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小学校の役職で生徒指導主事とありますが、どういったことをされる先生なのでしょうか。
教頭、教務主任の次に偉い役職になるのでしょうか。
この生徒指導主事の次は教務主任になるとか昇進される場合がおおいのですか?ご存知の方教えてください。

A 回答 (4件)

二つに分けて考えると分かりやすいかなと思います。



一つは、主任(主事)ということの意味。
学校では色々な教育活動がなされますが、
それぞれ全てを全員で話し合うのは効率が悪いので、
ある程度の人数の代表を出し合い(例えば学年1人とか)
その代表の集まりで役割をこなすことを分掌といいます。
その校務分掌のトップが主任(主事)です。
生徒指導だけではなく、
教育相談、学力向上、不登校対策、IT教育、各教科・・・・いろんな主任が居ます。
わたしの県では、
教務の位置づけが、ここに入っている市もあれば、
一段上に入っている市もあります。
また、
わたしの県では、手当が出るのは、
教務主任、生徒指導主任、保健主事です。(全県で同じ用語です)

二つめは、生徒指導ということの内容です。
生徒指導とは、
児童生徒の自己指導能力を高めるために、
学校の全ての教育活動を通して発揮される機能。
です。
そのためには、問題が起こる前に、子どもたちの力を高め、
子どもが自己解決できるように指導していこうという、
全ての児童生徒を対象とした「積極的な生徒指導」と、
子どもが問題を起こしたり、生活上の不都合が感じられるとき、
個別または部分的または全体に指導していく、「消極的な生徒指導」があり、
生活指導というのは、一般的に、この消極的な生徒指導の部分を担っていることが多いです。

生徒指導は、その特性上、
問題行動にも対応しますから、不登校があったり、非行行動があったり、
児童虐待があった折にもかり出されることもあります。
しかし、
子どもの人格形成に対する全般的な分掌であることから、
教育相談や特別支援教育、全ての教科等と連携をとることもあります。
小学校から中学校への連携をとるのも、生徒指導を窓口にします。
ある意味、誰にでもできる物ではないので、手当が出るのは、分かる気がします。
必ず教務になったり管理職になったりするかといえば、
それは直接的な関連はありません。
ただ、管理職になるためには、学校業務をなるべく多岐にわたって
実務経験があった方が良いに決まってますから、
生徒指導主任を通られる方も多いとは思います。
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小学校に勤務しています。



質問へのお答えではありませんが、hukuponlog様が、

>小学校では生徒ではなくて、児童ですから、別の呼び名があるとすれば、「児童指導(主任)」等と言う筈です。

とおっしゃっていることへの「参考意見」です。
小学校でも「生徒指導」という言葉は公に使っています。現行の小学校学習指導要領総則のなかにも「生徒指導」が使われていますし、その他にも「頻繁に」ではありませんが、目にはしています。私の理解としては「学校教育活動は教育課程と生徒指導から成立」「教育課程と生徒指導は相互補完」というかんじでしょうか。ということですので、その小学校は、それほど「珍しい学校」ではないかもしれません。
ただ、小学校現場としては、「生徒」に違和感があるのか、同じような意味合いで「生活指導」を使うことは多いように思います。

質問者様のお答えにはなりませんでしたね。ごめんなさい。
hukuponlog様への一教育現場からの情報提供という意味も含めてコメントしました。(ルール違反かな?)
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>しおりには職員名簿がありそこに生徒指導と



#1です。なるほど了解しました。珍しい学校ですね。おっしゃる通り、分掌名が「生徒指導」なのでしょう(おそらく誤植だと思います)。
その場合は、「生徒指導主任」となります。それを踏まえて回答いたします。

1.どういったことをされる先生なのでしょうか。
まず、校内にはいくつかの「仕事」(これを分掌と言います)があり、先生方で分担します。分掌には必要上複数の先生が配属されますが、先生の数は少ないですから、普通、複数の分掌に兼任で就きます。「生徒指導」はその分掌の名前、その部署の長が「主任」です。

どのような分掌を、どのように構成するか・名称をどうするかは、学校毎に違いますが、全国の学校で、100%(だと思う)設置されているのが「教務(校務)」と「生活指導」(あなたの学校だと「生徒指導」)です。
これには理由があって、「教務」と「生活指導」【など】の主任には、主任手当が出るからです。さらに、都道府県によっては、「教務」と「生活指導」の主任は主幹教諭ですから、賃金の体系自体が別枠となるという事情もあります。

