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20Aのブレーカーのカタログをみると
50AF20AT、30AF20ATなどとありますが
このAFとは、どう意味でしょうか?
使い分けはあるのでしょうか?
宜しくお願いします

A 回答 (10件)

たとへば、50AF20ATは、要するに、骨組の許容電流は50Aまで持ちますが、20Aで切れます、との事です。



現実使用の場合は、同じフレーム電流値とトリップ電流値のブレーカーで、常時(長時間)17~8A流している回路で使用すると、
ブレーカーは切れずに、ブレーカーが加熱し最終的には焼損します。
トリップ電流一杯、常時(長時間)使用する場所に、フレーム容量が大きいブレーカーを使用する訳です。
安全率が向上する訳です。 当然ブレーカーの単価は上がります。
20A程度位の容量では、それほど心配しなくても良いのですが、大きな容量(たとへば、200A)ブレーカーで常時8割(160A)位流れている場所で
使用の場合フレーム容量の大きな物を使用しなければ危険です。(フレームの加熱)
私の場合は、常時電流値の2倍以上のフレーム容量を使用します。
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ATは負荷の定格電流に合わせます。


AFは遮断器より後ろで短絡した場合に流れる短絡電流を遮断するのに必要な遮断電流で決まります。
例えば定格電流30AとすればAF30ならATは15,20,30Aの物があり、AF50AならATは15,20,30,50Aの物があります。
メーカーのカタログにブレーカーの短絡時の遮断電流が書かれています。110Vで1500Aとか2500Aでフレームが大きくなると大きくなるようです。
 遮断電流は一般家庭の場合電力会社に聞けば分かります。 
 その遮断器の遮断電流が短絡電流より大きければ小さいフレームでもOKです。
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http://www.jisc.go.jp/
↑ここの HPの右の方に「JIS検索」ボタンがあります。
 ここで JIS C 8370 配線用遮断器を検索して閲覧してみてください。
 一般用語の項目にフレームの大きさ 定格使用電圧、絶縁性能、温度上昇、定格遮断容量などの遮断器の諸機能に関連する動作機構を、同じ寸法の容器に収めることができる最大の定格電流の値をもって呼ぶ容器の大きさ。アンペアフレームと呼称する。
と、ありますので容器の大きさを示します。

使い分けについては#7さまの言われるとおりと思います。

短絡容量の計算などは製造者のカタログにも出ていると思いますのでそちらを参考に
して下さい。
mitsubishielectric.co.jp/haisei/01sei/.../gijyutu/y0061/y0061w0302.pdf
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ブレーカのカタログを見るとわかりますが、過電流に対しての遮断特製っていうのがありますね。

20ATで遮断するのが20Aだとしても瞬時に切れるわけではなく時差っていうかタイムラグがあります。これは20Aを超えたら瞬時に切れたら負荷変動が多いものには不便なので当然必要な機能です。たとえば20A遮断のブレーカで25A流れたら数秒後に切れますが、19A流れているところにもう一つ定格18Aの負荷のスイッチを入れたら単純に37Aの電流が0,何秒か流れてしまいます。特にそれがモータ等の起動時だと18Aのその3~6倍の電流が0,何秒か流れブレーカは…という事です。配線の太さや分岐前の主幹ブレーカ等で最大電流値を調べてブレーカを選定する事ですね。
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ブレーカの使用目的は(1)過電流遮断 と(2)地絡短絡電流遮断 の2つがあります。

定格電流が30Aの場合に予想される過電流といえばせいぜい35~300A程度なので、30AFでも50AFでも過電流遮断性能に差はありません。
地絡短絡電流は主に変圧器とケーブルのインピーダンスで決まりますが、1000~100000Aくらいです。
ブレーカのカタログを見ると、遮断容量という数値が書かれています。
メーカや機種によってまちまちですが、例えば、400AFだと100kA、100AFだと25kA、50AFだと10kA、30AFだと5kA といったように、フレームのサイズで決まります。この事例だと、30AFのブレーカは5000Aまでは切る能力が保証されているが、それ以上だとアーク放電が持続して切れなくなるおそれがあります。AT値が違っていてもAF値が同じだと使っている接点は同じなので遮断能力も同じですが、逆にAT値が同じでもAF値が違うと遮断能力は全く違います。
従って設置する箇所の地絡短絡電流を計算して、それに見合った遮断容量のブレーカを選定します。もし短絡電流の計算値が20kAくらいだとすると,100AF/30ATのブレーカが必要です。
なお、必ず、AF値>=AT値です。
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追記。



エレベーターの定員で考えると判りやすいでしょう。

30AF/20ATは「20人越えて乗ったら定員超過のブザーが鳴り、30人越えて乗ったらワイヤーが切れて墜落するエレベーター」と考えられます。

このエレベーターに19人乗った状態で、もし、人間12人分の重さがある大きな金庫をドスンと載せたら?

