これらのメタルのバンドはヒットチャートにはほとんど入っていないんです。で、KISSやQUEENのような激しいロック以外にヘビーメタルという辺境があるんだと認識した次第です。

因みにレインボー、ホワイトスネイクってのは、もとディープ・パープルのメンバーだった人が結成したバンドだそうで、ディープ・パープルとレッド・ツェッペリンというのがハードロックの2大巨匠だと教わりました。で、ギターキッズたちは毎日「スモーク・オン・ザ・ウォーター」という曲と「天国への階段」という曲の練習をしていました。

ところで当時の私はレッド・ツェッペリンという名は知っていました。なぜなら、あまりヒットチャートの常連ではないが、というのも非常に寡作であるが、アルバムが完成すると必ず話題沸騰するロックバンドとして当時、ローリング・ストーンズとピンク・フロイドとレッド・ツェッペリンというのが、まあ別格扱いされていたんです。ディープ・パープル一派なんて、ギターキッズ以外はあんまり話題にしていなかった。

要するにヘビーメタルは隔離されていた。KISSはメジャーでしたからね。メタルキッズからは軽蔑されていたように感じた。エース・フレイリーのギターはあまりギターキッズの琴線に触れなかったようだし。

隔離、というのは、当時はアメリカが中心だったからかも知れない。ヨーロッパではそれなりに人気があったんだと思います。その辺はよく知りません。ちなみにプログレも70年代中半から隔離されて、どちらかというとイタリアとかドイツで脈々と生き残った。それに近いように思っていました。

メタルがアメリカのメジャーシーンに戻ってきたきっかけはヴァン・ヘイレンの功績が大だったと思います。彼のギタープレイはギターキッズのハートを鷲掴みしたわけですが、もう一方でヘビメタ蔑視していた人たちのココロをも捉えました。というのも当時のヘビメターのギタリストって、目をつぶって一人延々と悦に入ってギターの早引きなどを披露して、それがオタッキーで(当時オタッキーという言葉はありませんでしたが)見苦しい、気色悪い、などと悪口を叩かれていたところに、ヴァン・ヘイレンは清潔な感じの好青年がニコニコ笑顔を浮かべながら物凄いギターテクを披露したモンだから、カワイイじゃん、新しいじゃん、みたいになってね。以降、ヘビメタだからといって隔離されたりしなくなったと思う。むしろパンクが隔離されるようになった。だからパンクはヘビメタを敵視したんじゃないかという邪説を挙げて終わりにします。
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クイズでは「元祖お化粧バンド」と言われていました。


実際ここ数十年間のジャンル分けってそんなもんでしょ?

TVゲームのジャンルもそうですし。
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もう今までの方がおっしゃってるように、KISSはヘビメタではありません。

私はKISSはハードロックという事にしてますが、実際に音楽を聞くと、普通のロックに近い部類のハードロックです。

私の場合は、完全に音楽の内容で分類してます。ですので、いろんな外観、イメージを持った「ハードロックバンド」、「ヘビメタバンド」がいてもおかしくないということですし、実際います。

私の分かるのはそこらへんだけです。すみません。
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ヘビーメタルのイメージですが、


1.芸術的な編成を持つ長大曲を持ち
2.一方で単体楽器のソロ曲を持ち
3.当時、どういうカテゴリーにすれば良いのか困ってしまう前衛性を持っている
 という事だったのだろうとおもいます。
kissは残念ながらいずれにも属さないため
ハードロックで済んでしまったのだろうと思います。
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う~ん、ヘビメタ(ヘヴィメタ)ごときに切羽詰まってる(今すぐ回答してほしい)心情が、個人的によく解りませんが…、ということはさておき回答ですが、



>まず、Kissはヘビメタなのか。

はい、キッスの音楽自体は、普通のロックです(クィーンと何ら変らない)。中盤以降(メイクをしなくなる頃)から、“音”的にはメタルですが、基本的にロックです(ハードロックって言う人もいますが…)。キッスをヘビヘタというのは、見た目の先入観からではないかと…。キッスに関しては、ただ単にショボいロックいや失礼、普通のロックでインパクトや注目を集めるのが目的で、メイクをしていたのではないかと個人的には思うのですが…。

>ヘビメタは、みんな歌舞伎みたいなメイクをしてるイメージがあるんですが、そうとは限らない?全員じゃなくても、中にはメイクしてる人もいますよね?あれはなぜですか?

ブッサイクいや失礼、ビジュアル的にイケてない顔でも、メイクをすると見違えるように顔がさえて見えるからではないでしょうか。

>歴史的な背景とかないですか?

そんなもんあるのでしょうか?(笑)。あるのなら個人的に聞いてみたい(興味津々)。

>悪魔っぽい挿絵が入っていました。あれが、ヘビメタのイメージなんですか?このサイトで他の方の質問に対する回答で、「悪魔や黒魔術っぽさをうりにしてる」という記述がありましたが、それはなぜ?

キリスト教が、“正義”(いい子ちゃん)みたいなイメージがあるので、ヘビメタは、それに反抗(反発)するかのごとく必然的にそういうイメージになるのではないかと…(ストライパーは、キリスト教信者のバンドですが…(これは例外))。


以上個人的意見(笑)なので、信憑性はありません(あしからず)。
参考までに…。失礼いたしました。
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略すときは「ヘビメタ」って言うのやめましょう。

少なくとも「メタル」って言って下さい。それだけでシロウト扱いされますから。
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>ヘビメタは、みんな歌舞伎みたいなメイクをしてるイメージがあるんですが、


>そうとは限らない?全員じゃなくても、中にはメイクしてる人もいますよね?

今は絶滅寸前で過激なメイクはマリリン・マンソンをリンプ・ビキッズぐらいかと。
(しかも両社はヘビーメタルではなく,インダストリアル/ミクスチャーだし・・・。)

今はロングヘアーにアゴヒゲかな?

>「悪魔や黒魔術っぽさをうりにしてる」という記述がありましたが、それはなぜ?

単純に言えばアンチキリスト教が信念で,
ヨーロッパの帝国主義の思想の根幹をなすキリスト教に抵抗すると言う意思から。
特にブラックサバスがそうですな。

>多くのサイトが、バックが黒くて、悪魔っぽい挿絵が入っていました。
>あれが、ヘビメタのイメージなんですか?

それは結構古いタイプのヘビメタ(アイアンメイデン,ブラックサバス全盛の70年代)で,
今は中世ヨーロッパ風のファンタジックなものが多いですよ。
(ジャーマンメタルや北欧メタルなど,
メロディアスなスタイルが台頭してきたからとも言う。)

それから,ロックとヘビメタの違いを探そうとするのはカナリ不毛な事かと。
昔からファンの間で議論されていながら未だに明確な答えが出てませんですし・・・。
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憶測で書かせて頂きますが、


ヘビメタ = ヘビーメタル
パンク  = パンクロック

てことなのかなぁ?
面白いページ見つけたので参考に張ってみますね。

参考URL:http://members.tripod.co.jp/disc/history15.htm
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