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本当にXがどのような値をとっても成り立つのでしょうか。
丁寧に説明していただけるとありがたいです。

A 回答 (4件)

XY座標平面で原点を中心に半径r=1の円C


x^2+y^2=1
の円周上の点P(x,y)の座標が
x=cosX
y=sinX
Xは点Pの偏角∠POAになります。
ここで、Oは原点、Aは円CとX軸の正側との交点(1.0)です。
x,yは半径r=1の円周上の点ですから
x,yは-1≦x≦1,-1≦y≦1の範囲の値しかとりません。
P(x,y)=(cosX,sinY)
なので
-1≦cosX≦1,-1≦sinX≦1
ですね。

見方を変えれば
(sinX)^2+(cosX)^2=1
という公式がありますね。
この公式で
(cosX)^2≧0,(sinX)^2≧0から
(cosX)^2=1-(sinX)^2≧0 → (sinX)^2≦1 → ∴-1≦sinX≦1
(sinX)^2=1-(cosX)^2≧0 → (cosX)^2≦1 → ∴-1≦cosX≦1
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この回答へのお礼

なるほどという感じでした。
自分にもわかる証明でしたし、(sinX)^2+(cosX)^2=1から証明するというのも面白いものでした。

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/08 20:52

こんにちは。



「なぜ常に-1≦cosX又はsinX≦1が成り立つのでしょうか。」
は、ちょっと変ですね。

「なぜ常に-1≦cosx≦1、および、-1≦sinx≦1が成り立つのでしょうか。」
のほうがよいと思います。

座標が(cosx,sinx)の点は、原点(0,0)を中心とした半径1の円の円周上にあります。
(描いてみてください。そして、sin、cos の定義を思い出してください。)

円の方程式は、
(X - 中心のX座標)^2 + (Y - 中心のY座標)^2 = 半径^2
ですから、
(cosx)^2 + (sinx)^2 = 1
です。

(ここからNo.3様の回答とかぶりますが)

(cosx)^2 = 1 -(sinx)^2 = 1 - 実数の2乗
  = 1 - ゼロ以上の数 ≦ 1
よって、 
|cosx| ≦ 1
-1 ≦ cosx ≦ 1

同様に、
(sinx)^2 = 1 -(cosx)^2 = 1 - 実数の2乗
  = 1 - ゼロ以上の数 ≦ 1
|sinx| ≦ 1
-1 ≦ sinx ≦ 1


以上、ご参考になりましたら。

(※: No.2様がおっしゃるとおり、xが虚数だと、違う話になります。)
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この回答へのお礼

数学はそういったところをちゃんとしたほうがいいんですよね。
今度からは気をつけたいと思います。

証明も参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/08 20:55

余計な事かも知れませんが・・・、



-1≦cosX又はsinX≦1
はXが実数の範囲で考えている場合に成り立ちます。

Xを複素数に広げて考えると1≦|cosX| , 1≦|sinX|
があり得ます。
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この回答へのお礼

複素数はまだやっていなかったので実数という範囲だということに気づきませんでした。

複素数が入ると1≦|cosX| , 1≦|sinXという値を取るということですが面白いですね。

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/08 20:45

成り立ちます。

分母にくる辺が、一番長いからです。

sinXやcosXの値は、”直角三角形”を使って求めます。今、直角三角形ABC(∠B=90度、∠Xは∠A、∠Bを指す)を考えます。
sinXとcosXは分数です。その”分母”の値を与える辺ACは、直角三角形ABCで一番長い斜辺です。
一方、”分子”の値を与える辺AB、BCは、斜辺ACよりも短い辺です。
このように、sinXとcosXを与える分数において、直角三角形ABCの中で一番長い斜辺ACの値が分母に来ているので、Xがどんな値をとっても
-1≦cosX≦1、-1≦sinX≦1
が成り立つのです。

ちみみに
tanXはABとBCの分数です。ABとBCの大小関係はさまざまですから、sinとcosとは対照的に、どんな値でもとれます(-∞< tanX <+∞)
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この回答へのお礼

数学が得意ではない自分でも理解しやすい説明でした。
ありがとうございました。

お礼日時:2008/11/08 20:41

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