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ヘッド部分についているDI outについての質問です。
一般的な構造のヘッド部分のDI OUTからでてくる信号のレベルは、大きいのでしょうか、小さいのでしょうか?ギターやベースの出力は他の楽器に比べると小さいと思いますが、そこからでてくるレベルは、プリ、パワー部で増幅された信号がでてくるのですか?また、その信号というのは大きいのでしょうか?

A 回答 (5件)

No.2です。


質問者の方の、他の関連質問の内容も見較べて、「バランス/アンバランスの一般的な違い等」をお知りになりたいのかな? と思ってましたので、回答も一般論にとどめていましたが、具体的に試みようと思っている接続例があったということですね?

まぁ、先に結論を言えば、
「アンプヘッドにXLR出力のD.I.OUT端子が有って、オーディオインターフェースにXLRのマイク入力が有るなら、両者間はXLR♂-XLR♀のバランスケーブルで接続すべき!」
です。

極論ですが、機器の出力だのインピーダンスだのは(知ってて損はないけど)あんまりごちゃごちゃ考えなくて良いです。XLRでもラインレベル出力のケースは確かにありますが(ミキサー→パワーアンプなど)、『D.I.OUT』から『XLRマイク入力』『使用ケーブルはXLR♂-XLR♀のバランスケーブル』と決め打ちでOK。

それはそれで置いておいて…
>30wでDI outの出力インピーダンスは1kΩとのことでした。
「30W」はアンプの出力か?と思いますが、これはD.I.Outの出力とは無関係。
私も今までの説明が下手だったか…と、ちと反省ですが、正確に出力端子の電気的仕様を知ろうと思ったら、インピーダンスだけでもダメ、出力レベルだけでもダメで、両方セットで確認しないと確かなことはわからないのです。

本件に限っては、『D.I.Out』端子で出力インピーダンス1kΩなら、オーディオインターフェース側はXLRのマイク入力端子とバランスで繋いでまず間違いないだろうと思いますが、この場合は、『D.I.Out』出力レベルが概ね-50~-30dBV程度ということが前提です。
質問者の方のアンプでは、もうこれ以上の詮索は必要ないと思いますが、他のXLR出力端子の機器があった場合は、出力レベルがどの程度かの確認は必要になります。

>電圧は173V(?合ってるのかな・・)ということなので、アンバランスを使っても大丈夫ということになりました。

電圧173Vは、聞きまちがいか打ち間違いか…ですよね(^^ゞ
それはパワーアンプの出力でも、普通は有り得ない(^^ゞ
「173mV=0.173V」なら、-15dBV相当なので「最大値」なら十二分に許容範囲ですけども(^^ゞ

また、定格出力が173mVだとしたら、アンバランスのラインレベルでも使えないことはない…というレベルですが、これはオーディオインターフェースの入力端子の仕様によります。

>しかし、Di outから出た信号を受け取るインターフェースの仕様を見てみる
と、「入力インピーダンス>20kΩ(バランス)」と書いてありました。

ということですから、入力インピーダンスとしては問題無いですが、入力レベルの仕様が完全マイク用で「-60~-40dBV」なんていうものだと、アンプ側が-15dBVだったらかなり出力を絞らないとオーディオインターフェース側で歪んでしまうことがあります。
そういう場合は、むしろわざとアンバランスケーブルにして、出力を落として使う方がよいこともありますね。

このあたりは、使用アンプと使用オーディオインターフェースの詳しい型式がわからないと、何とも言えませんけどね。

今までの御質問状況では、どういう用途に使われるのかが(私が)いまいちはっきり理解できなかったのですが、出力がある程度あって(低インピーダンスで概
ね-20dBVが目安)、D.I.Outからオーディオインターフェースまで(長くて2mくらい)なら、ノイズ面ではよっぽど環境が悪くない限り、バランスでもアンバランスでもどっちでも大して変わりません。
ただ、最初に書いたように、「D.I.出力がXLR」「入力もXLR」なら、ノイズ云々とは別に、まずはバランスでの接続がありき…ですね。
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んーと、これがわかりやすい自信はないですが、とりあえずここら読んで見て下され


http://ottotto.com/sound/09/06_balanced_and_unba …
ついでにこれも知ってて損無しです
http://ottotto.com/sound/09/05_impedance/index.h …

上記のサイトの大本はこれです。
http://ottotto.com/sound/index.html

順番逆ですが
>(2)バランス信号を通すケーブルはバランスケーブルを、アンバランス信号を通す場合には、アンバランスケーブルを使うというのが正しいのですか?
というのは、ズバッと言えば「正しいも何も、それしか方法がないざんす」ですねぇ。

もちろん、バランス用のケーブルの両端(XLR端子の場合が多いです。違うのもあることはあるけど)に、XLR→標準フォンの変換アダプタや変換ケーブル使えば、バランス用ケーブルをアンバランスで使うことはできるんですが、そういう意味ではないですよね?

