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アカデミー賞…っていうのかな? (常識ナシな奴ですいません)
映画の有名なアワードですが、映画の分野以外でも、世の中にはたくさんの表彰式ありますよね。それらの中にはアカデミー賞をモデルにしているのものもいっぱいあります。すごいなーと思います。そこで、

・主催しているのは?
・あれだけ大きな賞です。やっぱり悪い意味で商業化している面もあるんでしょうか?
・どのようにしてあれだけ権威ある(?)アワードになりましたか?

3つも質問してしまってごめんなさい。ご存知の方よろしくおねがいします!

A 回答 (3件)

こんにちは。


 どうしてこの質問に誰も答えないのかなぁ。日頃ここで「アメリカ映画は不得意なので」と言っている私が何故に答えることになるのか?? あ、独り言ですからお気になさいませぬよう(^^ゞ 気を楽にして下さい。

 手持ちの資料も有りますが、検索したところ参考URLの第40~47号を読むとかなり詳しく出ているようです(申しわけ有りませんが私はこの中の1回分しか確認していません)。
 質問の1は連載の第5回に書いて有りますが、映画芸術科学アカデミー協会(手持ちの資料は古いせいか、Academy of Motion Picture Arts and Sciencesになっていて、協会の部分が無いのですが、さて?)です。どういう団体かはそちらに解説が有るでしょう。

 2.元々そういう要素は有ったかと思います。映画という商売そのものがお祭り騒ぎでもあります。人にアピールすること、人を集めることは即商売にもつながる重要な宣伝になりますね。
 しかし特にそれが目立つようになったのはTV中継を派手にやるようになってからでしょう。私の推測では1960年代の後半辺りでしょうか。遅くとも70年代には確実にそのようになっていたと思います。
 ところで、何事にもスポンサーは付き物で、私が以前聞いた話では大スポンサーの一つはフィルム会社だとか(これは判りますよね)。検索では、昨年はコンピューターのマッキントッシュもその一つになったそうです。
http://www.zdnet.co.jp/macwire/0203/08/n_applesa …

 3.権威が有るかどうかは判断が難しいところです。所詮お祭りだと言ってしまえばそれまでだし。確かにノミネート作品はそれなりに選ばれた結果ではあるのでしょうけれど。アメリカは世界に向けて自国の映画を売るために、こういう催しを行って、その結果を売り物にしているのだという見方も出来ないでは有りません。
 非常に厳しい、冷たい言い方をしているのは以前ここで回答した
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=418308
の12番を読むと少しは解ってもらえるかもしれません。同様に映画祭に関しては、グランプリ必ずしも最優秀参加作ではない理由に簡単に触れています。
http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru.php3?q=430638
 
 しかし、アカデミー賞にはやはり特筆すべき点もあります。それは日頃は同じ賞なのにも関わらず日本辺りではほとんど話題にもなりませんが、監督や俳優、作品だけではない、それらを支えるスタッフや技術に関する賞が非常にきめ細かく設定されていることです。
 脚本、撮影、美術、音楽、編集辺りは当然ですが、衣装デザイン、特殊撮影。そして主に撮影・映写機材の改良や開発に関する科学・技術賞までもがアカデミー賞として含まれています。彼等がいるからこそ映画が出来るのだという、映画を愛する者の気持ちの現れだと思います。

 以上のような私のかなり片寄った意見ばかりでなく、もっと普通の人の考え方も聞けるといいのですがねぇ。お~い、誰か参加してくれませんかぁ?

参考URL:http://www.eigafan.com/abroad/la/back.asp
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この回答へのお礼

多分、3つも質問したのが、避けられてる原因かもしれないっす。。
しかし、アメリカってホントに他の国を巻き込むのが上手というか、…3のご回答を読ませていただき、そう思いました。

映画だけでなく、自分達の文化を盛り上げ、みんなが日本文化を世界に誇れるようにするには、日本のすばらしい文化を受け止めるだけの土台が日本にはまだ無いのかな。
ただ、やっぱり自国の文化を盛大に盛り上げている点は アカデミー賞から見習うべきことは多いのかもしれないなぁ。と思いました。ありがとうございました。

お礼日時:2003/01/14 10:50

ご質問、今しがた気づきました(^_^;)、


とても良いQですね。
ichienさんが良回答をなさってられますので、私は2問目のみで恐縮です。

>あれだけ大きな賞です。やっぱり悪い意味で商業化している面もあるんでしょうか?

そう思います。
特に近年のアカデミー賞は商業化そのものの感は拭えません。
映画会社や、俳優・監督・制作者のエージェントから審査員にスリ寄りや、圧力が掛かるのは有名な裏話です。
何年か前には、ある美人女優(演技はヘタ)が、
審査員にゴマスリして、金品を配ったりしてたそうです。

そういう「ウラ」を嫌い、敢えて賞レースに出そうな作品を避けて出る俳優や監督、制作者もいます。
過去には受賞自体を拒否したりする人もいますね。

あと、作品の出来不出来に拘わらず、原作がベストセラーになったり、
その年の話題背景に関する映画が受賞する事も、往々にして有りますね。

今まで無名だった監督や新人監督の作品が突然脚光を浴びたりもします。

要するに「お祭り」ですから、観る側はそういう意識で気楽に観る映画を選ぶ基準にするくらいのものだと思います。

私的には『批評家協会賞』(NYやロサンゼルス、シカゴなど)
を受賞している作品や俳優に目が行きますし、
アカデミー賞の前哨戦と言われる、ゴールデン・グローブ賞も、「ノミネート」された作品群に興味があります。

http://cinemakun.com/award/golden.html

アメリカにはアカデミーだけでなく、色んな賞があるので、参考URLを。

※アカデミー賞の「歴史」を知るお手軽な本も有りますのでご参考までに。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4121009 …

参考URL:http://cinemakun.com/award/
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アカデミー賞っていうのは、元々は


ハリウッドの映画産業界の内輪の賞であって
ハリウッドの映画産業の発展に貢献した人達を表彰するモノなんです。

そして、ハリウッドというのは
世界で初めてスタジオシステムを確立し
映画の産業化に成功したところなんです。

その内輪の表彰式を大々的にやったのは
世界の映画市場におけるハリウッドの地位づくりのため
輸出産業としての成功を目指したからなんです。

よって元々権威を目指していたし
商業化を目指していたわけです。

で、ハリウッドは1960年代にはすっかり映画の世界の中心になり
アカデミー賞は世界が注目する賞になったわけです。

アメリカではここ10年くらい
サンダンス映画祭というのが注目されていますが
これはアメリカ映画の新しい人材発掘のためのものですね。
同時に「ハリウッドは保守的だ」といった悪評に対し
アメリカ映画界はそれだけではない、といったアピールも含んでいるわけです。

アカデミー賞の次に大きなモノで
フランスのカンヌ映画祭というのがありますが
あれは元々、世界がハリウッド一色に染まらないように、といった
抵抗勢力のようなモノなわけです。

まあ、大雑把にはこんな感じだと思います。
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