さて、具体的にどのような仕事をするのか、ということも実は定式化されておらず、学校によって微妙に異なります。これは「適当」という事ではなく、児童数も職員数も地域性も学校毎に異なりますから、実態に合わせて運用をする、という意味です。
それでも、ほぼどの学校でも共通している仕事は、
・学校生活のきまりの運用、実施(下校時刻、登校時刻など)
・長期休業中のきまりの運用、実施
・生活目標などの立案と具体化
・交通安全、校内生活の安全(避難訓練など)に関わる各種点検や提案
・問題行動の把握と対応の窓口、解決のための方策の具体化(「荒れた」中学だと、ここがメインの仕事になる)
などの業務です。

終業式などで、夏休みの生活について「交通事故に気をつけましょう」なんて話をするのが生活指導部の先生です。ここまでは主任が統括しつつ、分掌の先生全員で動く仕事です。

その上で、「主任」の専管業務のような仕事が、対外組織・地域団体との交流や協議、他校との連絡業務です。具体的には、地域の青少年育成団体との会合や地域スポーツ組織との交流、学区域の中学校や近隣の学校との情報交換、場合によっては警察との協議や交流も仕事です。

2.教頭、教務主任の次に偉い役職になるのでしょうか。
YESでもあり、NOでもあります。冒頭述べたように、「生活指導主任」は主任手当の出る分掌ですし、主幹教諭が就く場合が多いですから、その意味ではYESです。ある自治体では、主幹1が「教務主任」、主幹2が「生活指導主任」と明記されています。

ただ、述べたように、先生方は複数の分掌に配属されますから、「生活指導主任」だからと言って、それだけをやっていれば済むわけではありません。別の分掌(例えば、行事委員会など)ではヒラの部員というのが普通です。そういう意味では、校長・教頭ほど他の教員から隔絶した「偉さ」があるわけでは無いのです。

同時に教員の意識として、「教務主任」は数字と法令、学校実務に詳しく、会議運営能力がないとできないが、「生活指導主任」は「誰でもできる」という意識(実際は別として)があり、「教務主任」ほど特別視されるわけではありません。感覚としては、校長・教頭に続くNo.3が教務主任で、それとちょっと離れて「生活指導主任」です。


3.この生徒指導主事の次は教務主任になるとか昇進される場合がおおいのですか?
「昇任」という言葉適切かどうかは別として、必ずしもそうではありません。生活指導主任を経ずに教務主任になる人なんていくらでもいます。反対に人事配置の関係で「教務主任」から「生活指導主任」になる人もいます。また、生活指導主任ばかりをずっとやる人も(かなり)います。昨年度は「生活指導主任」だったけれど、別の分掌の長になったので、今年度はヒラの部員に戻る、という場合もあります。

さらに、教務主任を経験せずに教頭になる人だって、それなりの数います。特に管理職への昇任がペーパーテストの自治体は多いです。つまり、ルートが確定しているわけではないのです。主任は引き受けるけれど、管理職にはなりたくない、という人だって普通にいますから。

ただ、教頭になる人の多くは「生活指導」「教務」のどちらか、または両方の主任経験者が多いのは事実です。
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この回答へのお礼

とても分かりやすく教えていただきありがとうございました。
不思議に思っていまして、前年度に生徒指導だった先生や前の学校で生徒指導だった先生が、今年は普通の学年を持つ担任だったりとか(とくに主任でもなく)どういったことだろうと思っていまして。

お礼日時:2008/09/05 12:40

「生徒指導主事」という役職(分掌)名は、通常、小学校にはありません。

校内の分掌名としては「生活指導主任」が一般的です。文科省でも普通この呼び名を使います。第一、小学校では生徒ではなくて、児童ですから、別の呼び名があるとすれば、「児童指導(主任)」等と言う筈です。

また、「主事」という呼称は教諭の分掌では使いません。何故なら、教諭以外の学校職員(行政系)が事務主事・用務主事などと呼ばれているからです。教育委員会の場合は、「指導主事」という呼称がありますが、こちらは行政系だから、そのように呼ばれているのです。

ご質問の前に、再度確認をされた方が良いと思います。そうでないと、トンチンカンな回答を受けることになります。

この回答への補足

小学校のしおりには職員名簿がありそこに生徒指導と書かれていました。主事はついていないようですが、間違いなく生徒指導という役職で書かれていますが。教務主任のつぎに生徒指導となっています。小学校によって言い方が違うだけではないのでしょうか。

補足日時:2008/09/04 14:43
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