アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

日本での第1外国語は言うまでもなく英語ですね。しかし、最近は中国語のニーズも高まっています。中国語は英語よりも母国語としている人も多いし、中国は日本とも歴史的、経済的、政治的にも深い関係にあることを考えれば大いに学ぶ意義のある外国語だと思います。更に、非現実な仮定ですが、今のアメリカがロシアのように疎遠になり、逆に中国が今のアメリカのように日本にとって外交上最も重要な国になれば、
中学から英語の代わりに中国語を教える選択肢もあるかもしれません。
それでも、英語が世界的に広く使われていることや、国際的な学術論文の大半が英語で書かれている事実を考慮すれば、英語を習わないデメリットの方が大きいでしょうね。

そこで、もし仮に中学で英語の代わりに中国語を教えた場合、どういったメリットがあるのか、また、私が先に書いたこと以外にどういったデメリットがあるのか、また現状とどのように変わってくるか教えてください。

尚、私が先に書いたように、単に英語の方が国際的幅広くに通用するとか、こういう仮定は無理があるとかという趣旨の月並みな回答は差し控えお願いします。

A 回答 (5件)

今のように国際化が叫ばれている現在でさえ、英語が生活する上で不可欠と言う人はまだ一部です。

日本では日本語さえ話せれば社会的にも大きなハンディキャップを背負うことはあまりありません。また、外国語の学習の目的が日本語以外の言語に接することで言語能力を高めるのであれば、中国語でも十分目的を達成できます。

例えば イギリスでは第1外国語として大部分の生徒はフランス語を学び、古典語としてラテン語を学びます。それで、フランス語はラテン語の末裔ですから、古典語と第1外国語は密接な関係にあります。第1外国語がスペイン語やイタリア語の場合もありますが、やはりラテン語の末裔です。いずれにせよ、第1外国語と古典語の学習が相乗効果を生みます。

でも、日本では第1外国語として英語を学び、古典語として漢文を学びますが、両者は全く繋がりがありません。そうすると、漢文の知識も
半ば閉鎖的で死んだ知識になりがちですし、英語だって一通り流暢に話せるまでマスターしても、古典的な教養の土台が出来ていないので、
ヨーロッパの知識人の話にはついて行けないことも度々起こります。

これは多くの人が感じていると思いますが、日本には必要以上に英語からの外来語が入ってきてますよね。しかし、その流れが若干変わるのではないかと思います。日本人も漢字に対する造詣が深まり、日本語への英語の流入にも歯止めがかかるのではないかとも思います。ただ、「頁」を“ページ”、「零」を“ゼロ”のように漢字を外来語で読むケースが大幅に増加すると思われます。そうすると例えば「香蕉」を“バナナ”、「熊猫」を“パンダ”と読むのが普通に定着してくるでしょうけど、面倒になりますね。

デメリットとしては、中学生や高校生が漢字で混乱するのではないかと思います。例えば「圧」という字は中国では点がいるんですよね。

あと、英語を最初に習ったおかげで、フランス語やドイツ語、スペイン語など西洋の言語にも入り易かったのが、中国語が最初だと少し取りつきにくくなるのではないかとも思われます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

なかなか鋭い推察ですね。そうか、英語の代わり中国語を学べば
漢文と中国語も繋がるし、漢詩を中国語で音読したりも出来るんですね。中国人と英語で会話すると中国の故事を引用するのも大変ですからね。また、イギリス人が古代ローマの故事を持ち出しても私たちには理解できなかったりして。

お礼日時:2008/08/07 11:47

中国語は書き言葉は共通していますが、話し言葉では中国でも母語とする人は少ないのです。


北京も、標準中国語に近いものの、相当訛りがあります。
半分以上の漢民族が、標準語とは異なる方言を母語としていることを覚えておくべきだと思います。

したがって、漢民族でも「中国語」を第二言語として勉強している人が多い(自国語なので外国語とは言わないだけ)のです。
ベトナムや朝鮮半島が漢字を捨てたのは、漢民族ではない異なる民族としての意識が背景にあります。

日本の場合は、民族アイデンティティ上のデメリットになる可能性は分かりません。ただ、どういう教材で中国語を学ぶかは、やや懸念する所です。中国人が作った教材では、漢民族意識に基づいた内容であったり、歴史解釈が強い気がします。
実際に勉強した人なら分かると思いますが、中国には言論の自由がありません。語学の教科書といえども、台湾が民主化されているとか、香港返還は住民投票を経ずにきまったなど事実であっても、中共に都合の悪いことを無視し、台湾も香港も中国の一部だけで片付けられています。
日本人でも、政治や歴史に疎い学生がそういう教材を見て、台湾が事実上の国家である(少なくとも台湾人はそう思っている)ことに気づかなくなる人もいます。
また、ビジネス上の緊密化の裏で、中国の法治が未整備であるために、企業の被害も少なくありません。経済緊密化=友好関係だと考えるべきではありません。そもそも、外交の分野の中では、経済外交ほど内政干渉の応酬が激しい分野はありません。中国のWTO加盟議定書を見ると、良く分かるはずです。

