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あるタンパク質分解酵素を精製し、ポリアクリルアミドゲル電気泳動すると、60kDaのバンドが検出されました。このタンパク質にN末端と内部の部分アミノ酸配列を決定し、これに対応する合成オリゴヌクレオチドプローブを用いて、cDNAライブラリーから、コロニーハイブリダイゼーション法により、全長のcDNAを単離しました。このcDNAは45kDaのタンパク質をコードしていました。

そこで、このcDNAが目的とするタンパク質分解酵素のcDNAであることは、どのような事実から示されるか。
また、このcDNAが確かに分子量60kDaのタンパク質のcDNAであるとすると、電気泳動で測定された60kDaとcDNAから予想される45kDaとの差異はどのような理由で説明されるでしょうか。
最後に、このタンパク質の生体内基質を同定するためには、どのような実験をすればよいか。

いろいろ考えたのですが、わからなかったので、よろしくお願い致します。

A 回答 (2件)

>60kDaのバンドが検出されました。


ポリアクリルアミドゲル電気泳動の原理はご存知ですか?
 
問題にあるようにこの泳動結果=分子量ではないですよ。

もし、学生さんであれば学会や報告会なんかで『このバンドが・・・でありマーカーと比較すると分子量○○kDaということがわかる』なん言おうものなら失笑ですよ。

他の質問も拝見しましたがエッセンシャル程度の本に記載されているものばかりですよ。
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>このcDNAが目的とするタンパク質分解酵素のcDNAであることは、どのような事実から示されるか。


目的とするタンパク質分解酵素をLC-MS/MSにかけて、配列を同定し、単離したcDNAとの共通部分を調べて、十分に配列が同じであることを調べる。

>電気泳動で測定された60kDaとcDNAから予想される45kDaとの差異はどのような理由で説明されるでしょうか。
リコンビナントの移動度と比較する。
LC-MS/MSの結果と比較する。

>最後に、このタンパク質の生体内基質を同定するためには、どのような実験をすればよいか。
生体内基質のライブラリーを作製し、スクリーニングする。
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