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 最近は企業なども黒板よりホワイトボードが多く使われています。チョークの粉も飛ばないし、いろいろなカラーが使えて見やすいのもメリットと思われます。大学などでも少しずつ使われているみたいです。

 ところが、小中高などはいまだにほとんどが黒板とチョークを使っているみたいです。

 ホワイトボードの方がいろいろな点でメリットがあると思うのですが、何か理由があるのでしょうか?

A 回答 (6件)

 大学、専門学校の講義で両方をつかう機会があります。




 確かに、ホワイトボードは粉も飛ばないし、安いし、移動も簡単ですので、企業や簡易講義には最近多く使われているようです。

 しかしながら、欠点として、角度によってはギラついて、読みにくいどころか、長時間の注視に耐えません。講義をする側にしても、自分の書いた文字が斜め方向から見えにくくなることがあるので、ライティングに気をつけて、必要最小限の書き込みで行います。
 細かいことですが、板書中にマーカーの文字がかすれたり、出なくなると非常にストレスになります(授業に集中するほどこのストレスは酷いです)。子供相手に丁寧な板書を心がけるならホワイトボードはダメです(黒板でも板書が汚い教員がいるだろう、と仰るかもしれませんが、それは教員の問題であり、黒板の問題ではないです)。

 企業など、大人相手の大雑把な板書で済む場合には非常に適していますが、板書が主体の小中高の授業に安易に導入することは個人的には反対です。


 黒板の方は、高価だし、白墨粉の問題もありますが、授業をする方も受ける方も、ホワイトボードに比べて倍くらいの時間耐えることができるように思います(いずれにしても真面目に聴かない学生はいますが)。大学の階段教室でホワイトボードは考えられません。

 見え方の問題もありますね。白地に文字が書かれていると字がやや潰れて見えます。黒地(深緑地?)の文字は若干膨れあがってみえます。その視覚的理由はともかくとして(だまし絵みたいなものです)、これもまた、長時間の注視に影響を与えます。

 チョークの粉は、実際、黒板消しのグレードで減らすことができます。昔ながらのしっかりとできたちょっと重ための高級(?)な黒板消しがありますよね。あれで消すと殆ど粉が気にならないのですが、最近出回っている、プラスチックの軽い安物だと粉の飛び散る量が多いです。もちろん、消耗品であるチョークは安いです(色によっては見にくいので、頻繁に使える色は限られますが)。設備投資さえすれば、継続的に使うにはコストはそれほどでもないと思いますが。

 板書量、使用対象、耐久性、価格などを考慮すると、やはり、企業や少人数講義、緊急の場合などはホワイトボードに軍配が上がりますが、小中高(大学も)の使用でしたら、間違いなく黒板に軍配を上げます。

 ホワイトボード導入には頭の固い役人が反対すると考えている方もいるようですが、私は逆に、おっちょこちょいの役人によってホワイトボード導入をされてしまったらショックです。私立で勝手にやる分には構いませんが(賛成は出来ませんが)、公立校では絶対反対です。

この回答への補足

 なるほど、黒板とホワイトボードの長所、短所は参考になります。

 ただ、実際に小中高などの「黒板」をホワイトボードではなく、従来の黒板にするべきとの文部省や役所の通達、規制があるのでしょうか?

 それとも現実に新設校や私立?などではホワイトボードが使われつつ有るのでしょうか?

 個人的には、近い将来はどちらでもなく、先生と生徒のノートパソコンの画面でのやり取りになるとは思っていますが・・・・

補足日時:2002/11/26 23:58
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どういう理由かは知りませんが、書道の立場から言えば、チョークの方が表現方法が広いので好ましいといえます。


筆圧、ハネ払いの表現、などです。
マーカーでは幅の広い線も書けないし、ちゃんとハネ・ハライを書いても漫画文字にしかなりません。

書道だけでなく絵画の指導にも、筆圧による濃淡が出たほうが便利ではないかと思います。

それに黒板だと水をつけた筆で書いて示すことができます。ホワイトボードの時は水書版が別に必要です。

ノートパソコンの画面でのやり取りになったときに、人は手書きの必要がなくなるのかどうかを考える時、やはりメモが取れる程度の筆記力は必要だし、手書きすることによって手先が器用になり姿勢が良くなりひいては能力の高さを維持するのではないかと。
そういう意味で実用に必要な文字を覚えてしまうまで手書きで学ぶのがよいと思います。姿勢まで考えると毛筆が望ましいのですが、、、
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この回答へのお礼

 先の方と同様、実際に使われている方の意見は説得力があります。書道とは思いつきませんでした。

 確かにホワイトボードのマーカーだと書き手の気持ち?が筆圧に出せないような気はします。

お礼日時:2002/11/27 15:38

> ただ、実際に小中高などの「黒板」をホワイトボードではなく、従来の黒板にするべきとの文部省や役所の通達、規制があるのでしょうか?



 通達があるとは聞いたことありませんし、わざわざ規制するほどのことではないでしょう。

 設置する際に、黒板だと値段的に固定資産として組まれるでしょうが、ホワイトボードだと消耗品として計上されるかもしれません。導入資材に関しては、公立校なら管轄の役人が、私立なら総務関係の事務が選定するのではないでしょうか。黒板の場合、普通に使えば数十年の耐久性がありますから、新設校とか新築校舎でなければわざわざ一斉撤去してまでホワイトボードを導入する必要性も感じられませんが。
 新規導入する時に何故ホワイトボードにしないのかについては個人的には#4の理由が考えられますが、中にはホワイトボードを選択肢に入れる学校もあるかもしれませんね。

 実際に導入を検討したことがないので、一般人の自信なしで。
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この回答へのお礼

 再度、補足にまでご回答いただきありがとうございます。

 考えてみれば、ホワイトボードにするべき積極的な理由が無いともいえますね。

 実際、普段からホワイトボードを使っていると今時なんで黒板なのかなと思ってしまいますが、逆に黒板を使っていると特に不便は無いのかもしれません。

お礼日時:2002/11/27 15:33

チョークは安いですからね。

この回答への補足

 マーカーも詰め替えできますから高くは無いとは思いますが・・・・

補足日時:2002/11/27 00:14
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黒板と言いますが実は「緑板」ですよね。


緑のほうが目にいいのは聞いた事が有ります。
頭の固い文化省ですのでなかなか白板に変わらないしょう。
いまだに、教員と社会人の相互交流すら殆どやれてないんですから。

この回答への補足

 何か通達や規制があるのでしょうか?

補足日時:2002/11/27 00:14
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はっきりは、わかりませんが、確か目にいいと聞いたことがあります。

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