天使と悪魔選手権

5月に脳梗塞を起こし、後遺症として視神経に障害が出ている母の件です。

後遺症として、両眼の端30°くらいの複視に加え、視点を動かすと視界がぐらつく症状があります。
複視については正面でものを見る限り問題ないのですが、眼をキョロキョロ動かさなくても、
普通に日常生活の中で体を動かしたり歩いたりする際に自然と視点があちこち動くせいか、それに伴って常に視界がぐらぐら揺れているそうです。
眼の動きをチェックするのによく指を上下左右に動かして眼で追わせたりしますが、
下から上への動きが早いスピードだと追いつきにくく、じっと目を凝らして見ているうちに2・3秒で焦点がやっと合います。
静止状態でまっすぐ1点を見つめる姿勢ではぐらつきませんが、体を動かすと症状が出ますので、
日中の一人歩きはおぼつかない感じで、隣の人間の腕を軽くつかんで歩くことが殆どです。
常に薄暗い時間帯や夜の散歩、住み慣れた自宅内では比較的まだ過ごせるのですが、特に明るい日中の外出は常にグラグラのようです。

入院した総合病院の脳神経外科と眼科とも、自然回復を待つのみで何も処置することはないという所見でした。
退院後、他の大学病院の専門眼科で色々と詳しく検査してもらいましたが、眼自体も眼を動かす6つの眼筋にも全く問題はなく、
脳梗塞による脳神経障害の為に、視神経への伝達がうまくできていないことによる後遺症であり、やはり自然経過を観るのみの診断でした。
それでも何か意識してやることがあればと突っ込んで聞いたところ、
編み物や折り紙など、手先を動かすことが脳神経に刺激を与え効果が出ることもある、ということでしたので、
母には2ヶ月くらい前から折り紙を渡して千羽鶴を折って貰っています。
勿論、家事も積極的にということなので料理なども自分でしています。

しかし、発症から5ヶ月が経ち、症状は一向に改善の気配がなく、本人もこのまま治らないのではないかと半ば諦めかけており、
日が経てば経つほど、家族としては内心、焦りを感じています。
手足を動かす身体的なリハビリと違い、明確に何をどうすれば回復が見込まれるというものがないだけに、
「自然経過観察」という日々の生活がもどかしくてなりません。
2・3ヶ所の病院で同じ診断結果ならそれを信じるしかないのかもしれないのですが、
月日と共に「本当にこのままでいいのだろうか。何かもっと別の方法がないのだろうか」と模索せずにはいられません。

複視についてはプリズム眼鏡は母の場合、適応しないとのことで、
少しでも横の視野を気にならなくする為に、遠近両用眼鏡のフレームを横が太いものに変えましたが、
歩くぶんには余り効果がないようでした。

医師の診断では、脳梗塞の後遺症として主に「複視」という単語ばかりで、視界のぐらつきについては余り意識がないようでした。
母のこの眼の症状は医学的にはどういう病名になるのでしょうか。
眼筋に問題がないので、2度目の専門眼科受診時には「動眼神経麻痺ではない」と言われましたが・・・。
そして何より一番、視神経に障害が出た母の場合、本当に自然回復を待つしかないのでしょうか。
効果的な治療法やリハビリは本当にないのでしょうか?
母は数年前からの糖尿病の薬の他には、今回の脳梗塞再発予防の為の抗凝血薬プレタールを服用しているのみです。

以上、宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

私は病気の治療方法は全く判らないのですが、知人が50歳前にたぶん同じような病気になって、


落ち込んでいるものですからお母様の今の状態が本人とってどんなにか辛いのだろうなと想像します。
人は何かを受容できるようになるまでかなりの日にちを要します。
いまお母様は家族に迷惑を掛けてまで生きていていく意味を見出せないときかも知れません。
今はお母さんは生きているだけで私達の力になっているのよという思いを伝えるだけでも良いのではないでしょうか。

親子って不思議なもので、子供に迷惑をかけたくない気持ちあるんですよね。私はたぶんお母さんの年代です。

このサイトお近くに在ったら体験されて見てください。

参考URL:http://www.hakuju.co.jp/
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この回答へのお礼

最初の頃は「家族に迷惑をかけたくない」とよく言っていました。
今まで家族を支えてきてくれたぶん、家族だからこそぶつけて欲しいのに、病気してまで我慢してしまうんですよね。
今できることを一つずつ、慣れながら近付けていかなくてはいけないですよね。
母の頑張りを信じます。

お礼日時:2008/10/23 00:56

大変ですね。

お大事になさってください。

この方少しお若いですが、たくさんのブログとリンクしています。

参考URL:http://ameblo.jp/primo/archive2-1-200608.html
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この回答へのお礼

ブログのご紹介、有難うございます。
リンクされている方々のように、母がもっとインターネットを活用しながら積極的に自分から自分の病気のことや、より豊かな生活を送る為の有用な情報収集をする意識が高ければいいんですが・・・。
私が色々調べたことをちょこちょこ細かく言いすぎるせいか、最近では聞く耳を持ってくれず困っています。
後遺症と再発予防、母自身にもっと強くもっと自分の体を大切に考える気持ちを持ってもらいたいものです。

お礼日時:2008/10/21 00:03

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