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水に溶けない→ガンマ線やエックス線  だそうですね。
では水溶性がないために水洗いも放射線には意味がない、という事になるのですか。それとも、石鹸など何かを混ぜれば水洗いも可能なのですか。

A 回答 (14件中1~10件)

>放射性物質を洗い流すとするならば、


>普通の水道水より石鹸水の方がいいのか

放射性物質に限ぎったこと出ないのですが、「洗う」ことに関しては、普通の水道水よりも石けん水の方が適しています。
日常生活で、石けんのほかに「ボディソープ」「シャンプー」「洗濯用の洗剤」「食器用洗剤」などを使うのも同じ理由です。
「界面活性剤」と呼ばれるものです。
界面活性剤の働きとして
1.水と油が混ざるようにする
2.水の表面張力を下げ、洗うものをぬれやすくする
があります。
放射性物質を含んだチリやホコリが皮膚についてしまった場合、皮脂と混ざり合って水をはじいてしまい、水だけではうまく落ちないことがあります。そんなときは石けんなどの「界面活性剤」が有効です。
「放射性物質」だけでなくて、「洗う」ということに関して、石けん水などを使った用が有利と考えてください。
http://www.live-science.com/honkan/theory/surfac …
http://www.live-science.com/honkan/theory/surfac …

…漂白剤も同じように「洗う」ことに使われますが、界面活性剤とは原理や目的が違います。



>あるいは食品など照射で変えた成分には水道水か石鹸水などで洗ったり拭いたりする事には
>何か意味があるのか
こちらは「まったく」に近いくらい意味がありません。
なぜなら、放射線の影響は食品の内部にも及んでいます。表面だけ洗っても内部の影響はそのままです。
そもそも、放射線の影響を受けた物質だけが水に溶けやすくなっているということはありません。
また、細かく切ってから水につけたら、栄養価まで流されてしまいます。

>芽が出ない成分に働きを変えるのであれば
放射線照射では、そんな器用に、特定の「成分」だけ変化させることはできません。
ヒトでも野菜でも同じなのですが、生物は非常に複雑な化学反応の連鎖の塊です。
そこで、その化学反応の連鎖の一部を断ち切ってしまおうとするのが、放射線照射による「発芽防止」や「殺菌」です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/10 23:58

はじめまして



「放射線」
「放射性物質」
という言葉に注意してください。

放射線(通常に使われる“放射線”は正確には“電離放射線”と呼ばれるものです。)は高いエネルギーもった粒子・電磁波です。
「粒子」の電離放射線にはヘリウム原子核であるアルファ線、高速電子のベータ線、中性子単体の中性子線などがあります。
また、「電磁波」の電離放射線には、ご質問にあるような、ガンマ線、エックス線などがあります。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%94%BE%E5%B0%84% …
これらは洗い流せません。

洗い流せるのは「放射性物質」です。放射性物質というのは「放射線を出す性質(放射能)」を持った物質のことです。もっと細かいことを言えば「放射線を出す原子」です。
原子力機関の事故などで、放射性物質が服や皮膚についた場合、長い時間にわたって人体が放射線を受けることがあります。これを防ぐために、服を着替え、体を洗います。
このことで体についている「放射性物質」を取り除くことができます。

>根電子レンジを使う事
電子レンジに使われている「マイクロ波」領域の「電磁波」は電子レンジから漏れないようになっているので心配はありません。不安なら、調理中は近づかないようにすれば大丈夫です。
ただし、電子レンジが破損指定は場合には、以下の事例の様なことも起こり得ます。
http://mkt5126.seesaa.net/article/1364330.html
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/music/570/1 …

>放射線照射食品
こちらについては、放射線が残留することはありません。
しかし、「成分に影響を与える」のはあります。
食品に放射線を当てるのは主に「発芽防止」や「殺菌」のためですがですが、放射線が「成分」を変化させるから、このような効果が現れます。

これらの食品が人体に影響を与えるかは「?」です。
「人体への影響が0ではないかもしれないけれど、明かに有害とは言えない」というゾーンだと思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

