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今日学校で
全血液と血漿中のグルコース濃度を調べて、
そこから赤血球のグルコース濃度を計算する、
という実験をしたのですが、
全血液より血漿中のグルコース濃度が高いという実験結果が出ました。

最初はそんなはずないと思ったのですが、
どうやらあってるみたいですね。
でも理由を調べてみてもどうもはっきり分かりません。
赤血球中のヘモグロビンが関係しているようなのですが…。
どなたかご存知の方がいましたら教えていただけませんか?
よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

赤血球自体に酸素を運ぶ役目があるため、酸素を消費してしまうミトコンドリアの呼吸鎖がありません。

そのため解糖系でエネルギー産生をまかなっているわけですが、それでグルコース濃度が低いのでしょう。血漿と分離した時点からどんどん減っていくでしょうし。
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この回答へのお礼

なるほど!
赤血球の方がグルコース濃度が低い理由はわかりました!

ということは、採血された後、または分離された後に、
赤血球→→グルコース濃度がどんどん減っていく。
血漿→→→赤血球がグルコースを消費しないため、濃度はそのまま。
血液全体→→赤血球がグルコースを消費するため、全体の濃度も下がっていく。
ということでしょうか?

でも採血された後の血液でも解糖系は働くのでしょうか。
もし働かないとしたら、血漿と分離した時点からどんどん減っていくのはどうしてですか。
なんだか基本的な所がわかってなくて申し訳ありません。
よろしかったら教えていただけますか。

お礼日時:2008/08/26 20:49

>でも採血された後の血液でも解糖系は働くのでしょうか。


瞬間的に4℃または60℃とかに温度変化させるなり,変性させるなりして解糖系の酵素群の活性を落とさなければそれまで働いてるでしょう。
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この回答へのお礼

採血された後の血液でも解糖系の酵素の活性は失われないのですね。
すごく参考になりました。
ありがとうございました(。^-^。)

お礼日時:2008/08/27 23:15

>そうでないとすると


>全体=赤血球+血漿
>なのに、グルコース濃度は
>全体<血漿
>になってしまう理由がよくわからないんです…。

 全体より部分(血漿)のほうが大きいのはおかしいのではないかということですか?
 全体=赤血球+血漿 と 全体<血漿 とを単なる数式と見れば
たしかに全体より部分が大きいはずはないのですが、
濃度は単純に足したり引いたりすることは出来ない数値ですから、
全体=赤血球+血漿 という等式は濃度については成立しないということでよいのではないでしょうか。

>でも採血された後の血液でも解糖系は働くのでしょうか。

 採血後室温で放置すると血球によるグルコースの消費が進む(解糖)ため
1時間に8mg/dl程度濃度が低下するそうです。
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この回答へのお礼

>濃度は単純に足したり引いたりすることは出来ない数値ですから、
>全体=赤血球+血漿 という等式は濃度については成立しないという>ことでよいのではないでしょうか。

あれ?
それはそうですよね。私は何を悩んでいたのでしょうかσ(^_^;)
なんだか頭がごちゃごちゃしていて当たり前のことまでごちゃまぜになっていたみたいです。
sus303様の回答で整理がつきました!ありがとうございます。

>1時間に8mg/dl程度濃度が低下
またまた参考になる数字をありがとうございます。
レポート提出に役立ちます(。^-^。)

お礼日時:2008/08/27 22:59

 ある本に「血糖値は血漿か全血検体かによって差があり、通常は血漿のほうが10%程度高くなる」とありますが、


それ以上のことは書かれていません。
 赤血球はおもに酸素と二酸化炭素を運搬し、グルコースは血漿が運んでいるということではないでしょうか。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
血漿グルコース濃度は全血液の濃度より10%程高いんですね。
参考になりました。

>赤血球はおもに酸素と二酸化炭素を運搬し、グルコースは血漿が運んでいる
ということは、この濃度差は、例えば
赤血球のみ1ml、血漿のみ1ml、(赤血球も血漿も入った)全血液1ml
を比べたときの濃度差ということなのでしょうか。
そうだとすると、全血液中に赤血球は約40%、血漿は約60%だということなので納得できないこともないきがするのですが…。

そうでないとすると
全体=赤血球+血漿
なのに、グルコース濃度は
全体<血漿
になってしまう理由がよくわからないんです…。

お礼日時:2008/08/26 20:47

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