なんで犯罪の背景にある本質的な問題について誰も解決しようとしないのでしょうか？

最近は、「誰でも良かった」などという理解の範疇を超える犯罪や、自殺者の増加など、世の中が廃れる方向にいってますね。

マスコミは特ダネとばかり、センセーショナルに報道し、馬鹿で無責任な知識人ぶるコメンテーターなる者達は好き勝手なことを言う。

行政も事後処理的なことしか行わない。ダガーナイフの禁止？硫化水素で自殺したら送検する？そんなことしたって、解決にもならない。

どうして誰も、こういう問題を根本から改善しようと取り組まないのでしょうか？無能力な政治家の頭では無理なら、学者が研究テーマとして取り組めばいい。

叩いたり、非難することは誰でもできる。被害者でもないのに、犯罪者をモンスターのように扱って安易に死刑にしろ、と言う風潮にも恐ろしさを感じます。

No.20 回答者： ryuken_dec 回答日時： 2008/11/29 00:00

■理由1

「僕はただの一個人で力がありません。お上、何とかしてくれ。」

こんな人間が多いからです。
選挙権さえ行使しない人がいます。また、選挙権を行使するだけで満足している人もいます。
国民の権利として被選挙権があります。
また投票だけでなく、選挙活動に関わるなど政治活動に積極的に関わっている個人がどれだけいるというのか・・・アメリカでは、大統領選で多くの一般人が選挙活動そのものに関わっています。一個人が集まれば力を持つことを理解しています。

一方、「お上お願い」根性が染み付いていると、「僕一個人が何をやっても変わらないよ」なんて言って責任放棄しています。
フルマラソンはゴールは遠く1歩踏み出した程度ではゴールまでの距離はほとんど変わりませんが、1歩を踏み出さないと絶対にゴールに近づきません。アメリカ人は各自が1歩を踏み出すことで、結果として全体で42.195kmを進みます。

消費税だって、力の無い一個人たちが「むやみやたらに挙げるようなら君に投票しないよ」というプレッシャーをかけているから上げられないのです。
叔父が医師とのことですのでご存知かとは思いますが、ムコ多糖症の例は一生懸命アピールすることで医療界やマスコミを食いつかせ、行政を動かした例です。

他にも何十年もかけて社会に浸透させていったり、政治を動かしたりしている運動はたくさんあります。

日本でサッカーを広めたいという意思を持って活動した先人達がいました。Jリーグなどができる何十年も前です。決して政治家や官僚や有識者ではありませんでした。ただのマイナースポーツ関係者です。自分の稼ぎから費用を出したり、お金を出してくれる人を歩いて回って探して頭を下げてお金を出してもらったりしたわけです。
その人たちの活動が土台となって、そこに賛同する人達も集まり、数十年後にはJリーグというリーグが誕生するまでになりました。

確かに100％思い通りに行政や社会を動かすことは叶いませんが、一個人が動くことでその集合としての流れが社会を変える(または秩序を保つ)力になっています。



■理由2
上でも軽く触れていますが、ようは社会がそんなことを望んでいないからです。
消費税を上げるなと個人の多くが望むから消費税が上がりません。
では犯罪の本質的背景を解決したいと思っているかというと日本社会全体としては思っていないのです。少なくとも優先順位は低いわけです。ですから、そのような対策が取られません。
質問文で書かれたことはあくまで質問者様の一意見であって、社会的なコンセンサスではない。