19+12=31で、超過ブザーが鳴りながらワイヤーが切れ、エレベーター内の19人は悲鳴を上げつつ落下して行くでしょう。
(本物のエレベーターはワイヤーが切れるなどで異常な速度で上下すると自動的にブレーキがかかるようになっているので、ご安心を)

このように「定員ブザーが鳴るのがAT、ワイヤーが切れるのがAF」と言う事になります。

>それ以上流れないわけですから、20フレームでよいのでわっ と思ったりしますが
そういう訳で、20AF/20ATでは、定員ブザーが鳴るのとワイヤーが切れるのが同時なので、定員ブザーの意味が無くなってしまいます。ワイヤーが切れた後ではブザーが鳴っても手遅れです。
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訂正。



誤:ブレーカーが落ちる為には「20ワットを越える電気が流れる必要がある」ので、20ワットを越えた瞬間からブレーカーが反応するまでのホンの一瞬の間だけ、30とか40アンペアとかの電気が流れます。
正:ブレーカーが落ちる為には「20アンペアを越える電気が流れる必要がある」ので、20アンペアを越えた瞬間からブレーカーが反応するまでのホンの一瞬の間だけ、30とか40アンペアとかの電気が流れます。

ワットではなくアンペアでした。投稿してから気付きました。
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>20アンペアで以上で遮断するとしたら、それ以上流れないわけですから


>20フレームでよいのでわっ と思ったりしますが
違います。

20アンペアで以上で遮断するブレーカーは「20アンペアを越える電気を流し続けない」のであって「20アンペア以上流れない」ではありません。

ブレーカーが落ちる為には「20ワットを越える電気が流れる必要がある」ので、20ワットを越えた瞬間からブレーカーが反応するまでのホンの一瞬の間だけ、30とか40アンペアとかの電気が流れます。

>20A~50Aの電流がブレーカーに流れる場合とは
>どういった場合が考えられますでしょうか?

20アンペアブレーカーが落ちる寸前の19アンペアくらい使っている最中に、3キロワット(30アンペア)の電子レンジのスイッチを入れた場合など。

スイッチを入れる前は19アンペア。スイッチを入れた瞬間、19+30で49アンペアの電気が流れます。

49アンペアの電気が流れる事によって、20アンペアブレーカーが反応する訳ですから、その一瞬は49アンペア流れる訳です。

このブレーカーが「30AF/20AT」であれば、49アンペア流れた瞬間、遮断回路が動作するよりも早く、ブレーカーの内部の配線が焼き切れて火災が発生する可能性があります。

運が良ければ、焼き切れるよりも早く遮断回路が働いて、火が出ずに済むかも知れませんが、危険な事には変わりありません。

もし火災が発生しなかったとしても、過電流により配線や接点が熔け、遮断回路を迂回するようにショートしたら、ブレーカーが動作しても通電したままになり、ブレーカーを通った先の、室内の配線が壁の中で火を吹くかも知れません。

20アンペアブレーカーは「20アンペアが流れ【続けない】だけであって、一瞬ではあるが、20アンペアを越える電気が流れる事がある」のです。
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AF:アンペアフレーム・・何アンペアまで堪えられる構造かを表わす。


AT:アンペアトリップ・・何アンペアで遮断するかを表わす。

つまり、

50AF20AT⇒20アンペア以上流れると遮断します。でも、50アンペア以上は流さないで下さい。50アンペア以上流れると遮断出来たとしても壊れたり焼き切れたりして火災が発生するかも知れません

30AF20AT⇒20アンペア以上流れると遮断します。でも、30アンペア以上は流さないで下さい。30アンペア以上流れると遮断出来たとしても壊れたり焼き切れたりして火災が発生するかも知れません

と言う意味です。

ブレーカーも電気回路ですから「これ以上電気が流れたら壊れちゃう限界」がある訳です。
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この回答へのお礼

有難うございます、ただ気になる所がありまして
20アンペアで以上で遮断するとしたら、それ以上流れないわけですから、20フレームでよいのでわっ と思ったりしますが
20A~50Aの電流がブレーカーに流れる場合とは
どういった場合が考えられますでしょうか?
電動機などの始動電流の事でしょうか?

宜しくお願いします

お礼日時:2008/09/18 15:14

Fというのはブレーカーが通電可能な電流量、Tというのは通電を遮断する電流量です。

つまり、50AF20ATとなっている場合は50Aまでの電流を通電可能で20A以上の電流が流れると通電をストップするブレーカーということです。
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