放射線ではなく放射性物質を洗い流すとするならば、普通の水道水より石鹸水の方がいいのか、あるいは食品など照射で変えた成分には水道水か石鹸水などで洗ったり拭いたりする事には何か意味があるのか、というふたつ疑問がありますね。ただわかっておきたいという意味で。いわゆる、放射線は残らない、放射線は洗う事ができない、という意味はわかっている前提で放射性物質や照射した成分に、それらで洗うのは意味があるか、と。
(理屈が違う事は理解できても石鹸水のお答えはNo.1様だけになっているので。)

芽が出ない成分に働きを変えるのであれば、放射線照射はお勧めできるテクノロジーではないと考えているけれど、放射線照射食品は食べても大丈夫かな。どれくらい害があるのか。
人為的に栄養分を減らしている、とかその程度ですかね。

電子レンジはそんなに大変だったとは、、、怖い。

お礼日時:2008/11/10 03:50

なんだかヤヤコシイ方たちがいらっしゃいますが回答と直接関係のない事は控えたほうが良いかと思いますよ。



一般に放射能が云々、とマスコミなどで言うときは放射性元素を含んだチリ、アルファ線ベータ線などの粒子、エックス線ガンマ線などの電磁波、何故かこれらを区別しない事が多いですね。

この中で放射性元素を含んだチリ以外は水で流すという事は出来ませんしまして光と同じ仲間のエックス線やガンマ線は”光を水で洗う”と言う意味不明な事になってしまいます。
水に溶けるという意味は固体の隙間に水分子が入り込み物体がバラバラになる事ですから電界と磁界で構成される電磁波は水に溶ける溶けないとは無縁の世界です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
放射線を照射して影響を与えた物質を洗う、拭く事に意味があると考えていたのですが、ありませんね。
放射線で汚染したチリなどを洗うには、石鹸水がいいとかそういう事ですかね。

お礼日時:2008/11/05 12:42

水に溶けるも溶けないも、ガンマ線、エックス線は電磁波ですから(電波や光もそうですが)、例えば体に当たったからといって物質としてそこにとどまるものではなく、洗って落とすという考え自体が意味がないです。

粒子線のアルファ線やベータ線も洗って落ちるものではありません(体を突き抜けるか、エネルギーを失って体内に捕捉される)。いずれにしろ放射線のいろいろな作用は、なにか物質が当たったり吸収されるからではなく、放射線の持つエネルギーによります。生体では、このエネルギーによって体内の物質がイオン化されたり、反応性の高い物質(ラジカル)に変わったりする結果、DNAが切れたり、タンパク質が変性したりすることで放射線障害を引き起こします。

放射線には、電磁波のガンマ線・エックス線(レントゲン線)と粒子線のアルファ線(ヘリウム原子核に相当)、ベータ線(電子)、中性子線、陽電子線などがあります。
ガンマ線とエックス線は本質的に同じものですが、放射性同位体(放射性同位元素)が線源となるのがガンマ線、陰極管などで電気的、人工的に発生させるのがエックス線です。アルファ線、ベータ線なども主に放射性同位元素が線源となります。

物質が放射線を発生する能力、あるいはその強さを放射能(radio activity)と言います。放射線自体は、上に書いたように洗っても意味がないですが、、放射性物質は、放射能をもつとはいえ「物質」ですので洗うことはできますし、洗うことに大きな意味があります。放射性物質が付着したままにしていると、それから発生する放射線によって持続的に被爆してしまうからです。

商売柄、放射性のリンやイオウなどを含む試薬(ベータ線と二次的に発生するエックス線の線源)を扱いますが、使い捨てゴム手袋や遮蔽板(これは放射線を減衰させるのが主な目的ですが)などで防備して、直接皮膚に付着しないようにします。それでも皮膚や器具、作業台などが放射性物質で汚染してしまうことがありますが、そういうときは、洗浄、拭き取りで落とします。すでに被爆した放射線をどうにかしようというのではなく、放射性物質の汚染を落とすことで、それ以上、被爆が起こらないようにするためです。

この回答への補足

文系で大学に行く予定だったものを理系に変えたばかりです。
根拠はありませんが電子レンジを使う事や放射線照射食品を避けています。放射線照射食品に放射線が残っていない事はわかりますが、何か成分に影響を与えていたなら、普通に野菜を洗って農薬を落とすみたいに、それを洗う事には何か意味があるのかな、とたまたま放射能事故後、洗浄する映像を見た時に思ったんですね。あとは、あれはただの水かな、石鹸水かな、という疑問にも至ったのです。

