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胚盤胞について教えて下さい。
書き込みを見ていると、複数取れた卵のうち、ほぼ全部が胚盤胞になる方もいれば、何度チャレンジしても胚盤胞まで育たない方もいるようです。

私の通っている病院では、胚盤胞になるには年齢によって確率が違うといわれましたが、イマイチよくわかりません。
人によるということは大前提だと思いますが・・・
胚盤胞まで育つことは難しいことなのでしょうか?
確率をご存知の方、ぜひ教えてください。

また、胚盤胞になり、うまく移植できたとしたら、その後の可能性は肺移植の3倍くらいだということだったと思います。
こちらについてもご存知の方がいましたら教えてください。

A 回答 (1件)

こんにちは。



>胚盤胞まで育つことは難しいことなのでしょうか?

一般的な数字では40%前後です。10個採卵中、4個が胚盤胞になるのが平均的ということですね。
「胚盤胞到達率」と言いますから、検索してみてください。各クリニックが出しているデータがたくさんHITしますよ。年齢によってどれほどの違いがあるのかも判るでしょう。

>胚盤胞になり、うまく移植できたとしたら、その後の可能性は肺移植の3倍くらい

3倍になるのか何倍になるのか、よく存知ませんが..胚盤胞移植の妊娠率が初期胚移植に比して高いのは、要するに、予め胚盤胞にならない胚をスクリーニングしているのが主な理由です。逆に言えば、初期胚移植よりも移植キャンセル率がその分高くなる...わけですね。

私はこの10年ほど、こうしたネット上のご質問やリアルの経験談を毎日のように見聞きして来ました。自分の経験も併せて、ごく大雑把な感想を申し上げると、まさに「ほぼ全部が胚盤胞になる方もいれば、何度チャレンジしても胚盤胞まで育たない方もいる」んですね。ですが、それは年齢と妊娠率の厳然たる関係ほど年齢に依存していないんです。つまりどういうことかと言えば、超のつく高齢者でも胚盤胞になることは全然珍しくないんですよ。ところが高齢者は胚盤胞を移植しても妊娠率が低いし、妊娠しても流産率が高い。胚盤胞になる胚というのは、もちろん良質であることは間違いないのですが、胚の質=染色体異常の有無ではないんです。胚に染色体異常があると妊娠率が下がります。妊娠しても流産率が非常に高い。染色体異常の程度が重度であればあるほど早く育たなくなるので、出産にまで至る染色体異常は21トリソミーが殆ど、あとは稀に18トリソミーと13トリソミーがあるくらいです。流産に至るにせよ、染色体異常児が育つにせよ、それらも全て胚盤胞になった結果ですからね。それで、高齢者でも胚盤胞到達率は妊娠率・出産率ほど低くないわけです。
私は実は、胚盤胞到達率がほぼ100%でしたが、3度の妊娠中、1度目は単胎→流産、2度目は三つ子→全部流産、3度目は双子→無事出産、ということで、出産到達率は2/6=1/3。だいたい30%程度だったことになりますね。
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この回答へのお礼

お返事が遅くなり申し訳ありません。
体験も書いていただき、ご丁寧なお返事をありがとうございます。
治療について勉強中の私にとっては、聞きなれない言葉もあり、何度も読み返させていただきました。

「胚盤胞の確率」などで検索しても良くわからなかったのですが、アドバイス通りに到達率を調べたところ、とてもよくわかりました。

胚移植ではなくて胎盤胞移植は、あらかじめ育たないものを分けているということですね。
体内のほうが環境が良いと聞きますが、胎盤胞のメリットは、他にもあるのでしょうか。


また、胚盤胞移植だから妊娠率がよいではなく、胚に染色体の異常がないかが重要なのですね。よくわかりました。

「流産に至るにせよ、染色体異常児が育つにせよ、それらも全て胚盤胞になった結果ですからね。」
→「すべて胚盤胞になった結果」というのは、胚盤胞まで育っても染色体異常があるかも…ということなのでしょうか。

染色体に異常がないかどうかは、胎盤胞まで育て移植する事は、出産するか羊水検査をしなければわからないということでしょうか。

色々と気になって書いてしまい、すみません。
もしよろしければ教えていただけると嬉しいです。

お礼日時:2008/11/01 10:55

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