で、コンセンサスを得るためにはサッカーのメジャースポーツ化やムコ多糖症のように個人が広めていくしかない・・・と1に戻ります。

この回答へのお礼

必ず来るなと予想された回答が「ではあなたが為政者になって変えてくれ」
でした。僕はあいにくと他に志があるので為政者や官僚になる気はありま
せん。

また、学生運動などの運動を起こしたり参加するつもりもありません。
こういう団体のほとんどは、本来の目的から逸することが多いので。

僕の意図しない方向に進んでしまっているので、この辺で閉めさせて
いただきます。

お礼日時：2008/11/29 01:02

No.19 回答者： jamiru 回答日時： 2008/11/28 22:22

簡単な話です。

そういう犯人を作っているのが紛れも無い、マスコミやコメンテーターとその支援者だから。

掘って行けば自分に該当するから言うわけ無いよｗｗｗｗ

No.18 回答者： gohara_gohara 回答日時： 2008/11/28 20:29

過度にモンスター化する、というのに問題が多いのは事実ですが、反対に過度に一般化することも問題が多くあります。

まず、Ｎｏ．１６さんの仰るように犯罪などは減少傾向にあります。
「訳のわからない犯罪」なんていうものは、大昔から沢山ありますし、また、現在、「普通の動機」と言われるような動機だってよくよく考えて理解できますか？
（例えば、恋人から別れ話を切り出され、こちらは別れたくない、と思っていたのに、ついかっとなって殺してしまった…なんて、今じゃ、刑事ドラマのネタとしても陳腐過ぎますけど…もの凄く破綻した行為です。理解できますか？）

さらに、過度な一般化がどれほど危険か、というのは、秋葉原の無差別殺傷事件の例などで明らかです。
あの事件では、多くのメディアが過度な一般化を語る知識人の言葉を大量に垂れ流しました。
曰く、テレビゲームによって脳が破壊されたからだ。曰く、派遣労働の問題があるからだ。曰く、ダガーナイフのせいだ。曰く、ファスト風土化だ…などなどなどなど…
はっきり言って、単に事件を題材にして、自分の政治的主張を行っているだけです。そもそも、同じような状況で犯罪を起こさない人の方が圧倒的大多数なわけで、そういうちょっとした事件を過度に一般化すべきではありません。

できることがある、とするなら、まずは、冷静な視線、冷静にデータなどを元にして考える、という癖をつける、ということでしょう。
先に書いたように、犯罪など、データとして、減少していることは明かです。それを知らずに、メディアに踊らされて、どうこう、というのでは、そもそもから破綻しています。
その部分を変えないと、結局、何も変わらないと思います。

No.17 回答者： kojinnkui 回答日時： 2008/11/28 19:44

答えは簡単です。

政治家、官僚、天下りなの思想を、総入れ替えしなければいけない、いわゆる、他思想にするために、すべて解雇、解任させ、外資系（アメリカ主義）にすればいい、いつかそうなってきますよ。知らず知らずの内に、上のものは厳罰にあい、そうせざろう得ない、さからざろう得ない。。。残念ながら、国民を理解していない（カップヌードルが３００円）政治家が国民の上に立つこと自身が、まちがいなんですから。

No.16 回答者： rodef 回答日時： 2008/11/28 19:14

平成19年(2007)の殺人発生数は戦後最低だそうです。

<引用ここから>
2/1に警察庁が去年の犯罪統計を発表、殺人の認知件数は1,199件で平成3年の1,215件を下回って戦後最低を記録。
<引用ここまで>
ソースは
http://blog.livedoor.jp/kangaeru2001/archives/51 …
http://www.npa.go.jp/toukei/index.htm

ということであなたのおっしゃる
「最近は、「誰でも良かった」などという理解の範疇を超える犯罪や、自殺者の増加など、世の中が廃れる方向にいってます」
は必ずしも正しいとは言えません。

「マスコミのセンセーショナルな報道」や
「馬鹿で無責任な知識人ぶるコメンテーターなる者達の好き勝手な評論」に
ほかならぬあなたが踊らされてませんか？

No.15 回答者： edoduki 回答日時： 2008/11/28 18:54

本質的なことは人間の知性を超えているので手が付けられていない。

あるいは本質的事への対応はすごく地味で時間のかかる事であり分かりにくさも付きまとう為、その取り組みを理解している人が限定されている。

No.14 回答者： phj 回答日時： 2008/11/28 17:14

具体的な方法論はありますよ。

第一には、社会的な不安を取り除く制度を構築することです。「訳の分からない犯罪」といっても、動機となる原因から犯罪にいたる過程が分からないだけで（むしゃくしゃしているから人を殺したくなったとか）、人間は不安になったり貧困に合うと犯罪を犯す傾向が高くなります。
ですので、社会福祉を充実することや経済状態を良くして、市民の生活観が好転することがまず必要です。

