プロが教えるわが家の防犯対策術!

1年前から家庭菜園をやっている初心者です。
去年はかなり適当に、量販店から「おいしい野菜の土」等を買ってきて
本等を参考にせず栽培しました。そこそこ収穫がありました。
今年は、もう少しちゃんとやろうと思い、本を購入したところ、
追肥の際に、「化成肥料(チッソ8、リン酸8、カリ8)」を用いて
行うという事が記述されていました。
「化成肥料」という言葉から、何となく有機じゃない感じはしていて、
二の足を踏んでいたのですが、最近はじまったNHKの
やさいの番組で、やはりこれをさかんに使用しています。
これが購入のきっかけになり、現在、使用中です。

先日、子供にこれを使っても「有機栽培」といえるの?とつっこまれ、
有機栽培じゃないかもしれないけど、農薬とか一切使用していないから、
安心な野菜だよと多少冷や汗もんで答えました。

そこで、
「当方家族全員、特に有機にこだわりがあり、必要以上に
健康に気を使う人間はおりません。が、やはり家庭で小規模でやる以上、
安全、安心、なるべく自然の野菜を口にしたい。」
という前提の質問です。
化成肥料はこれこれこういう理由でやめた方がいいですよ。
とか、逆に全然問題なしで、どんどん使うべきとか。
有機とそうじゃない事の境界等、意見を頂ければと思います。
因みにあるwebでは、
オーガニックには以下のような基準が定められています。
・3年間農薬や化学肥料を使用しない土地で栽培
・化学合成農薬や化学肥料は原則使用しない
・遺伝子組み換え原材料は使用しない
・放射線照射はしない
・合成添加物の使用制限
というものも発見しました。

A 回答 (4件)

水耕栽培をご存知でしょうか?


土を使わず、水の中に肥料を溶かし込んで栽培します。
促成レタス、あるいはトマト、工場のような場所で水槽に循環させた水だけで栽培しています。
ここには当然、有機質肥料は使いません。
すべて化学肥料(三種類の窒素、燐酸、カリを配合した化成肥料)です。

要は、過ぎたるは及ばざるが如し です。

土栽培の時に化学肥料だけを使う場合は、当然有機質がなくなるわけですから土が硬く締まってきます が、作物は作れます。

土壌栽培の時の有機質を加える必要性の意味はお分かりかと思います。

参考URL:http://www.greentac.co.jp/faq/faq.html
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。参考URL見ました。私がぼんやり思っていた事がずばり書いてあり、大変参考になりました。当方も、理想的だが、現実的にどうかなというサイトを発見し、熟読してる最中でした。以下がそれです。
http://www.h3.dion.ne.jp/~muhi/kuwasiku-itiran.htm

お礼日時:2008/05/27 16:27

私は、化成肥料の場合、無機を意識して化成肥料を使うべきだと思っています


N・P・Kではなく
マグネシウム(苦土)やマンガンやイオウなど
特に、Mgは葉緑素に必要な要素(血液(ヘモグロビン)の鉄と同様の位置)

有機肥料を元肥として入れれば窒素分は充分足りると思います
土に肥料を入れる場合、必要量より少なめに入れるのがポイント
多く入れると害が出る
そこで、元肥に足りない部分を化成で補うという手法がとられます
作物が育っている時、有機肥料を入れても効果が薄くガス発生等の害もでる

土を作る。どんな土が望ましいか
それは、栽培する植物によって異なってきます。万能の土はありません
現状の土に対して、何が足りないのか、何が多すぎるのか
その答えは植物に出ていると思います
葉物なら窒素多め(元肥多め)
茎を育てたい(サツマイモ・トウモロコシ)時はリン多め
実を育てたい時はカリ
葉の緑を濃くしたいマグネシウム
このあたりが基本です

植物は土の中のミネラルを奪って成長します
現在の自然農法・有機農法の考えだと、だんだんそのミネラル分が不足します
良い堆肥とはなにか、良い腐葉土とは何か、良い土とは何か
もう少し考えてみないと100年後生き残る手法になれないように思えます
現在の農薬・化成のやり方はもっと早く行き詰まる

熱帯雨林伐採後の土壌は物凄く良い土なんです
数千・万年といった森林の腐葉土
そこで大豆栽培がさかんに行われ始めた(アマゾン)
無肥料・無農薬で収量が多い。しかし、5~7年で土地が痩せてくる
次の森林を伐採する。この繰り返しが行われ
栽培されない土地の砂漠化が進んでいます(エロージョン:土壌浸食)

・・・家庭菜園とちょっと離れてしまいました・・・失礼・・・
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この回答へのお礼

化成肥料N8P8K8を迷わず買いましたが、それぞれの成分の与える影響も考慮に入れると、単肥というのか、そういうのを考えた方がベストなんでしょうね。家庭菜園含め、野菜作りって、さも自然で色々な意味でいい事をしている様な気分になりますが、大きな目で見ると、自然への関与で人工的なものであり生態系を破壊しているとも考えられますね。頭の片隅におきながら、家庭菜園を楽しみたいと思います。回答ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/30 13:04

化学肥料そのものには全く問題ありません。


窒素もリン酸もカリも、自然に存在しているものですし、これらが無ければ野菜が育ちません。これらの養分を、有機物で与えるか、化学肥料で与えるかに、本質的な違いは無いのです。
もっとも、「ぜんぜん問題無しで、どんどん使うべき」とも言えません。化学肥料を大量に使うと、余った成分が地下水に流れ込んだり、土を酸性化させたり、野菜の硝酸濃度が高まったり、いろいろ不具合が生じますからね。

ついでながら、
有機肥料を使った水耕栽培もあります。
ホウレンソウのエグ味は硝酸ではなくてシュウ酸でしょう。
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この回答へのお礼

思えば、この質問は自分自身の野菜作りのポリシーというか方針を明確にしたいが為のものでしたが、だんだんかたまってきました。前の回答者のURLにもありましたが、牛や鳥や豚が果たしてどういうもの食しているのか?その糞が本当にいいものなのか?という疑問もあります。完全有機でやる事を決して軽視するわけではなく、元肥は有機、追肥は化成という様な使い分けでやろうかなーと思います。子供にもうまく説明できそうです。ありがとうございました。

お礼日時:2008/05/27 20:59

窒素肥料は土に入ると硝酸態窒素となります


これは葉物野菜を大きくするのに使われます
本来冬の野菜であるホウレン草を夏に育てる時に使用しますと
青々とした立派なホウレン草のなりますが、言い換えれば
窒素肥料によって、自らの栄養を使って大きくなったといえる事で
栄養分がへり、味も悪くなります
更に硝酸態窒素が本体に残ると、それが人体に入った時発癌性物質になると
言われています
夏場にスーパーで買ったホウレン草が、物凄くエグ味が多かったり
歯の裏側がザラつく感じがしたら、間違いなく硝酸態窒素でしょう
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。試しに硝酸態窒素で検索を行ったら色々参考になるサイトがあり、結局、チッソに関して、植物が吸収するのはこの形であり、これを微生物が作り出すか、人工的に化成肥料で行うかの違いだけであるという事に行き当たりました。有機の場合、この調整が難しく、どんどん土地にたまっていき、植物が吸収しつづけ、結果、植物内に残留し、これを食べると、確かにやばい事になるという事までわかりました。化成肥料の場合も、やりすぎに注意が必要ですね。

お礼日時:2008/05/27 16:22

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