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帝王切開で妊婦が死亡した事件で、警察と検察は国民に謝罪すべきと思いますが、どうですか?

大野病院事件・・・この事件による産科医療への影響は計り知れないものがあるでしょう。

この裁判により、産科医離れが進み、全国の妊婦やその家族に悪影響を与え、同じ産科医の勤務の過酷化も進んだ事でしょう。
これが、ただの裁判ならまだ良かったんです。でも、今回の検察・警察の主張はただの言いがかりです。
この医師は、普通に正しい治療をしました。それを、剥離を中止すべきだったとか、そうしなかったのは過失であるなど、誤った見解を示して裁判に持ち込みました。
こいつらがまともな知識さえあれば、こんなことにはならなかったはずです。
警察、検察どもの言いがかりで与えられた悪影響は多大なるものがあります。

それに、遺族の方もこの裁判の被害者でしょう。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080820-00000 …
このように、遺族はいまだに医師に過失があると思っています。警察どもが逮捕しなけりゃ、遺族も真実を知ったはずでしょう。
しかし、逮捕・送検された結果、医師に過失があったのだと思い込んでしまうのは仕方のない事です。
そして、裁判でただしい結果がでても、今まで医療ミスだと思っていた遺族はショックを受けた。。。
警察・検察がしかっりしていれば、遺族が余計な悲しみを感じる事はなかったでしょう。
ですから、警察・検察の責任者は、国民に謝罪し、自分たちがやった事の重大さを理解すべきだと思います。

皆さんはどう思いますか?

A 回答 (5件)

そうかなぁ?



あの当時の報道を思い返すと・・・・
それ以前に医療に関する事件事故が度々起きていて、医療に対する不信感が醸成されていた。
その様な中で起きた事故であった。←報道の論調も『また!医療事故か?というニアンス』
当初は、事件性云々よりも、死亡した後の対応に対する遺族の不信感が主として上げられていた。

事件後も時折報道は続けられていたが、徐々に悪者探しが始まった。
その内、警察は何をやっているんだ!ちゃんと調べたのか?的な意見も出始めた。

で、事件からだいぶ時間が経過してから(世論の論調に後押しされるような感じで)警察による任意での捜査が始まる。
また、暫く時間が経ってから医師の逮捕に至った。

警察(当然検察も)としても、最初から積極的に介入しようとした感じではなく、世論に押されて的な感じだったと記憶しています。
だた、なぜ逮捕(身柄拘束)?という疑問は当時から感じてましたがね。

必要なのは冷静に状況を判断する事であって、マスコミのマッチポンプに乗り、『やれ誰が悪い!』といたずらに他人を批難する事では無いと思いますよ。

今回の判決後の報道を見ても、当時の論調と比べると・・・
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そうですね、結局は警察や検察もマスコミに踊らされたんでしょうかね。

お礼日時:2008/08/23 09:53

日本の裁判では、無罪になることは極めて少ないのが特徴です。

検察の世界では「起訴したら何が何でも有罪にしなければならない」という暗黙のルールがあるそうです。
ですから、無罪になりそうだと思えば不起訴にしてそのまま釈放というふうになるそうです。

質問者さんの主張は「無罪という判決が出ることが許されない」ということになります。そもそも法廷は「有罪か無罪か」を決める場所であり、無罪が出ることは警察と検察の不祥事だということになると「無罪になりそうな奴は逮捕してはいけない」「無罪になりそうな奴は裁判をしちゃいけない」となり、ますます真実が闇に葬られるということになります。
また、現在でも検察の旗色が悪くなると検察から裁判官へさまざまなルートから「プレッシャー」がかかるそうです。日本も含めアジアの法廷ではしばしば「始めに有罪ありき」の裁判が行われます。しかし、それは民主主義という観点から見ると不健全です。

今回は、裁判でその結論が明らかになり、判例ができたので関係者の方々には不謹慎ですが、そういう意味では良かったのではないかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>検察の世界では「起訴したら何が何でも有罪にしなければならない」という暗黙のルールがあるそうです。
ここなんです。裁判では弁護側がどのような手で来るかはある程度予測できたはず。それなのに、ただ、「教科書にはこう書いてあった。」
と繰り返すだけではあまりにもお粗末です。

