今年4月に母が大腸がんの手術を受け、手術は成功しましたが、9月に肺に転移していることが分かりました。 その後癌に関する本をたくさん読み、病院の標準治療は副作用の苦しみのみ大きく、転移した癌に対しては無力であること、また健康食品など多くの代替医療と呼ばれる手段も存在することを知りました。 母と話し合った結果、極少量抗がん剤療法という、副作用が出ない程度に抗がん剤を使用し、かつ健康食品等も併用していく先生にセカンドオピニオンに伺おうという結論になりました。 しかし直前に母がその先生のHPを見て些細な点に不信感を抱き、取り止めになってしまいました。 また私が探してくる健康食品も最初は有難がって服用するのですが、次第に「体調不良は健康食品のせいだ」「こんなにたくさんの種類買ってきて頭がもうパニック状態、たくさん」と言います。 私の部屋に癌関係の本を見つけると露骨に不快感を示し、「病気のことは頭から外しなさい。 私は気力で勝ってみせる。」と言います。 気力で勝つ位なら転移しない筈です。結果的に現在やっているのは時代遅れの(副作用が強くない)抗がん剤治療を中心に、私が買った健康食品の中から気に入ったもの数点の服用です。 あれほど抗がん剤を否定していたのに「その療法を選ぶ」という積極的姿勢ではなく、なし崩し的に抗がん剤の全量服用を選択してしまっている点、また私の買った健康食品も説明書もろくに読まずに、逆に発癌物質化してしまうやり方で服用している点(例えば生で摂取すべき熱してはいけない亜麻仁油という食品を、熱を加え炒め油として利用していた等)を知るにつけ、非常にストレスを感じてしまいます。
癌関係の本・治療法は、星の数ほどあります。 選択したものが正しいかどうかは分かりませんが、私としては一緒に納得したものを選び、腰を据えて治療にあたってほしいのです。 しかし母は同意しても翌日には意見が変わり、また先に商品を注文して渡そうものなら、押し問答の言合いになってしまいます。
そうした過去の経緯を思い出すと、母の言う通り、頭から外してもう手を引いてしまおうかとしばしば思います。 しかし、しばらく病気について黙っていると、今度は「少しは心配しなさい」 「健康食品も感謝して飲んでいるんだよ」と言ってきます。
また母と一緒に自分は自営の仕事をしているのですが、(正直一人でできるのですが、母の気分転換、或いは社会に参加している自覚を以って人生を投げ出さないで闘病をがんばってもらうべく、一緒に仕事しています。 まあ「来るな」と言っても来るんですが。)
仕事上の意見も食違いが大きく、母の意見も日替りで変わることから、そこでも(私は)ストレスを感じています。 正直癌の母を助けたいと思いつつも、完治するとずっと私の仕事にくっついてきてこの確執が続くのだな~と我ながら恐ろしい想像といいますか、矛盾した態度を取っている自分がいて嫌になります。
他に家族は父と姉がいますが、母はいざとなると私だけ頼りにしてきます。 また父・姉と私は折合いが悪く相談できません。 また相談してもろくな答えが返ってきません。
このまま母がなし崩し的に選んでいる主治医が勧める(死のベルトコンベアーに乗る如き)標準治療をサポートする自分でいるか、それとも星の数ほどある癌の治療法に関する情報から適切なものを集め、治療方針の可能性を切り開き、一緒に頑張ろうと粘り強く説得していくかで迷っています。 現段階、転移した母の癌は小さく自覚症状は出ていませんが、そうした症状が出るまであと僅かの期間しか残っていないと思います。 余命を意識するようになる肉体的にもつらい状態となった時に母は、「代替医療を駆使してでも助かりたい」と思うはずだと予想しています。 しかし食事法や健康食品と適切な量の抗がん剤を組み合わせた療法は、自覚症状の出ていない、肉体がまた本来の回復力を保持している今だからこそ間に合う・功を奏すると言われています。
要するに「流れに任せよう。」と考えている自分と、「時間が無い。 急がねば!」と焦っている自分がいて葛藤しています。 母が同意してくれさえすれば迷わないですが。。 ここ数ヶ月、治療方針に関する親子の言争いは、逆に体(免疫)に良くないと思っています。 黙っていた方がいいのでしょうか? 皆さんでしたら静観しているか、それとも代替療法に掛けるでしょうか?
