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エンジンルーム内の配線を修理しようと考えています。
どんな種類の電線を使用すればいいのでしょうか?

エンジンに接したハーネスの引き直しなので、耐熱性に優れた電線を使いたいのですが
自動車用途の自動車用低圧電線(AV、AVSS)は80℃までですよね?これでは頼りないと思い、調べたところ
フッ素電線(ETFE,FEP,PFA)というのを知りました。
200度の耐熱電線で耐薬品性にも優れているということで、これが使えたらと思っています。

フッ素電線を使用することはできるのでしょうか?やはり、自動車専用の電線が適しているのでしょうか?


スケア数についてですが、規格品に必要なサイズがなかった場合
ワンランク上のサイズを使えばいいのでしょうか?
(例えば、実際の配線は0.35スケアだが、合うサイズがないので0.5スケアを使う)

A 回答 (2件)

基本的には、AVもしくは、AVSですね。


AV,AVS,AVSSは自動車用の電線です。
耐振動や摩擦を考慮されている電線です。

もっと温度の高い所を通さなければならないのであれば、フッ素やテフロン線がありますが、こちらは耐振動性などで劣りますので、内部の線が折れて接触不良や、被服に亀裂が入り絶縁不良などが起る可能性もあります。

スケア数は上位の物を使用すれば問題ありません。

AVSSも自動車用電線ですが、柔らかくするために被服を薄く作った物ですので、出来れば避けたほうが良いと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございます。

どうしても自動車用で探していると、100度程度までしか見つかりませんね。もっと耐熱温度を上げた専用電線があればいいのですが、需要がないのでしょうか…

フッ素電線やテフロン電線を使用する際は、しっかりと保護をするつもりです。

補足日時:2008/08/28 02:56
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 電線としてどのようなモノを選ぶかは、ひとえに被覆が耐えられる温度と、被覆が幾らの温度になるかによって決まります。



 被覆が幾らの温度になるかは、周辺の温度に電線導体に流れる電流による温度上昇を加えたものになります。
 ふつうの電線では被覆が耐えられる温度は75℃~80℃くらいで、低温では50Aの電流が流せる電線でも周辺の温度が80℃の場合は、電流による発熱の余地がなくなりますから、ほとんど電流は流せられなくなります。

 車の場合(とくにエンジンルームで使う場合)は、耐熱電線が必要で、耐熱電線には例えばテフロン電線(高級品)もあります。このあたりはよく調べてみてください。

 スケア数は規格品に必要なサイズがなかった場合はワンランク上のものを使用すればOKです。ただし…
 再度の注意になりますが、周辺温度が高くなるほど流せる電流は少なくなります。単に流す電流からスケア数を決めるのではなく、周辺温度を加味してスケア数を決めてください。周辺温度と流せる電流値は、それが分かるグラフが電線の種類ごとにあるはずですから、電線メーカなどから入手してください。

 車で使用する場合は、振動によって電線被覆が傷まないように十分にクランプ(固定)してください。

この回答への補足

回答ありがとうございます、専門家の意見が聞けて光栄です。

いろいろと調べてはいるところですが、フッ素電線=テフロン電線ということまでしか分かりませんでした。
テフロン電線はフッ素樹脂が皮膜に使われているということらしいです、もう少し調べてみないといけませんね。

フッ素電線の耐熱温度は200度ですが、それ以上の耐熱温度がある電線をご存知ないでしょうか?
純正部品がリサイクル素材を使用しているもので、ハーネスの劣化が持病なんです。そのためになるべく耐熱温度の高い電線を探しております…

スケア数については、修復するハーネスの配線図がありますので
それに従った物を使用するつもりでいます。
ただ、配線図にあるスケア数だと規格にないので、1ランク上の径を使用することになります。

振動など摩擦にはそれほど耐性がなさそうなので、ハーネステープで固定しさらに保護チューブも使用する予定です。

補足日時:2008/08/28 03:12
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