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家庭事情、感情的齟齬などから、
我が子を自殺へ追い込むこととなってしまい、
後悔・煩悶する……という親が描かれた(あるいは登場する)小説を探しています(できれば父と息子)。

よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

家庭事情とか感情的齟齬からの自殺ではなく、


小説でもありませんが、
我が子に自殺されてしまった父の後悔、煩悶を記したのが、
<柳田邦男「犠牲(サクリファイス)-わが息子・脳死の11日」

我が子が、自殺を図るほどの苦しみを抱えていたのに、
自殺されるまで、そのことにまるで気がつかなかった柳田邦男。
赤裸々にその苦悩が語られています。
 
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この回答へのお礼

小説ではないとのことですが、
是非とも読んでみたい(自分にとって読む必要がある)1冊だと感じました。
情報を本当にありがとうございました。

お礼日時:2008/05/29 22:32

父と息子、ではなく、父と娘になりますが、


「福永武彦」さんの『告別』はいかがでしょうか?

「家庭の事情から娘は自殺をします」。
その一言では済ませられない、
「生きている意味」と言う事に対する娘の心理描写に惹き込まれます。
そんな疑問にとり付かれるようにして死んでいった娘と、
その疑問をとり付かせるきっかけを作ってしまった父親。
娘の死後、父親は娘の葛藤に気付いて行きます。

中篇で読み易く、内容の濃い作品かと思います。
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この回答へのお礼

当初は「父と息子」に限定していたのですが、
『告別』の内容を知り、是非とも読んでみたいとの思いに駆られています。
入手はかなり困難なようですので、図書館で探してみます。
貴重な情報を本当に有難うございました。

お礼日時:2008/05/31 15:10

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