私自身は、自分で調べることだけ進めておいて、いざ症状が進行し、母が同意してくれる段階になったら、すぐ行動に移せるように準備だけはしておこうと、しかし現段階では口論になるから本人には切り出さないようにしておこう、というのが現状取りうるベストの選択か?と思案しています。 アドバイスを何か頂ければ幸いです。
No.4ベストアンサー
- 回答日時:
私の親戚が癌で治療していますが、この質問は誰が「癌と戦っている」かを忘れておられるように思います。
癌と戦っているのは「母親」であって、質問者さんではないはずです。
母親と主治医が決めたことをあれこれ言っても、実際治療する側と治療される側の双方が納得できていない状態では意味が全くなさないと思います。
サポーターの質問者さんが1人で頑張りすぎている・走りまくっているとしか思えませんよ。
母親が「癌」についてどう思っているのか、客観的も聞いてくれる第3者がいればいいのですが。
一度、健康食品・サプリメントたぐいをおやすみして、お母さんから一歩はなれてみてはどうでしょうか?
それになんとなくですが、お母様、まだ癌であることに受け入れていないように思いますので、気持ちが決まるまでもう少し時間が必要かもしれませんよ。
私も、癌ではありませんが、闘病してる父がいる娘ですから、質問者さんの気持ちは十分わかりますが、病気と向き合っている人を必要以上に追い込んではいけません。
闘病している人間が治療選択の決定権を持っていることを忘れてはサポートできません。
治療選択が、客観的にみて遠回りでも、本人が納得できる治療がこそが一番適切な治療なんですよ。
お母様も質問者さんが治って欲しいと願う気持ちは十分に伝わっているはずです。
それが強すぎて、プレッシャーになっていませんか?
御回答有難うございます。
ところで99%の病院が(癌に関して)標準治療を取っていますが、中には休眠療法、食事療法といった手法を採用しているクリニックもあります。 そうした中から、母と一緒に納得し、極少量抗がん剤療法という治療法を採用し、延命効果を出しておられる先生にお伺いしようという結論に(当初)なりました。 その背景には、多くの識者が批判している標準的抗がん剤療法に対し、自分達も「これは絶対やめておこう」という思いがあったからです。 またそこに行っていれば、私の勝手な手探り健康食品でなく、医者の見識に基づく有効な組合せで摂取できていたのに、と非常に残念に思います。 結局今は近場の総合病院で、標準抗がん剤療法を、(母自身納得していなかったのにも関わらず)受けている状況です。主治医は選べたのですから、もどかしく思います。 母も最初の方針に元々同意していた訳ですから、「何で考えがそう頻繁に変わるのかな~」と思います。 ですが、今まで皆様から頂いたアドバイスを読ませて頂き、心の部分が欠落していた自分に気付きました。 強引に連れて行くより、現状受けている医療の中でサポートすることの方が、人として大切と分かりました。 皆様のメッセージと、私のここ数ヶ月の体験を重ね合わせるとより一層実感できます。
No.6
- 回答日時:
>「口は出さずサポート役に回る」のはまるで他人に対する態度のようです。
そうですかね。
我が父の癌との戦いですは、私らは原則を貫きました。
私らの役目は、「主治医との相談の仕方」、「主治医との治療方針の話し合いのあり方」の側面サポート。
そりゃー、色々と、質問の嵐でしたよ。
主治医の説明の細部になると、どうしても父には理解できないこともあります。
すると、早速に、「○○と言われた」との電話。
そういう理解不能に起因する電話相談には、これは必死になって応えました。
でも、それは医学書を読み漁ったぐらいではダメです。
先ずは、主治医から情報を得て、その意図・意向を知ってという段取りが必要でした。
また、そういう悩みに答える場合も、「治療方針には口を挟まない」を押し通しました。
主治医って一人だけじゃーないでしょう。
画像を撮影する技師。
画像を判断する専門家。
外科的治療の可能性を探る専門医。
内科的治療の可能性を探る専門医。
裏では、それなりのチーム医療が開始されている筈です。
この医療チームと父との信頼関係を維持し疑念を膨らますことなく治療に専念させるのが肝心。
さて、質問者は、そもそもが医療チームの治療方針を否定されています。
ですから、私とは、そもそもにスタンスが違っています。
ですから、両者の意見は交わることはないでしょう。
ならば、それが、お母様の意思なのか質問者の意思なのかということでしょう。
ここんところが問題かと思いますよ。
母の意思は揺れます。 また治療方針の是非に対してではなく、セカンドオピニオンに行った医師が気分のいい人か否かで、決めてしまうところがあります。
私は標準治療に対しては、どうしても不信感が拭えません。 やはり自分の家族には受けてもらいたくないです。 ですが、なし崩しとはいえ現状母が選択している以上、その中でサポートしなくてはならないと、質問を通して理解致しました。
主治医に質問をぶつけても、狭いエビデンスからの了見しか答えてくれませんので、現在の病院との関係において私は満足のいく答えは得られるはずもなく、質問をぶつけることはありません。
ところで乳がんの手術にしても、昔は乳房全摘が主流だったそうですが
転移している場合ははるか遠くまで転移しているので、女性が嘆く全摘をしてもしなくとも、結果は一緒だそうです。 それだったら乳房と共に人生を生きた方がいいと私は思います。 家族が調べず「お医者様の言うとおり」の態度でいたら、一律全部取られてしまうのです。 しかし違う手術をしてくれる病院を探すことはできます。
私の母の場合その選ぶ段階は過ぎてしまったようなので、今の環境の中でサポートしようと思います。
私の葛藤に時間をさいて付き合って下さり有難うございました。
No.5
- 回答日時:
本の影響ですっかり健康食品に洗脳されてしまっている感じがします。
気力がないから転移って、お母さんのお気持ち分かってらっしゃいますか?