>また、現在でも検察の旗色が悪くなると検察から裁判官へさまざまなルートから「プレッシャー」がかかるそうです。
今回の場合は、世論的にも検察側の不備が指摘されたので、どうでしょう。

お礼日時:2008/08/23 10:10

この医師の手術によって患者が亡くなったのは事実ですし、この医師も法廷で繰り返し謝罪しています。


法的な罪があるかないかはまだ分かりません(控訴するかどうかがきまっていないので)し、仮に最終的に無罪が確定してもこの医師に判断ミスや技術の未熟さがなかったとは言えません。
どの医師がやっても亡くなったケース、どんな医療体制で手術に臨んでも亡くなっていたケースというなら遺族も納得できると思いますが、それは分かりません。
応援の医師をよぶなど万全の態勢をとっていたのか、死亡のリスクを回避するためには手術法の変更が必要ではなかったか。遺族は、警察が逮捕しなくてもこういった不信感は持っていたと思います。
真実ははっきりしませんし、法的な罪もまだ控訴の可能性があるので最終的には決まっていません。
以上の点から、警察や検察は謝罪する必要はないと思います。
今回の起訴によって医療関係者が委縮する可能性はありますが、起訴されても、最善の医療を行っていれば仮に患者が亡くなっても有罪にはならないということが分かればそれで良いかと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

私は検察が控訴する可能性は低いと思います。裁判でも検察側は弁護人側の言い分に耳を貸さず、医大生が使う教科書だけを引き合いにしただけで、こんなんで本当に裁判に勝つ気があるのか、疑問に思いました。
もし、控訴するとなると、検察側は自分たちに協力してくれる産科医を数人確保し、弁護側の主張を覆す臨床例を出す必要があるが、これは先ず無理でしょう。

お礼日時:2008/08/23 10:04

この裁判に限らず、医療事故や航空機事故などの日本の法律に問題があると思います。



日本は、事故の再発防止より、とにかく責任者追求の裁判です。
一方米国は、責任者追求よりも同種事故を防ぐ為に事故原因究明を優先します。事故原因を徹底的に調べる為に、時には当事者に免責保障を与えることもあります。
そして調査するのは国の専門家組織です…
これは日本も刑法改正して取り入れるべきではないでしょうか。

今の警察主体の医療事故捜査や、学者ばかり集めた航空機事故調査では決して真相があきらかになり、そして同種事故の防止にはやくだちません。

今回の医療事故裁判でも、有罪or無罪に焦点があつまり、今後の医療のあり方で事故を防ぐ手助けにはなってません。
医師に免責を与えた上で、事故原因の真相に迫る証言を引き出すのがベターだと言えます。
現状では、刑事犯にならないため被告として不利な証言はしなくても良いですので、医師の口から真相が語られる事は難しいでしょう。

医療事故など、原因究明を優先事項とし、当該医師の責任追及優先は改めるべきと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そうですね。今回の事件は責任追及だけが焦点になり、再発防止の対策が完全に蔑にされましたよね。

お礼日時:2008/08/23 09:56

胎盤剥離を始めたら、途中で中止して、子宮を取り出すという方法を


とらないのが、医療行為として法律的には、無罪かもしれませんが、
子宮を取り出すなどの方法があり、そうすれば母親は死なずにすんだ
のであれば、遺族からみて、結果的に死なせたわけだし、
殺されたと思うのは無理もないことだと思います。
どの時点で胎盤癒着が分かったのか・腕のいい医者なら助かったのでは
ないかなど、生涯脳裏から離れないと思います。
所詮、密室の中の出来事なので、死人に口なし、
立件まで持っていった警察・検察は立派だと思います。
>産科医離れが進み、
こういう医者は、何科であろうと、医者になる資格はないと
思います。(先生と呼ばれるあらゆる職業に向いていないと
思います。何故、先生と呼ばれるのか考えてほしいです。)

この当事者のお医者さんは、また産科医の現場に戻りたいと
おっしゃっておられるようですが、その気持ちはすごく立派だと
思います。苦難はあるでしょうが、がんばってほしいと
思います。

どの立場から、物事を見るかによって、意見は分かれると
思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

>立件まで持っていった警察・検察は立派だと思います。
ですが、検察側が最初から裁判に勝つ気があったのか、疑問ですね。

お礼日時:2008/08/23 09:55

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