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新谷彰久作「鶴が渡る」という詩があります。その中で,「湿原の空を鳴きながら渡る」「湿原にはもうすぐきびしい冬がくる」と出てきます。鶴は,通常,シベリアから晩秋に日本に渡ってくるものと理解しています。晩秋に日本から渡っていくということはあるのでしょうか? または,シベリアから飛来してきた鶴が,どこか日本の湿原で休んで,飛来地へ渡っていくということなのでしょうか?教えてください。

A 回答 (2件)

新谷彰久作「鶴が渡る」という詩はあくまでも詩なのではないでしょうか。


あなたがシベリアから鶴が渡るという観念は,半分正しく半分間違っています。

日本で鶴が渡ってくるのは九州等の温暖な地方です。東北以北には鶴は渡ってきません。有名な北海道のタンチョウヅルは渡りをしない留鳥です。

本題に戻りますが,おそらく新谷彰久も鶴は渡りをするものという観念があって,厳しい冬の湿原から鶴は渡ると考えたのではないでしょうか。または,承知してその方が詩的世界がより深くなると考えたからではないかと思います。

同じように「荒海や 佐渡によことう 天の川」これも冬に天の川は佐渡に横たわるようなことはありません。

参考までにURLを上げておきます。
http://www.kvision.ne.jp/~bird/nihon_no_turu.htm

参考URL:http://www.asahi-net.or.jp/~XR3F-MRY/monarch.html
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「鶴が渡る…」という歌を聴いたことがあります。

新谷彰久さんの問題の詩に曲をつけたんですね。勉強になりました。でも、当方はてっきり「鶴が渡ってどっかへ行く」のではなくて、「鶴が渡って湿原にやってきた!」というように解釈していました。本当はどっちなのでしょう?
さて、ツルの飛来についてはNo.1のsuiranさんの通りかと思います。「渡り」とは違いますが、九州で越冬するナベヅルなんかは、夕方になると山の方のねぐらへ帰っていくということはありますよね。
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