友人でもいましたよ。
きっと、何もしなかった(健康食品など)から再発したのかもしれない、方法が足りなかったから転移したんだと言って、
最後には抗がん剤すら辞めてしまった人が。
質問者様もおっしゃってますが、星の数ほどの健康食品の中から合うものを見つけるって
時間と共にストレスになりませんか?
抗がん剤が厚労省に認可されて、健康食品がなぜ認可されないか?
単純に考えてみたことありますか?
私の父も、分かった時にはすでに転移していて抗がん剤とホルモン療法しか治療法がないと言われました。
あれから6年、父はまだ頑張ってます。
余命半年、手術もできないと言われて転院し、転院した先で手術した伯父は父以上に頑張ってます。
質問者様の焦る気持ちはよ~く分かります。
質問者様が焦るがあまり、お母様の方が落ち着くように心がけているのではないですか?
先は長いんです。
顔の見えない本より、主治医に思っていることぶつけてみてはいかがですか?
お母様に頼りにされているとのこと、カリカリした気持ちより、家族としての愛情でサポートできるよう頑張って下さい。
「気力がないから転移」とは書いてませんよ。 気力だけで治そうとする母に、癌はそんな簡単な相手ではないのにという意味で書きました。 また健康食品に洗脳もされていません。 癌に関し、効果が出ているとは言えない現在の医療にお世話になりつつ、可能性を探っている次第です。
後半部分は以前に回答下さった方と同じアドバイスを下さっていますね。 最初の数行を読んでから拝見すると、同じ内容なのに反発したくなる自分がいます。 という未熟者な私です。
No.3
- 回答日時:
こんにちは。
私の母も過去に子宮癌の手術を行い、質問者様のお母様を
心配する気持ちは痛いほど分かります。
まずは焦らずお母様の心を支えてあげてください。
お母様も人間です。病気を前に強くいられるはずも
ありません。
お母様の中でもおそらく前向きに考えたり、後ろ向きに
考えたり色々グルグルしてしまっているのだと思います。
コロコロ意見が変わるのも多分そのせいかと・・・。
不安なものから目を背けたい、又は病気に心まで犯されたくない
等の理由で質問者さんの気遣い(治療方針を調べたり等)を
拒否してしまってるのだと私は感じます。
質問者さんの心配する気持ちはきっと理解していると思います。
>母はいざとなると私だけ頼りにしてきます
その言葉通りお母様は質問者さんを頼りにしているはずです。
病気はまず気持ちを前向きにしていかなければいけません。
不安から精神的に不安定になっているお母様にイライラする時も
あるでしょうが、病魔と戦っているのはお母様自身です。
その事を忘れず大きな気持ちで受け止めてあげてください。
お母様の不安な気持ちを理解しなるべく(質問者様自身を含め)
焦らせないように共に頑張ってあげてください。
治療方針は頃合(お母様の精神状態など)をみてお話して、
お母様と質問者様自身が納得出来るような治療方針を決めて
いけば良いと思います。
あまり回答になっていないかもしれませんが、質問者様の文を
読んで治療方針云々以前に、気持ち的な問題のようにも感じ
アドバイスさせていただきました。
色々大変かと思いますが、お母様が完治出来るよう応援します。
頑張ってください。
御回答ありがとうございます。 おっしゃる通り「治療方針以前に、気持ち的な問題」ですね。 私は混乱してしまっている人に対し、しかも家族なのに共感能力に乏しい人間だと思います。 これを機会に人間的に成長できるようになれればと思います。 治療方針に関するお考えを拝聴したいと質問させて頂いた訳ですが、それ以前の問題が大いに関係していると分かりました。
No.2
- 回答日時:
お母様、大変お辛いでしょうね。
質問者のお気持ちもお察しします。
主人の母が癌で闘病しておりましたので、質問者様の文を読んで感じたことを書きたいと思います。
お母様の言動に、質問者様が困惑していらっしゃるようですが、それは仕方ありませんよ。
お母様も、ご自分のご病気に戸惑っていらっしゃるのでしょう。
怖くて仕方ないのかもしれません。