補足日時:2008/11/04 02:30
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/04 01:54

水溶性かどうかということですが種類によっては水に捕獲されますが洗浄水程度では期待できないでしょう


だからって付着した物を水で溶かして除去するというわけではありません
飛来?してくる放射線を水に捕獲させようということです

放射線を水で洗い流すというのではなく付着した放射性物質を水で洗い流すということです
放射性の塵(死の灰)があるときは水霧に塵を吸着させて塵を洗い流すのです
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2008/11/04 00:40

 専門家のおっしゃることに楯突く非礼をお許しいただいて


光で水を洗うという表現を使った回答者さんを弁護します。

 回答者さんは、放射線と光とでは波長帯域が全く異なることは先刻ご承知の上で、
放射線よりは馴染み深い光を電磁波の1例として使って回答したのであって、
中途半端に間違った知ったかぶりをしているのではないことは、
専門家さんならおわかりいただけると思うのですが・・・・
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少し気になったので検索してみたところこんな新聞記事を見つけました。



放射能含む水槽に男性転落/大飯原発「健康影響なし」2008/07/16 21:16
http://www.shikoku-np.co.jp/national/science_env …
「男性は約1分後に水槽に備え付けのクレーンで引き上げられ、全身をシャワーで洗浄して放射性物質を洗い落とした。」

このような記事がどこかで変質して「放射線は洗い落とせる」になったものでしょう。

ほかの方が書いている通り、放射線そのものを洗って落とすことはできませんが、『放射線を出す物質』は洗い落とすことができる場合もあります。ただし、洗い落とせば被爆が防げるというようなものではなく、この記事の場合はたまたま運がよかっただけのことで、『洗い流せば大丈夫だから危険はない』などと考えてはだめです。

放射線にはいくつか種類があります。代表的なものは

α線 ヘリウム原子核
β線 電子
γ線 高周波数の電磁波(X線も含む)
中性子線 中性子

γ線以外は電磁波ではありませんが、いずれも服についてそのまま残っているようなものではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。体に水を放って洗った後ガイガーカウンターで計り、大丈夫だと言っている人の映像を見た事があり、洗い流せるものなのかという疑問に至ったのです。

お礼日時:2008/11/03 04:07

放射性物質は微細粉末の形で衣服に付着したり、また中間処理の


状態では溶液になっているものもあります。これを流水で洗浄
することはできますが、放射線そのものは電磁波なので、『洗う』
というのは不可能です。

放射線は、被爆したその瞬間に体を通り過ぎて後に残ることは
ありません。体を通り過ぎたときに体内の細胞や遺伝子に
悪影響(切断されたり違うものに変わったり)を及ぼし、
それがさらに人体の健康を害する要因になるのです。

>光で水を洗うという表現で訂正されている方たちへ
放射能を発する物質の出している放射線の波長は可視領域ではない
ので、『光』とは呼びません。訂正をされる方は、さらに自分も
中途半端に間違った知ったかぶりをしてはいけません。
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放射線・・・素粒子等が高速で飛んでいる物、電磁波の一部


放射能(放射性物質)・・・放射線を出す物質(ウラン、プルトニュウム、・・・)

放射線は他の方がお書きの通り、「光は水で洗えるのか?」というおかしな質問になってしまいます。
放射能は塵などの微細粒子だったりすることが多いので、洗えば落ちると思います。細かい粉だと、蛇口で流すくらいでは取れきれないでしょうから、強い水流で吹き飛ばすんでしょうね。
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この質問をなさった方ですね。


http://oshiete1.goo.ne.jp/qa4440433.html
 前の質問でも今度の質問でもそうですが、たとえば
>水に溶けない→ガンマ線やエックス線  だそうですね。
などと、どこでお聞きになったことなのかわかりませんが、
無意味な誤った知識をもとに放射線についての恐怖心を増大されているのではないかと思われます。
 まずは放射線、放射能、放射性物質などについて再度きちんとお調べになり、
それらに関する知識理解を整理修正してから改めて質問されたほうが良いと思います。


  
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