そんで、(1)の方ですが
>私が知っていることは、ケーブルにはアンバランス、バランスがあり、
という点については
『バランス、アンバランスというのは、ケーブルの種類を指す言葉ではなく、信号の形式を示す言葉である』
『ただ、バランス信号は、2芯(以上)のシールドケーブルでないと伝えられない。アンバランスは1芯(以上)のケーブルで良い』
『そのため、アンバランス専用となってしまう1芯(以上)のケーブルに対して、2芯(以上)のシールドケーブルを「バランス用」と称することは多い』
というのが回答になります。

ということで、「バランス」「アンバランス」というのは、ケーブルの種類とか品質そのものを表す言葉ではないですから…

『バランスはノイズに強い』は本当ですが(っていうか、ケーブルが受けるノイズを減らすために、わざわざバランスにするんだから、ノイズに弱くてどうすんだ?意味ないじゃん!…という話になる)

『アンバランスは音がいいが』なんていうのは、何も根拠はないです。
アンバランスの方が音が良いとは言い切れないし、逆にバランスの方が絶対音が良いってわけでもないです。これは、ケーブルの質や機材や使い方によって、アンバランスの方が音質に有利な時もバランスの方が有利な時も、どっちのケースもあります(さらに、どっちでも全く変わらないケースすらある)。

>ケーブルが長くなく、一般的な環境下ではノイズが入ってくることはあまりないので、アンバランスが良い

これも、何をもって「一般的な環境」と呼ぶのかで、話は全く変わります。

非常に低いインピーダンスで、かつ電圧レベルの高い信号を、その信号に見合った設計の機器で受ければ、アンバランスでもノイズには非常に強くなります。良い例がパワーアンプ→スピーカ間で、8Ωという超低インピーダンスで何十、何百ワット(単純計算で、100Wの時なら電圧は28V…マイクの2万8千倍!)の信号を流せば、ケーブルが受けるノイズなど(理論上はゼロではないとはいえ)入り込む隙すら無いです。
なので、ほとんどのスピーカケーブルはシールド構造ですらないし、電線は+-のアンバランスです。

まあこれは極端な例でしたが、とにかく
>これとおなじことが、アンバランス信号、バランス信号にもいえるのでしょうか?
に対する回答の意味も含め

「低インピーダンス、高出力の信号なら、アンバランスでも高音質」
「出力が小さい(マイクが良い例)の場合は、ノイズにまけがちなので、バランスの方が結果論として音は良い場合が多い」
「高いインピーダンスの信号は、低いインピーダンスに変換する方がノイズに強くなる。さらにアンバランスならバランスに変換すると、音質的にも有利である」(この項は、D.I.の目的そのものです)
…ということになりますねぇ。

この回答への補足

結果として、バランスケーブルがあれば、アンバランスの存在意義がないような気がしました。バランスのほうが値段が少し高いですが(とはいってもそこまで差があるわけではない)、インピーダンスの大小にかかわらず使えますので。

補足日時:2008/12/11 10:45
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この回答へのお礼

 アンプ製造メーカーに尋ねたところ、わたしのもっているヘッドの詳細がわかりました。30wでDI outの出力インピーダンスは1kΩとのことでした。なので、電圧は173V(?合ってるのかな・・)ということなので、アンバランスを使っても大丈夫ということになりました。
 しかし、Di outから出た信号を受け取るインターフェースの仕様を見てみると、「入力インピーダンス  >20kΩ(バランス)」と書いてありました。
 結果: アンバランス仕様のケーブルをヘッドに使ってもノイズの心配はないが、インターフェース側に“バランス”と書いてあるので、バランス使用のケーブルを使えばよいということになりますね?

お礼日時:2008/12/11 11:22

No.2です。

ちょいと自己補足です。
>一般的な構造のヘッド部分のDI OUTからでてくる信号のレベルは、大きいのでしょうか
については、前回のNo.2のとおりですが、

>そこからでてくるレベルは、プリ、パワー部で増幅された信号がでてくるのですか?
まず、パワー部は、これは全く通っていません。パワー部に行く前の信号の段階でD.I.出力に行きます。

それから、これはアンプによって設計が違うので、アンプの型式がわからないと確実なことは言えないのですが、大抵のD.I.機能付きギターアンプであれば、プリ部で増幅…というよりは、EQ等を通って音作りした後の信号がD.I.に送られる物が多いと思います。
(ベースアンプなんかでは、EQ通す前の生音段階の音が、アンプの内蔵D.I.から出るタイプもあります。)

その意味では、プリ部の増幅回路経由後、すなわち増幅後の信号がD.I.出力回路に行っているケースはありますが、D.I.出力部から出てくる信号自体は、No.2で述べたとおり「マイクよりは大きい」くらいです。その代わり、出力インピーダンスは600Ω以下になっているのが普通です。