質問者様に出来ることは、話を聞いてあげて、お母様のサポートをすることでしょうね。
癌が進めば、抗がん剤の副作用で髪が抜けるだけでなく、御飯が食べられない、嘔吐を繰り返す・・・など、身体的にも精神的にもキツイ日々が続きます。
その時にいつも横で精神的に支えてあげたり、お母様が食べられそうな物を準備してあげたり、体をさすってあげたり、、、残念ですが、家族は、そういうことしか出来ません。
私は義母の闘病を見て、「笑っていると病気の進行が遅くなる」というのは本当だなと実感しました。笑顔だって「薬」なのです。
質問者様がアレコレ悩む気持ちも解りますが、一番は、お母様が「どうしたいか」です。
とはいえ、まだお母様も戸惑っていらっしゃるのでしょう。
落ち着く時が来るのを待って、納得されて、心穏やかに治療に専念するのが一番だと思います。
その治療の事ですが、質問者様がお母様と色々調べて少しでもお母様を助けようとしていらっしゃるのはお優しいと思うし、お気持ちも解りますが、やはり医学的な事は、お医者様に任せるべきだと思うのです。
実際、副作用の強い抗がん剤は、薬が合わず、副作用が苦しいだけの時もありますが、お母様にはどの薬が一番効くかお医者様と相談されて治療なさった方が良いと思います。
「これが癌に良かった」といわれる評判の良い物も、お母様に合うかは解りませんよね。
お医者様だと、癌の患者さんをたくさん見てきてらっしゃるし、間違いないと思います。
今は、入院が必要とかではなく、ご自宅で生活出来る範囲ですよね。
副作用がきつくても、元気なうちに癌の進行を食い止めた方が良いかもしれませんね。
病院に不信感を持ったならば、他の病院でも良いだろうし、
とにかく、お母様が安心して治療できる環境を整えてあげましょう。
(もうご存じかと思いますが、横浜のクリニカETという病院はとても優秀な先生がいらっしゃいます。予約でいっぱいですが行ってみる価値はあると思います。)
質問者様は、お母様から家族の誰よりも頼られてるご様子なので、頑張って、支えてあげてくださいね。
うまくアドバイス出来ずに、すみません。。。
御回答有難うございます。 読ませて頂いて思ったのですが、私は情報を収集しオールorナッシングで母に選択を迫るだけで、肝心の心に寄り添う部分ができていなかったように思います。 本当に私事ですが、仕事上母と行き違う部分と、病気に関し考えが行き違う部分が混在してしまって、闘病において母をサポートする姿勢として余りに合理的すぎたように思います。 家族として「そっと寄り添うこと」が肝心と気付かされました。 有難うございます。
No.1
- 回答日時:
船頭はあくまでも主治医。
主役はあくまでもお母さん。
質問者は、口は出されないでサポート役に回られることが大原則。
この原則を無視されてはいけません。
御回答有難うございます。 もしも病気の種類が「癌」でなければ、書いて下さった原則に100%同意です。 しかし癌に対して病院が現在取る方法は、抗がん剤で癌細胞も患者も徹底的に痛めつけ、本人は弱る一方なのに、癌細胞は耐性を持っていずれは復活する、そこで抗がん剤の種類を主治医は変える、癌細胞は再度一時的に縮小するが益々鍛えられて復活し、とうとう何の抗がん剤も効かなくなる、その間本人は、何もしなければ癌末期の間病気本来から来る苦しみだけで済んだのに、抗がん剤の副作用の苦しみも含め、生きてる間ずっと苦しんで死ぬ、という過程を経ます。 しかし何もしなかったら通常1年で亡くなるのが、抗がん剤をやったから1年プラス3ヶ月伸びでしょ? ほらやって良かったでしょ?というのがどこの病院に行っても勧められる癌に対する抗がん剤の標準治療とのことです。 データを取って臨床試験としているため(=例外は認められないことから)、抗がん剤の量を減らしてもくれません。
その事実を知っていながら、「口は出さずサポート役に回る」のは
まるで他人に対する態度のようです。 家族ならば可能性のある方に掛けたいと思っているのですが。。
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