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今回総額600億ドルの米ドルスワップ協定が日米間で結ばれ、「これを原資とした米ドル資金供給オペを導入する」と読みました。

 このスワップ協定により通常ならドルが市場にあふれ、ドル相場は下がりそうですが、「夕方の米ドルスワップ協定締結との発表を受け104円台半ばから105円台半ばまで上伸した」という報道を読みました。

なぜこのような一見矛盾(?)に思われるような現象が発生するのでしょうか?

お分かりの方がられましたら教えてくださいませ。

A 回答 (1件)

 理由は、単純に日米が共同して為替に介入する意思と準備が有るというのを好感してだと思いますが…。



 それと、現状だと極端にドル安に振れる可能性は有っても、介入が必要なドル高に成るとは思えませんから、実際に行われる介入は円売りドル買いに成ります。(つまり市場に溢れるのはドルでなく円です。)
 日本から供給された資金を直接市場に流すのでなく、提供された金額を担保にそれに相当する額の円を売り、ドルを買うと言う事です。

 後述するスワップ協定に従って、ドルが下がれば下がるほど、日本より提供される資金が増え、円売りドル買いの介入金額が増えるという寸法です。

 ただし、所詮最大でも600億ドル相当ですから、この金額だけでは介入に十分な資金とはいえません。
 2004年に行われた財務省の介入は、1日1兆円程度のドル買い円売りを1ヶ月程度間連続で行いましたから…。(通称日銀砲)
   http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%82%E5%A0%B4% …
   http://gl-craftsman.sakura.ne.jp/katsu-investor/ …

 結局の所、先述した日米が危機感を持って対応すると言うのが、強いと思います。

 ちなみに、スワップは、単純に言うとお互い規定の金融資産を規定のタイミングで交換し合う取引です。(つまり交換しあった資産を相殺する事で損した側が、得した側より資金を提供してもらう事に成る。)
   http://www.findai.com/yogo/0270.htm
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