文化だけではなく、思想的、政治的な自立性を奪う恐れも考えるべきだと思います。それを防ぐには、中国語の教科書には、日本人として知るべき中国の実態を盛り込むべきです。さもなければ、語学教育に伴った思想教育が行われる可能性があります。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2008/08/10 19:30

私はへそ曲がりなのであえてデメリットを述べてみます。



中国語は日本語と同じ漢字を使っていますし、文法も動詞の変化や名詞の性などがないので、発音を除けば日本人にとって学ぶのは簡単な外国語と思います。
(もっとも、英語の発音も正しく学ぼうと思ったら中国語と同じくらい難しいと思います)

こんな簡単な外国語を真っ先に学んでしまえば、他の地域の外国語を次に学ぶときにすぐ挫折してしまうのではないでしょうか。
(私がそうでした)
国外には日本とまったく違う文化があるんだよということを実感するためにも、もっと学ぶのに骨の折れる外国語を最初に学ぶべきだと思います。

中国語を教える場合、アルファベットを使わない方法もあるかと思います(台湾がそうですね)。
そうすると、せっかく外国語を学んでも漢字とかな以外の文字が世界にあることを実感できないというデメリットも考えられます。

なお、中国語をネイティブ並みにマスターしようと思うと、大量の語彙を覚えないといけないので、簡単とはいえないです。
今の中学英語レベルの中国語のマスターなら簡単、という意味でご理解ください。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>(もっとも、英語の発音も正しく学ぼうと思ったら中国語と同じくらい難しいと思います)
英語の発音は実はフランス語よりも難しいですからね。でも中国語は
英語より難しく感じます。

>国外には日本とまったく違う文化があるんだよということを実感するためにも、もっと学ぶのに骨の折れる外国語を最初に学ぶべきだと思います。
これなら、英語よりもいっそのことロシア語の方がいいかもね。

お礼日時:2008/08/07 10:21

 このような意見を拝見できて、なんだか嬉しいです。


  
  私には質問者様が書かれた以外にデメリットは浮かびませんが、
 メリットは多少補足できるかなと思い、浅薄な意見ですが述べさせて頂きます。
  
  (1)ビジネス面
  現在、人件費コスト削減の為、中国で各国企業が工場を建てております。
  これはテレビで識者の方も言われていることですが、
  いずれは中国の経済水準も上昇し、「世界の工場」でなくなるかも
  しれません。ですが統計上13億人(実際は16億人近くいると言われる)の人口を
  有する大国です。ビジネス面ではこれから、「世界の市場」に
  転換していく可能性を多いに秘めていると期待されています。
  つまり、現在は売り手側にいる訳ですが、これからは中国を顧客として
  発展する可能性があります。
  中国語とさらに別の専門分野の知識があれば、就職の可能性も
  大いに広がるのではないでしょうか? 
 
  (2)言語使用人口
  先にも述べましたが、人口13億人の大国です。
  方言、民族は多々あれど、共通語は普通語です。
  また、「華僑」は世界中いたるところに、「中華街」を
  形成していると聞きます。
  「華僑」が話す言葉が広東語だったり、その他の地域の方言だったとしても、
  普通語との共通点はあり、書面でのコミュニケーションを通せば、
  ある程度意思疎通は可能はずです。
  また、言語使用人口でいけば、「英語」を母国語とする人口よりも、「中国語」を母国語とする人口が圧倒的に多いという話も有名です。
  一文字で意味を持たないアルファベットよりも、
  漢字1文字でなんとなく察することができる。
  たとえ話せない単語でも、漢字で書かれていれば、
  コミュニケーションの手段になりえます。
  英語だと話せない単語はほとんど意味も判らないことが多いんじゃ、ないでしょうか?
  
  (3)日本語の意味の再発見
  歴史上からも見ても、古くから交流のある国です。
  日本語の中にも、中国語とまったく同じ意味の漢字も多々あります。
  中国語を勉強することで、日本語の意味を新たに見つめ直すというか、
  普段使っている言葉の意味を見直す効果が期待できるのではないでしょうか?

   
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私は3番目の日本語の意味の再発見が大きいと思います。

お礼日時:2008/08/07 10:17

中国語は漢字で活用もないため日本人にとって比較的覚えやすい言語だと思います。


そして、文法は比較的英語や多言語に似ていてその後に学ぶ語学にすんなり学べるため中国語を中学のうちに学ぶメリットはあると思います。

ただ、中国人の方も大半の方が片言程度以上なら英語も話せますが、中国語は中国語圏外に行くととたんに全くといっていいほど通じなくなるので第一外国語はやはり英語が望ましく思います。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>中国語は漢字で活用もないため日本人にとって比較的覚えやすい言語だと思います。
そうですね、分詞とか不定詞とかもないし、全般的に文法は英語よりも易しいですね。でも発音が難しいですね。

>ただ、中国人の方も大半の方が片言程度以上なら英語も話せますが、中国語は中国語圏外に行くととたんに全くといっていいほど通じなくなるので第一外国語はやはり英語が望ましく思います。
中国人の英語力は二極化していると思います。つまり、庶民の平均的な英語力は日本人以下ですが、一部の高等教育や専門教育を受けた人は日本人よりも英語を操るというか。

お礼日時:2008/08/07 10:12

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!