音の電気信号をケーブルで伝送する時には、信号電圧が高いよりは出力インピーダンスが低い(これは、流れる電流が多い=送れる電力が大きい…と言える)方が、ノイズや音質維持面で有利な場合が多いのです。
D.I.は、アンバランス信号をノイズに強いバランス信号に変えるという役割もありますが、ハイインピーダンスの信号を低いインピーダンスに変えるという役割も持っています。この両方が揃って、ノイズに強く音質的に良好な信号がケーブルを流れていく…という仕組みです。
(ケーブルが短ければ、単純に電圧が高い方が良い場合もあるが…)

従前は(今でもそういう製品はあるけど)、D.I.Boxの中にはトランスが入っていて、ギターやベースの信号をトランスを使って低インピーダンス+バランス信号に変換していました。トランスを使う方法だと、500KΩくらいのギター信号をマイク並みの600Ωくらいのインピーダンスに下げられるのですが、その代わり電圧も20~30dBくらい下がってしまいます(電圧のエネルギーを電力(電流)のエネルギーに変換する…みたいな現象が起きる)。
ギター出力が、だいたい0.1Vくらい(-20dBVくらい)としたら、-40か-50dBVくらいになってしまう「単純計算」になります。これは、おおむねマイクの出力と良い勝負です。

現在の、電源があり、内部に増幅回路を持っているD.I.Box(アンプ内蔵を含む)も、このトランス時代の規格に概ね合わせていますので、トランス式よりはややレベルは高めだと思いますが、電圧だけで言えば、もともとのギター/ベースから出ているものよりは、抑えめの信号電圧になっているのが普通です。
そうしないと、ミキサーの方でMIC端子が歪んでしまいますし、さりとてラインレベルで受けられるほどは信号にパワーがない…というのが現実ですね。

この回答への補足

詳しい説明ありがとうございます!DIから出てくる信号の強さについては良くわかりました。それに、ちょうど、DIの出力インピーダンスもしりたかったため、大変助かりました。ありがとうございます。

しかし、説明をよんでいて、疑問がでてきました。

(1)アンバランス信号、バランス信号というのは何でしょうか?私が知っていることは、ケーブルにはアンバランス、バランスがあり、前者は音がいいが、ノイズに不利、後者は、ノイズに強い。しかし、ケーブルが長くなく、一般的な環境下ではノイズが入ってくることはあまりないので、アンバランスが良い、ということぐらいしか、知識がありません。これとおなじことが、アンバランス信号、バランス信号にもいえるのでしょうか?

(2)バランス信号を通すケーブルはバランスケーブルを、アンバランス信号を通す場合には、アンバランスケーブルを使うというのが正しいのですか?

補足日時:2008/12/08 12:06
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D.I.の回路設計によって、一概には言えないのですが、おおむね「マイクレベルよりはやや大きいが、ラインレベルにはほど遠い」くらいの信号レベル(ここでは電圧レベルと解釈下さい)になるのが普通です。



なので、D.I.からの出力は、ミキサー側ではXLRのマイク入力端子で受けます。ミキサーのマイク入力端子は、マイクの基本レベルの10倍くらいの信号は楽に受けられるようになっていますので、D.I.の出力は基本的にはカバーできます。
また、専用のD.I.boxでは、もっと大きい信号レベルの機器を繋ぐことも有り得るので、そういう場合に備えて出力レベルをミキサーのマイク入力端子の能力範囲内に納められるよう、出力を下げるスイッチが付いているのが普通です。

アンプ自体にD.I.については、機種によっては専用D.I.boxのように出力を下げるスイッチが付いていますし、その手のスイッチがない場合は、通常の使用範囲ならD.I.出力がせいぜいマイクの10倍程度までに収まるよう、あらかじめきちんとうまく設計されていることが普通ですね。

D.I.boxでは、電池等で内部に増幅回路を持っている物も多いですが、この時の増幅は信号レベルを上げる方向の増幅ではなく(あえてそのような増幅はしない)、出力自体は前述のとおりマイクの10倍程度にむしろ抑えるような回路構成になっている…と考えて差し支え有りません。
(増幅回路として意味がないように見えますが、「電圧はそのままかむしろ落として、その分電流を増やしてノイズに強くする」という、有る意味ちょっと特殊な増幅方法を取っているのが普通です。この方が音質的には有利なんです。)
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ご存知かもしれませんが、


DIの目的は録音機材やライブハウス等のPAミキサーに
ギターやベースなどのアンバランス出力をバランス出力に変換して
受けやすくするために使用します。
(詳しい内容は参考URLをみてください)

ギターアンプについているDI OUTのレベルは
プリアンプ部を通過したレベルが出ています。
なのでプリアンプで増幅した分だけギターやベースの
出力レベルよりは大きくなります。

参考になれば幸いです。

参考URL:http://www3.ocn.ne.jp/~you2003/term/di.htm
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