次に国民全体がもう少し考える必要があると思います。monosmith様はアメリカ式の民主主義思想に言及しておられますが、アメリカの民主主義は少なくとも、誰に政治を任せればよくなるかを真剣に考える機会があります。特に大統領選挙の討論会のテレビの視聴率はとてもよく、市民がそれぞれの立場で「この国を浴するには誰に任せるべきか」を考える機会となっています。
日本にはそのような機会が乏しい上に、民主主義自体、自分たちが戦って取得したものではありません。このあたりは確かに、国民が考えるべき時期に来ていると思います。（死刑論も含めて）

政治家が頑張ろうと、学者が研究しようと、目に見えた改善が無ければ大多数の国民は見向きもしません。
そのような国民が目覚めることが一番重要でしょう。

ある意味、国民特に若い世代が目覚める為に一番ネックになっているのが、６０年から７０年の学生運動でしょう。
彼らが何も変えれなかったために、むしろ無気力な国民が増えたように思えます。少なくともその後の「シラケ世代」を作った罪は大きいですね。しかも未だにその点に関して、反省も無く自己満足に浸っている世代が、最大の人口規模を誇っていることに危惧すら感じます。

No.13 回答者： huna-huna 回答日時： 2008/11/28 16:06

少なくとも人殺しするやつは、気が狂ってると思ってますし、

そんなやつのことをわかりたいと思いません。
死刑にしなくても社会からは締め出してほしいね。

No.12 回答者： ookami1969 回答日時： 2008/11/28 15:13

＞政治家や官僚は、国のために尽くす義務があり、そのための権限を与えられています。

我々一般人と比べることが間違いです。国民の負託に応え、国を憂い、良くしていく姿勢こそが彼らの使命だと思います。

では あなたが その 政治家や官僚になり 国のために尽くしたらどうでしょうか？

No.11 回答者： mojitto 回答日時： 2008/11/28 14:35

「犯罪の背景にある本質的な問題」というものは未然に解決できるのでしょうか？

僕はできるとは思えません。
なぜなら犯罪が起きて初めて浮き彫りになる問題だと思うからです。

あなたの考えている問題というのは
>僕なりの意見は、一言で言えばアメリカ式の民主主義思想が行き過ぎた結果のなれの果て
ということのようですが、古今東西、凶悪事件もありますし、自殺者もいます。
日本でもアメリカ式の民主主義思想が入る前に「辻斬り」や「畜生働き」などはありました。
（多いか少ないかは、データがないと思うので比較のしようがないですけどね）

そして、犯罪は様々であり、それと同じ数だけ「背景」があります。
よって本質的な問題も（大同小異かもしれませんが、）犯罪の数だけあります。

話を戻して、まずは「犯罪の背景にある本質的な問題」というのが本当に未然に解決できるのか、仮にできるとして解決策はあるのか。
おそらく解決策などないでしょう。
人類が社会を作り、法を作り、数千年、未だに解決策がないというのが証明しています。

だからこそ法を決め、犯罪後の刑罰でもって、犯罪を抑止するしかないのではないでしょうか。

他の質問者様の「あなたは何をしているのか」という問いに対し「自分は影響力がない。でも選挙権は行使している」と答えてますよね。
被選挙権を得られる年齢になったらぜひ、立候補してくださいね。
始めはダメかもしれませんが、あなたの考えは正しいと共感してくれる人が多ければ、いずれ花は咲くでしょう。
もちろん、今でも同志を集めて団体を作るなど、できることはあります。
がんばってください